第48話 青空とあなた
珍しく、あなたが、とても幸せそうな投稿をしていた。
嬉しいと同時に、ちょっとだけの淋しさも混じってしまった。
ダイレクト・メッセージも入っていた。
私の不安定で、やたら長い文に
丁寧に答えてくれていた。
あなたの、正体?は、まだ、謎な所が多い気がするけれど
落ち込んで居たり、体壊して居たり
淋しいとか、孤独死なんて
例え冗談でも言ってた、あなただから
とってもほっとしたの。
でも、
今日、私は、辛かった思い出と
たった独りで、まるで全ての人が敵に見えてしまう今日に
頭がおかしくなりそうで、泣いて
減る様にしていたお薬
また沢山飲んでしまったの。
あなたが、幸せなのは、とっても嬉しいのに。
私を愛して、抱き締めてくれる人は
もう、この世にはいない人なのでしょうか?
私と同じ年だった頃の
私の魂を救ってくれた
憧れの届かない「あの人」の姿と声を
ずっと、流して
過ごしています。
また、あなたが心癒されると言ってくれた
私の拙い写真を
青空を
また、贈るね。
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