6/26 オーバー30歳コンテストのネタと主人公、なんだけど……
剣と魔法の世界のショルダーガード(※)を背負ってる気分です。
肩がね、ガチガチなんです。
整体師の年若いお兄さんに『ちょっと……これは……』と言わせるぐらいの硬さです。
そのうちあずきバーを超えるかもしれません。
さて!!
オーバー30歳主人公コンテストの為のネタだし中!
大どんでん返しを考えてるよっ!!
あ、前回エピソードの応援メッセージで、須──ゲフンゲフン、監視者Sさん(※本人希望で名前を伏せております)がアドバイスくれてるよ!
先がね……気になるネタを例に出してたよ……
鼻輪が……鼻輪が……どうなるのっ?!
そんなアドバイス(※詳しくは前回エピソードの監視者Sさんからの応援メッセージ参照)を受けて、ちょっと考え方を変えるよ。
折角だから、みんなも読んでみてね。
是非ね。
監視者Sさんのあられもない姿を見てあげて!!
で。
私、どうしてもストーリーや展開重視でキャラが後付けなのね。
でも、オーバー30歳主人公コンテストの選考委員である富士見L文庫さんのメインジャンルは『キャラ文芸』。
キャラ重視。
キャラ命。
キャラだよキャラ。
だから、大どんでん返しを考えるものいいけど、そもそもどんなキャラで書くのかを考えないといけない。
監視者Sさんの例もそうだった。
最初にまずAという要素(この場合キャラ)を出さなければならない。
そのキャラをどう転がすかによって生まれるストーリーの、『お約束』を破るのが大どんでん返しなのだ。
大どんでん返しから考えても他が霞むし、キャラが生きてこその大どんでん返し。
そのキャラに『マジでか……』と膝を折らせて初めて『面白い!』となるってもんだ!!
と。
いうワケで。
いつもはやらない(というか、出来ない)んだけど、主人公から考えていこうぜっ!!
………………
………………
と、いう事で主人公についてツラツラつらつら考察内容を書いたけど、全部消した。
後々になって、色々思う事があった為だ。
今回、選考委員が富士見L文庫さんとの事だったので、試しに既刊作品を読んでみた。
カクヨムで無料公開されている分だ。
ガッツリ女性向けではなさそうな、でも女性が好みそうである感じの男性作家さんの作品を読んでみた。
カクヨムでは途中までの公開だったが、見事に電子書籍版を2巻まで買って貪り読んでしまった。
これが、出版に値する作品なのか、と感銘を受けた。
今までも、カクヨムやなろうで出版作品を読んできた。
殆どの場合、出版前の改稿されていないものである。
なかにはなかなかの荒削り作品もあったが……
共通したのは『読ませる力』
先が気になって、結局先へ先へと読んでしまう。
これが、大賞をとれる作品と自分の作品との『絶対的な違い』
例えば先日読んだ富士見L文庫から出版されている作品は。
まさに、監視者Sさんが応援コメントで入れて下さった構成そのままだった。
A:女主人公がいて、B:好敵手となるイケメンと戦場で出会った。
普通、そこから予想されるのは、AとBのC:ロミジュリ的なストーリーであるが……
その作品は違った。
ロミオはBではなかった。
いや、ロミジュリ的でもなかったなぁ。
いや、そこからが面白かった。
どうなるの? どうすんの? ええ、どうするのっ?!!
と、結局買ってまで読了してしまった。
後悔はない。
金出した甲斐はあったというものだった。
1作の中での大きな起承転結、そのそれぞれの中にも起承転結があり、更に監視者Sさん的ABD(※勝手に命名)が散りばめられている。
その作品は、大きく分類するなら『成り上がり系』。ほんのり『ざまぁ系』であり、ミステリ要素もあり。
成り上がり・ざまぁ系では重要なのはヘイトキャラですが……
素晴らしいヘイトキャラが出てきます。
もう、引っ叩いてやりたいぐらいのヘイトキャラです。頭いいヘイトキャラで、当初読み手がギャフンと言わせられます。
でも、少し理解できる部分もある。
と、いった感じでヘイトが素晴らしいので、主人公などが映えるんですよね。
これが『キャラ文芸』か……
書ける気がしねぇ……
……………………
……………………
と、いうところまで書いて力尽き、数日また空いてしまった。
やはり。余裕が出来たのではなかった。
余裕のなさが突き抜けていた。
お陰様で4日間原因不明の熱で寝込んだ。
まだ熱は下がってないが、どうしてもやらなければならない作業があり、その為に今日は片道4時間かけて遠征。
移動時間が死ぬほど暇なので、続きを書いています。
熱が出たのはキャラ文芸の奥深さにビンタされたからかもしれない。
仕事場でいつも隣に座ってる人が軽い肺炎を起こしたまま出勤してて
ホワイト会社なのに作業はブラック並みだね☆
3年ぐらい休みたい……
そんな話はいいわ。
キャラ文芸だよキャラ文芸。
監視者Sさん方式ABDをやるにもまずはキャラ。
さて。
オーバー30歳主人公のキャラは、どんなものが良いのか?
万人に好かれる、という事は有り得ない。
天才系や無双やっちゃう系は、鼻に付く。
ヤレヤレ系主人公なんて特に嫌い。
ヤレヤレ系主人公については、
タカナシさんが【ジョジョオタの私が宣伝の為、エッセイやってみた。 第3部 ドラゴンノベルス編】で語ってるよ。
下記エピソード参照。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889422668/episodes/1177354054889560406
例に漏れず、承太郎さんは例外ね。
大人になってしまったからか。
受け身主人公には嫌悪感すら感じる。
ただ口を開けて空を仰いで待ってたって、餌は落ちてこないのだ。
ただ何となく生きているだけでは、異性にモテないのだ!
狩りに出ろ!
お前はハンターだっ!!
大剣振り回して大型モンスターを狩り尽くせ!!!
違った!!
それモンハン!!
私は受動的な生き方っていうものに、どうも違和感を感じてしまうタイプだ。
物事は、自分が動かなければ何変わらないか、悪い方へと転がっていくものだと思っている。
絶対権力者のもとに生まれ落ちてない限り、何もせず相手が
そんな成功者の物語なんて、源氏物語だけで充分だ。
小説は作家の意のままなので、ヤレヤレ主人公が斜に構えて世界を冷淡に眺めていたって、何故か主人公に都合の良いように事件が起こり、巻き込まれ、勝手に大団円へと集結する。
そんなんつまらん!!!
作者都合っ!!!
(※ちなみに、光源氏はヤレヤレ系ではない。ちょっと噂に登った女の子のところへ率先して参上している。そして、島流しにされたって現地妻を作るぐらいアグレッシブ。コイツの辞書には『自重する』という言葉はない)
望まず事件に巻き込まれたとしたって、解決する為に全力尽せよ! 解決したいんだろ?!
解決する気がないなら最後まで傍観してろ!! もしくは消えろ!!(暴論
『ヤレヤレ』と言うのは強さの裏打ちのつもりなんだろうけど、ならばヤレヤレ言うのは事件解決してからにしろっ!!
承太郎さんのようになっ!!
私は、事件に巻き込まれてしまったとしても、解決の為に恐怖に膝を大爆笑(※)させてでも立ち向かう、ヘタレでも頑張る主人公が好きだ!
問題を解決するには、受動的ではダメだ!
能動的に動くのだ!!
だからと言って自ら問題を引き起こすタイプの主人公も苦手だけどなっ!!
あと、難聴系や超絶鈍感系(※)も!!
……うーん。
消去法で苦手属性を消していくのはいいけど、そうすると特徴のないタイプになっちゃうなぁ。
やっぱ、主人公作るのって大変だ……
悩む……
***
【ショルダーガード】
剣と魔法の世界だと、肩を守る為の鎧。
ラグビーの選手とかも着てるよ。もっと軽量化されてユニフォームの下とかに着れるレベルだけれど。
肩パッドって言うと、バブル期のスーツを思い出すのは何故だろう……
【便宜を図る】
べんぎをはかる。
ここでは前者の意味。
この『便宜』から転じて、『よろしく』に『宜しく』という漢字が当てられるようになったんだって。へー。
『だからビジネス文章で、「宜しくお願いいたします」は相手に便宜を図ってくれと言ってるもんだから間違い! ひらがなを使うべし!!』って鼻息荒く解説してるサイトがあったけど、どのみち『よろしく』自体がそもそも、ちょうど良い具合にしてっていう意味があるんだから、その指摘には首をひねるわ。
ビジネスマナーって実は嫌いなんだよねー。無意味に無意味を重ねて、もはや害悪に成り果ててるものもあるから。
まぁ、相手が気分を悪くしない程度、相手の手を煩わせない程度の事は必要だと思うけどね。
会社の電話は出たらまず自分の方から名乗るぐらいはして欲しいかな……
自分の携帯じゃねぇんだからさ……
まぁ『はい』しか言われなかったら『xx会社でしょうか?』って聞くけどさ。聞くけどね……一瞬間違えたかと思うじゃない……
【膝が大爆笑】
膝が笑う、を誇張した書き方。普通の慣用句ではないから注意!!
膝が笑う、とは。もともとは、膝がガクガク震える事。疲労などで膝に力が入らない事により、発生する現象のこと。
本来は恐怖によるソレは当たらないらしいが……使っちゃダメかなぁ……
ダメですかね……教えて! 誤用警察様!!
(https://kakuyomu.jp/works/1177354054889566338 )
【難聴系や超絶鈍感系】
ラノベや漫画に多い主人公のザックリタイプ。
難聴系とは、ヒーロー・ヒロインが結構な音量でデレた言葉が何故か聞こえないタイプの主人公。
『難聴』そのものの言葉はかなり機微なので、スラングだとちゃんと認識し、あんまり使いまくらない方が吉。
ちなみに、私もかなりの頻度で人の言葉が聞き取れない。目の前にいても。周りの雑音に消されてしまって聞こえてはいるけど言葉として認識出来ない事が多いんだよー。
超絶鈍感系は、鈍感の更に上をいくヤツ。
真っ向から好意をどストレートに示されても、何故か勘違いして気づかないヤツ。もはや社会生活が困難なのではないかと心配になるレベル。
ある程度までは鈍感は許容出来るが、度を過ぎるとイライラが募り嫌悪感にまで昇華する。
だからラブコメが苦手なのだ……
***
希望により、一部名前を伏せたりして訂正しましたよ。
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