5/31 エンディングって重要。私にとっては。

 カクヨムコン4の結果が発表になりましたね。


 ま、メールが来なかった時点でお察しなので、ショックでもなんでもありません。

 ……むしろ、よく中間を突破したなぁと思ったよ。


 と、いうワケで、残すところ大きなコンテストは、ドゴノコン(※ドラゴンノベルコンテスト)と、ファミ通文庫大賞かな?


 参加してる方々、頑張って!!!


 次にある大きなコンテストはカクヨムコン5かな?

 その間に小さなコンテストはいくつもあるだろうけど……少し時期が空くから、もう1つぐらい大きなコンテストあるかもね。


 さてと。

 そんな事よりネタだよネタ。


 全然進まないよ。

 何よりも優先させたい私の秘蔵っ子作品のネタ。

 詰まったよ。


 書きたいシーンと設定とオチが繋がらない。

 なんでだろ?

 いつもだと、書きたいシーンが浮かんだら比較的スルスルと書けるのに、今回は全くダメだ。


 もしかしたら、書きたいシーンの為に、書きたい設定やオチを全部捨てる必要があるのかもしれない。


 私にとって、『書きたいシーンを描写する』が全てのモチベーションです。


 設定より、オチより、何より重要。


『数多の誰かの物語』だと、全章全てにある離別のシーンです。

『離別』といっても、作中に出てくるヒーローとヒロインの離別ではありません。


『僕』(ストーリーテラー(※))と、登場人物との離別の瞬間です。


 人生、どんなに仲の良い人でも大切な人でも好きな人でも愛してる人でも、

 必ずその人と離別します。


 私は、その瞬間が書きたい。

 仲良くなった人との離別──


『別れざるを得なかった瞬間』が、ね。


 毎回、ストーリーテラーである『僕』は、その瞬間に心が砕けそうになったりします。


 それが書きたい。


 ……うーん、仕方ない。

 今回は、色々考えていた設定、全然捨てるぞ。

 イチから構築し直しだ。


 がんばろー。



 あ、ここで気づいた方は気づいたと思うんですが、

『数多の誰かの物語』は『メリーバッドエンド』であり『バッドエンド』です。


 この『メリーバッドエンド』という言葉、つい最近カクヨムで知ったよ。


【公爵夫人の秘密の引き出し】

(https://kakuyomu.jp/works/1177354054888780953 )

 作者:松宮かさねさん

(https://kakuyomu.jp/users/conure )


 KAC2で出会いました。


 メリーバッドエンド、とは。

 読み手にはバッドエンドを見えるけど、登場人物たちにはハッピーエンドである、もしくはその逆、という物語の終わり方。


 私の書いてるヤツ?

 救い?


 ないよ。


 人生には救いのない話の方が多いんだよっ!!


 と、いうか。

『そうせざるを得ない』を書きたいので、自然とバッドエンドとかになるんだよね。


 人の人生を丸ごと1つ書いたとして。


 最期は必ず『死による離別』でしょ?

『死に別れるしかない』でしょ?

 でもその離別が、登場人物たちにとって『悲しい別れ』とは限らない。(別れそのものは悲しくてもさ)

 幸せで人生終わる人もいる。


 あ、丁度いいサンプルがあるではないかっ!!


【紙とペンと、それから】

(https://kakuyomu.jp/works/1177354054888835600 )

 作者:水沢ながるさん

(https://kakuyomu.jp/users/mizunagaru )


 まさに、この感覚?

 ちょっと違う?

 まぁ良いではないか良いではないか。


 私は、小説の終盤で、こう、心を『ガッ!!』と鷲掴まれる話が読みたいし書きたいのだ!


 その為には、順風満帆じゅんぷうまんぱん(※)な人生で『めでたしめでたし』で終わって貰っては困るのだよ!!


 いつも読んで下さる木沢さんも応援コメントでおっしゃっていた!

『ハッピーエンドとバッドエンド。

 みんなやっぱり最後はハッピーを求めるけど、一生の心に残るのストーリーはやっぱり切ない方なんですよね。』


 私はハッピーエンドが好きだ!!

 でも、心も鷲掴みされたい!!

 としたら、メリーバッドエンドしかないんだよ!!!


 ……はぁ、はぁ。

 体力ないのに(心ん中で)叫んじまったよ……

 まだまだ私も若造って事か……ははっ。


 ただ、須藤二村さんも応援コメントでも言ってくださってたんだけど

『家庭用ゲームに例えると、ひたすら敵を殴って斬って撃ちまくって、そこに求める感覚としては俺ツエーが当たり前で、敵にやっつけられたいとか思ってやってる人は少ないですよね。物語でストレスを与える行為はNTRやリョナ指向の変態に向けて書いてることを自覚をしなければならないのだと思いました。』

 と、あるように。


 ただでさえ『バッドエンド』は好む人が少ないんだから、自分が書いてるものはニッチな層(※)にしか受けないんだという事を意識する必要はある程度必要だし、ニッチ層向け、という事を作品紹介の時に匂わせられると良いのかもしれない。


『ネタバレ厳禁』はそうだとして。

 作品の傾向は、やっぱり作品紹介に書いた方が良いのかもしれないねぇ。

 ザマァ系、成り上がり系、俺TUEEE系、悲恋、コメディ、シリアス……etc。

 ハッピーエンドかバッドエンドか……


 ああ……でもそうなると……『31cmの贈り物』はなぁ……書けない。その部分が叙述じょじゅつトリックの集大成だから。


 ものによるのか……

 でもなぁ、うーん……


 結局コレ答えが出なさそうだなぁ。

 最終結論は『自分の好きなように』に着地してまう。


 ふむ。

 人間千差万別。

 好みは人それぞれ。十人十色。

 世の中全ての人に刺さる作品なんて存在しない。

 何故なら『みんなが好きなものを嫌いな人』という、天の邪鬼あまのじゃく(※)の中の天の邪鬼あまのじゃくな人がいるからだ。

 だから


『自分ならこう書かれていたら読んじゃう!』


 というものを目指して書くしかないんだろうなぁ。



 よし!

 頑張ろう!!


 と、いう事で今回もネタは全く出なかったねっ! ははっ!!


 次頑張ろう次!!



 ***


【ストーリーテラー】

 物語の語り手の事。

 厳密には、物語を語って聞かせるのが上手い人の事。作家もここに含まれる。


 元々は、落語家のような感じ? なのかな。

 ググっても同じ言葉しか出てこなくて、もっとニュアンスを調べたかったんだけど、日本語だと難しいみたいだなぁ……


 もともとは『ストーリーテリングをする人』の事(まんまだな)


 ストーリーテリングとは、うーん……まさに『数多の誰かの物語』の『僕』がやってる事なんだけど、物語(この場合、相手に伝えたい事柄や教訓、意図などの事)を、相手に問いかけたり応答や反応を見ながら話す事。

(※『僕』が読み手ではなく第三者に、同じようにやってます。描写はほとんどないけど)

『読み聞かせ』や『朗読』とやってる事は近いんだけど、台本がないのでその場の即興で変えることもある。

『落語』に近いんだけど、アレも台本があるようなもんだからなぁ……うーん。


 ま、厳密な意味の方はいいや。

 取り敢えず、物語の語り手、で覚えておくと、まぁ間違いはない。


【順風満帆】

 じゅんぷうまんぱん。

 順風じゅんぷう=追い風、満帆まんぱん=いっぱいに風を受けてる状態。

 それにより軽快に航海している様から転じて、物事が思い通りにすんなり進む様。


 人生はこうであって欲しいが……


 私は不幸体質の人間なので、物事が上手く行くと、逆に『こっから不幸の大どんでん返しがあるのでは……?』と不安になる。


 全てがすんなり進んで本番リリースした直後、致命的な仕様漏れが発覚して、慌てて旧システムに戻す事になり徹夜、そして緊急改修で一ヶ月休みなし、とか、散々な目に遭っているからかもしれない。


 ほら、夜勤の看護婦さんの間にもあるやん?

『今夜は落ち着いてますね』

 とか、言った途端にナースコールの嵐、とか。


『嵐の前の静けさ』


 だよ。

 安定は不幸の始まり、みたいな……ね。


 私、疲れる生き方してるよね……



【ニッチ】

 隙間、という意味。

 マーケティング用語、なのかな?

 市場で大規模多数を占めるものではなく、その間に存在する小規模な分野のこと。

 小規模なので、大企業はコスパが悪くなり手を出さないから、中小企業が狙う市場。


 大規模分野と違い、その手の人には需要と供給のバランスが悪く、需要>供給、になりがちなので、その層を狙い撃ちしたモノは、長年のファンになってくれたりする。


 自分がそもそもニッチ層なので、ニッチ層狙い撃ちしてるつもりもないのにそうなっているという、揺るがない事実には目をつむる。



【天の邪鬼】

 あまのじゃく。

 妖怪や悪鬼、神であるモノの事なんだけど、ソイツについてはググったら簡易的に説明出来ない程解説が長かった!! 歴史深い!! 日本凄い!!

 詳しくはググって!!


 ここでは『多数派意見に反発を抱く、素直じゃない人』の事。


 天の邪鬼さんは素直じゃないので、『イチゴ美味しいよね!』ってみんなが言ってたら、例え本当はイチゴ好きでも『えー、そう?』とか、心にもない事を言っちゃったり思ったりする。


 自分で『素直じゃない』と理解してればいいんだけど、抱いた反発心に引っ張られてイチゴが嫌いになってしまう人がいる。

 タチが悪い。


 どうでもいいけど、私は関東に住んでるのに『苺』の発音が東北系。

 どうしても直らない……直す気もない。

 が、都度ツッコミを食らう。

 いいじゃないか!

 アナウンサーじゃないんだからさっ!!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る