5/25 ネタバレありとなしの相容れない関係
本日。
ドライアイのせいで
目から鱗が剥がれ落ちた事があった。
橘ミコトさんからの応援コメントである。
『読者によっては展開の読めない作品は敬遠される事もあるんですって。
最後のどんでん返しで裏切られた、など。』
なん……だと……?
まさか……そんなっ……
え……本当に……? 本当にそんな事が……?
と、思ってたら。
とある方の評論にもガッツリ。
『作品説明のトコに、結末まで含めたあらすじ書いて。その方が人に読まれますよ』
と書かれていた。
マジか……
マジなのか……
えー……
そうか。
そういう人も少なからずいるのだなぁ。
そういう人達はまさに『自分が思う展開の、自分の地雷(※)のない、自分が萌えるようなものを、ただひたすらそれだけを読みたい』のだそうだ。
そして、推しが途中退場してしまったり、大どんでん返しされると『傷ついた!!』と感じるようだ。
傷つくんだ……
そうか……ごめんな。
今まで不思議だった人がいる。
レビュー本文に結構致命的なネタバレを書いちゃう人がいた。
『xxが良かったですー!』
いやいやいやいや! それ言っちゃアカンやろ! オチやぞ?! ミステリーで言ったら犯人や!!!
でも。
確かに。
本でだって、巻末から読む人もいるそうだし、それもそうなのかもしれない。
ただ、そんな『作品紹介に結末まで書いて!』という方で、レビューにそのノリでオチを書いてしまう方々へ。
私のように、作者ににやにやニヤニヤされながら振り回されたいタイプの人間もおるのですよ。
……できれば言わないでおいてもらえると嬉しいな(優しい笑顔
あと。
個人的に。
私とか、オチを知ったら『読む必要を感じなくなる人間』もいますんで……
そこも理解しておいてくださると嬉しい……
私にも地雷があるので、少し気持ちは分かる。
ただ。
少しだけ気になるのは。
『好きなものだけをチョイスしてると、視野が狭くなるのではないか?』という疑念。
よく聞くのは『自分の正しさの補完』
ネットが発達した今では、世間の声の大きいものだけではなく、『自分と同じ意見』だけを抽出する事が容易になった。
例えば、世間的大ヒットをした『君の名は。』について、私は1mmも気持ちが動かなかった。
自分の感性がぶっ壊れてるのかと心配になり、ネットで検索してみたら、同じ事を感じていた意見が沢山出てきた。
なので安心したのだが。
これが『自分の正しさの補完』行為。
その時の私の検索ワードは
『君の名は。 つまんない』
である。
こんな検索ワード入れりゃあ、そりゃ『つまんない』という感想ばっかりが出てくるわ。
星の数ほどあるネットの情報。物凄く少数派の意見であろうと、ピンポイントで検索ワードを入れれば、同類意見が少なからず出てくる。
そうすると、『ああ、自分の意見は少数派ではなかったのか』と錯覚するのだ。
本当は、数十万ある『面白かった!』という意見の中の、たった数百の『つまんなかった』という情報でも、個人が仕入れられる情報の数としては膨大だ。
でも、あんなピンポイントで検索ワードを入れた私には、数十万ある『面白かった!』の意見は見えない。(だって検索結果に出てこない)
私は自分がマイノリティである事はその時理解してたので(あんだけテレビで取り上げられりゃね)、取り敢えずロンリーではない事を知って安らかに寝た。
そうじゃなかった場合。
自分がマイノリティではないと理解していない場合。
最悪
『マイノリティは自分と違う意見の方だった! 正しいのは自分! 間違ってるのは自分と違う意見!』
と誤解したまま終わってしまう事も多い。
特に、ネットの世界は、極論や声のでかいネタの方が目立つように出来ていて、大多数の物言わぬ人達の意見は全く反映されていない。
そう、ネットの世界の情報はその殆どにそもそもバイアス(※)がかかってるのだ。
ネットに情報をあげない人の意見は、当然ネットには出ないからね。
ここでふと気になった。
カクヨムでもなろうでも、一世風靡している『異世界転生・転移』
本当に一世風靡してるのだろうか?
これ、バイアスかかってないのかな?
確かに、無料WEB小説では
でも、世間一般では、それほどではないんじゃないかなぁって。
例えば対象を、『WEB小説』からただの『小説』まで広げていったら、その中で異世界転生・転移ジャンルって何割?
漫画なら? 映画なら? 『娯楽』まで広げたら?
カクヨムはWEB小説で、かつ、書く人の意見が目立つ。
当然、そういった人達も、カクヨムを利用しているのだから、読むのもWEB小説がメインだろうな。
だとしたら……
つまり何が言いたいかってーと……
……なんだっけ?
あ、そうそう。
結論まで考えてなかった。
『バイアスかかってんじゃねーの?』
って気づいただけだった。
結論ありきで書けやー。
と、いう声が聞こえてきそうだごめんなさい……
ただ気づいただけの現時点で言える事は、『意外と、今流行りと言われてるジャンル以外でもイケんじゃね? って思った』って事です。
ホント、皆さんの貴重な時間を使ってスミマセン……
と、いう事で。
ちゃんとネタ考えようぜ☆
今回、解説はガチ真面目に書いちゃったから、あんまふざけてないし!!
そういえば。
応援コメントを下さった須藤二村さん(https://kakuyomu.jp/users/SuDoNim )の返事を書いてて浮かんだネタがあったんですが。
魔法にハッキングする話。
使われる魔法に主人公がハッキングをかけて、自分に都合の良いように書き換えてしまうような、魔法とITを混ぜたような話。
あ、私ムリっす。
前にも述べましたが、設定から小説書けないんで。
誰か書いてくんないかなあー。
プログラムの知識は出すからさー。
『プログラム監修:牧野麻也』って書いといてくれればいいからさー。
(他力本願
書きたいシーンが浮かばないんだもーん。
今ある『書きたいシーン』は『数多の誰かの物語』のだけなんだもーん。
他……なんか、生まれないかなぁ。
書きたいシーン……書きたいシーン……書きたいシーン……
うーん。
感傷的なシーンの方が好きなんだよねー。
…………。
こんな、グダグダ私の脳内の無駄知識をひけらかす(※ひけらかしてない。全部ググってるからそもそも私の知識じゃない)事なんかせずに『サイバーセキュリティと私。』みたいな、苦しみ身悶え地獄の業火に焼かれながらネタを捻り出してる姿を見せる方がいいのだろうか……?
……。
……。
寝よう!
おやすみ!!
***
【地雷】
ここでは、戦争で使う人を殺す為の兵器の事ではなく。
触ると(心が)大怪我してしまう、苦手なものや嫌いなものの事。
私の場合、近親ものや幼馴染もの。血の繋がらない家族〜も、それが恋愛に発展したら大地雷。
近親ものが生理的に無理で、幼馴染や血の繋がらない〜もそれに感覚は近い。
私には実際に、恐らく幼馴染好きが憧れるような『生まれた時から一緒に居て、何をするのもずっと一緒』だった幼馴染がいた。
ぶっちゃけ、そんなのただの血の繋がってないだけの兄妹である。
ついでに。擬似的な『血の繋がらない家族』もいた事があるので、それもほぼ同じ理由でNG。
そのお陰様で、体は子供で頭脳は大人の推理ものは苦手です。
近親ものは倫理的な事もあるので避けるのは簡単だが、血の繋がらない〜も幼馴染も、恋愛ものではかなりの頻度で出現するので……下唇噛み締めながら読んでいる……。
そのおかげか、少し慣れた……。
【バイアス】
偏り。
『ジェンダーバイアス』や『認知バイアス』という言葉があるんだけど……
例えば『生存バイアス』の1つの例題を。
この世はその殆どの事柄に『生存バイアス』がかかってます。
何故かって?
『今の時代には生き残ったものしかない』からだよ。
そりゃそうだ。消えたんだから、残ってるわけがない。
でも、消えたからといって『存在してなかったワケではない』んだけどね。
例えば身近な『妊娠出産』。
一度は聞いた事がないだろうか?
『みんな産んでるんだから大丈夫だよ!』って言葉。
そんなワケありません。妊娠出産は病気以外では世界で最も高い死亡率の一つです。
でも、なんでそんな言葉が生まれたのか?
そりゃそうです。
妊娠出産で死んだ人や死んだ子供の後継者はいませんからね。
今存在してる全ての人間は『無事に産まれて成長して子供を残せた人達の末裔』だからね。
死んだ人は判断材料の母数にも含まれない。
だから『みんな大丈夫』に繋がる。
これが、生存バイアス。
……すみません。真面目な事しか言えなかった……
【
せっけん。
広い範囲を手中に収めること。転じて、世間でめっちゃ売れること。
なんで席を巻くねん、と思っていたら。
席=むしろ(藁で編んだ敷物)を、端から丸めていくように、陣地を取っていくこと、だそうな。
へー。へー。へー。
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