売れっ子官能小説家は超絶美少女JK(Job Known)だった?
別冊その2・・・「俺がラノベの世界へ転生したら可愛い女の子になっていてその世界は女の子だけの世界で、俺は支配され掛けていたその世界を救う!」・・・
別冊その2・・・「俺がラノベの世界へ転生したら可愛い女の子になっていてその世界は女の子だけの世界で、俺は支配され掛けていたその世界を救う!」・・・
あらすじ
タイトルの「官能小説家」と言う主人公香波 愛華が職業として書いている小説・・・
本当は一般作品を世に出回せたかった彼女の想いとは裏で商業デビューした作品がまさにこの「官能小説」・・・
ただ、一般的な官能小説とは違い、彼女は現役女子高生であり、勿論18歳以上の作品は書く事は出来ず又、彼女自身もその様なお話には無縁の存在であったが為、悩みに悩み抜いて書いた作品が新鮮さ、斬新さを生み人気になったのでした。
ペンネームも不可思議な八鬼人空(やきにく) 食多郎(くうたろう)
と一見ギャグみたいな名前も彼女の発想ならでは・・・
何作か発表後、慣れて来た彼女も一般作の話が舞い込んで来て、パートナーである加賀谷 政樹と共に新しい作品を書く事になったが、その後、今度は愛瀬 瑠奈と言う元々のペンネームを使い、今度は政樹と一緒に官能小説(一般向け)を書く事になりました。
今日は別冊の2作目、その愛華と政樹の愛の結晶である初の共同作品である官能小説の1冊の本の中のお話を1話分にしたためた内容で皆さまにお届けしたいと思います。
次回より本編の方も新たな展開としてお届け致します。引き続き、「売れっ子官能小説家は超絶美少女JK(Job Known)だった?」をご覧下さい。
俺はオタクだ!
それも偏った嗜好がある!
そう、百合好きなのだ!!
って何変な事言ってんだ?誰だって嗜好が偏ったり人に言うと恥ずかしい様な性癖だってあるだろ?
成績優秀、文武両道、告白だって受けて来た!
だが、やはりこの手の趣味を人に話するのは苦手だ・・・
俺の名前は、天道(てんどう) 龍介(りゅうすけ)、天の道に龍・・・名前負けしない様に強くなりたいと思い、ずっと鍛えて来た!
現在高校3年生。
そんな俺にはもう一つ好きな事があった!
そう!それは、ライトノベル・・・
一人になれて小説の世界へ没頭出来る。それからライトノベルと言うものは小説の様にガッチリ文字の世界とは少々違っていて挿絵が入っているからキャラクターのイメージもしやすく軽い!まさにライトな小説なのである!!
そんなラノベ、現在ありとあらゆる作品が所狭しと書店では並んでいるのだが・・・
そんな多種多様な状態で俺が好きなジャンルと言えば・・・
「百合小説」
だ!女の子がこう、イチャイチャしている姿、まさに美しい!
男がこうイチャイチャしているのを見るのは俺は男だし抵抗があるが・・・
やはり自分には見えていない世界だからなのだろうか?憧れの様なものがあるんだよな・・・
そして今日俺が楽しみにしていた新作の百合小説のタイトルは「女尊女卑の世界へ・・・この世を支配する悪魔とそれを阻止する一人の勇者~私は負けない!この世の全ての人々の想いを必ず守って見せる~」
タイトルは今流行りの長ったらしい感じで普通ならスルーしてしまうのだが、少し淫靡な感じで内容的に気になるなと思った俺は百合作品だと知っていたのですぐさま購入♪
さて肝心の中身の方は?・・・
ふむふむ、異世界モノだな!最近流行りの・・・
俺も色々な異世界作品は読んで来たが大抵異世界もので百合モノは、あまり読んだ事が無かった!ちょっと興味が沸いて来たぞ!?
主人公の女勇者はこの世界が支配されてしまい何とかしなければと起ちあがった!
女勇者か・・・格好良いな!俺も憧れる。どれだれ?この世界を女勇者が救うのか?
色々と期待しながら読み終えたが、実に面白かった!
女勇者が敵に滅ぼされかけてしまった世界を仲間と共に救い出す・・・
よくある展開ではあったが、内容が少し他の作品とは違っていて、相手を洗脳したり性的快楽を与えて屈服させていたり、真っ向から剣を振りかざしたり魔法で直接倒すと言うものではなく、少し展開が読めなかった!だがこれは是非続編が読みたい!
そう思える小説だった。
さて、今日は満足したし、又明日から学校だからそろそろ寝るとするか!
俺はそう思いながらベッドへ横になってうとうとしながら昼間に読んだあの小説の世界感の余韻に浸っていた。
すると、机の方から光が現れ俺は驚きと同時に何だろうと思い机の方へ寄って行く。
光が出ていたのは小説、昼間俺が読んでいたあの小説からだった!!
小説を持ってページを開いて確認しようとすると、俺はたちまち小説の中へ体が引き寄せられてしまった。
何とか入らない様に必死に小説から遠ざかろうとしたが無駄な抵抗だった・・・
ダメだ!このままでは小説の中に・・・
ん?小説の中に?入ってしまうのか?
そんなバカなはずないだろ?人間より小さい本の中にどうやって人間が入るってんだ?
行っても頭の所に吸い付く程度だろ?・・・だが予想以上の吸引の強さに俺は段々怖くなって離そうとする力も限界迄上げていた!!
「助けて・・・下さい・・・お願いします・・・どうか、私たちを・・・私たちの世界を・・・救って下さい・・・」
何だ!?小説の中から声が?・・・一体どう言う事だ?俺、夢でも見ているのか?
面白い内容だと思い食い入る様に読んでいたからその名残りがあって夢の中でも?
まぁ、夢なら面白い展開だなと思い俺は諦めて小説の吸引に身を任せてみる事にした・・・
「起きて下さい・・・起きて下さい・・・」
声が聴こえた!透き通る様な美しい声で急ぎの様な感じがしたけど、何処か優しくて包み込む様なそんな声色・・・
「お目覚めでしょうか?・・・お疲れの所大変恐縮なのですが?・・・」
「ん・・・何だ?・・・俺、確か・・・」
「はい・・・大変申し訳ありません。私が呼び寄せたのです。」
「はい?・・・呼び寄せた?・・・」
「あなたは昼間、凄く熱心にこの世界を文字として読まれていらっしゃいました。そしてこの世界へ憧れを抱かれ、ご自身もこちらの世界へ入り込みたいと望まれました。」
「い・・・いや・・・確かに面白い作品だなとは思ったけど・・・入りたいと迄は・・・?」
「あなたは女性だけの世界に強い憧れを抱いておいでです。そのお気持ちを読まれていらっしゃる時に私は強く受けました。嘘を仰っても分かります。私は相手の心の内を読む事が出来るのです。」
何だか訳が分からない・・・だが夢なら俺こんな話書けるんじゃないのか?と思いながら相手の話を聴いていた。
「この世界には勇者がおりません。」
「何!?・・・だって本読んでた時には確かに・・・」
「実はあなた様の世界で私たちが本になっている内容と実世界であるこちら側の状況として大きく食い違いが生じているのです。その一つが勇者様の存在なのです!・・・勇者様がいないのに世界が支配されて行っているのです。ですので私は急いで勇者様を探しておりました。」
「そんな・・・って面白い話じゃないか!俺もかなりリアリティーある夢を見る事が出来る様になったもんだな・・・夢を操作出来るくらいにはなりたいが・・・」
「残念ながら今のこの状況は、紛れも無い現実なのです・・・」
「はい?・・・」
その言葉に俺は戸惑い・・・いや、ボー然として聴いていた。
「あなた様を勇者様だと称え、これから先、この世界を救っては頂けないでしょうか?」
「えっと?・・・どう言う事かな?・・・俺、戦った事なんて無いし・・・って言うか俺普通に学生なんだけど?」
「ご安心下さい、私は魔法使い、あなた行動を共にする仲間です。」
「いや・・・そう言われましても・・・元の世界の事もありますから・・・」
「そちらもご安心下さいませ!実世界の時間は現在停止しています。あなた様が無事に現実世界へお戻りになられた時点でそちらの世界の時間も動き出しますから。」
えぇ~っ!?・・・それもどうなの?・・・現実世界の時間止めちゃったよ・・・どっちがメインの世界になってんだよ!?・・・俺たちってこっちの世界のおまけ?
「その様な事は御座いません。あなた様が現実世界へ戻れるのはいつになるか分かりません。この先10年先なのかもしれませんし、20年先になってしまうやもしれません・・・その時にあなた様は今のままです。歳もとりませんし現実世界だけが時間経過をしてしまっていてはあなた様はショックを受けられるはずです・・・ですので少々手荒ではありましたが、現実世界の時間をいじらせて頂きました。」
「ほへぇ~・・・そんな事迄考えてたんだ・・・いや、待て!?この先いつ戻れるか分からないって言ったよな?・・・そんな長い時間掛かるものなのか?」
「そればかりは申し訳ありませんが私には分かりかねます・・・」
「そうか・・・仕方無い・・・まっ!現実世界でも影響が無いってのなら最近運動不足気味だったしいっちょやったるか!?」
「ありがとう御座います。頼りにしていますよ?(ニヤリッ♡)」
「それはそうと、悪いけど俺トイレ行きたいんだよな・・・何処にある?」
「えぇ・・・あちらに御座います!一先ず今日はお疲れで色々と頭の中も整理されたいでしょうし、こちら、私の家ですのでどうぞごゆっくりなさって下さい♪」
「あぁ!ありがと!トイレに行ってからゆっくり休ませてもらうよ!」
こうして俺はトイレへ行った・・・すると?・・・あれ?・・・何だ?・・・何か違和感の様な感じが?・・・
「付いて無いっ!?・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!」
おかしい、待て待て!?・・・俺は男だぞ?それなのにどうして?
「あなた様は女の子の体になられたのです!」
俺が無い事に混乱しているとさっきの魔法使いの少女がこの様に言って来た!?
「やっぱ俺、悪い夢でも見てるのか!?」
「いいえ!これはあなた様もお察しの通りこちらの世界は女性しか存在しませんのであなた様がこちらの世界へ足を踏み入れてしまった事によりあなた様自身も女性へと体が作り変えられてしまったのです!」
「だが、これは流石にまずいだろ?・・・どうにか男として普通にこの世界へ留まる事は出来ないのか?」
「あら?・・・ですが女の子の体は色々と素敵ですわよ?あなたにも女の子の体の事教えて差し上げますわ?」
「いや・・・結構だ・・・それより・・・」
俺が抵抗すると魔法使いの少女はあらゆる角度から俺を触り始めて来た。
俺も女の子の体は知らなかったが・・・凄い!!
こんなに凄かったのか!?・・・
混乱している間にありとあらゆる部分を魔法使いの少女は攻略して来た。
「ふふ♪どうです?女の子の体でいるのも悪い気はしないでしょ?」
「はわわわわ・・・・」
嫌だったが、こんなにされたら俺も・・・
致し方無い、この世界は男は存在しない・・・だったらこのままオンナンコの体で・・・
現実世界に戻ったら男に戻れるだろうし・・・
「申し遅れましたが、私の名はユーフィリアです。以後お見知りおきを・・・」
「ユーフィリア・・・そうか、小説の中に出ていたもんな!名前もスムーズに入って来たよ!俺は・・・」
「(ニヤッ♡)天道 龍介様・・・ですよね?」
「あっ!?・・・あぁ・・・どうして名前を?俺ずっと自分の名前は心でも唱えていなかったのに・・・」
「私は魔法使い・・・何でも出来ます♪」
「あ・・・あはは・・・そうだよな・・・魔法使い・・・ある意味無敵だよな?」
どうやらこの子を敵に回すととんでもない事になりそうな気が・・・
「さて、今日はじっくりお休み下さい♡なんでしたら私が添い寝をさせて頂きますが?」
「いいえ!結構です。」
「あら?それは残念ですわ?」
深夜・・・
「zzz・・・zzz・・・」
「あらあら?ゆっくりお休みなのね?可愛いわね♪本当良い子をモノに出来たけど・・・自分は勇者だって思い込んじゃってるわね・・・本当は私の獲物だったとも知らずに♡・・・さて、どうやってこの子を真の底からモノにしちゃおうかしら?・・・洗脳してお終いってのも味気無いし・・・もう少し勇者気取りにさせておいて体にも私の快楽を刻み込ませて私に心の底から服従する悦びを覚えさせてからって言うのも面白そう♪でもこの男の様な性格、口調は少し私好みじゃないわね?・・・ちょっと脳の中を寝ている間にいじってあげるわね♪ちょちょっと・・・」
「ひんっ♡・・・zzz」
「あらあら?結構感じちゃってるのね?もう少しだから眠っていてね?」
翌日・・・
「ふぁぁぁぁ♪よく寝た~♪ユーフィリア?ありがと!おかげでゆっくり休む事ができたわ♪」
「あら?それは何よりです。じゃぁ今日から色々とこの世界について、本とは違った部分も兼ねてお話して行きましょう!?そして明日から旅を始めますね?」
「えぇ!お願いするわね?」
ふふふ♪違和感無く受け入れているわね?もうあなたは私のモノよ?既に女の子の身ぶりにもなっているみたいだし♡・・・先が楽しみね♪
「では食事も終えましたのでこの世界について改めて色々とお話させて頂きますね。」
こうしてユーフィリアは私にこの世界での色々な現実を教えてくれた。
私は一刻も早くこの世界の敵を倒し、この世界を救って現実世界へ戻らなくちゃいけない!
でも、小説の内容とほぼ似ているのは敵の攻撃や倒す手段・・・
やはり普通に戦って倒す様なやり方では無いって事。
でも私が倒すのだから別に普通に倒しちゃっても良いわよね?
「それはダメです!」
「えっ!?・・・」
「この世界にはこの世界でのやり方があるのです。ですからあなた様はお思いのやり方で攻めてしまうとこの世界は逆にその様な手段によって崩壊してしまうのです。」
「それはいけないっ!?・・・分かったわ・・・この世界のやり方で敵を倒すわ!」
あぁ♪本当に単細胞ね?もしその様な所で崩壊なんてしようものなら既にあなたを呼んだ時点でこの世界は崩れ去っているわよ?・・・本当可愛いわね?(ペロリッ♡)
「そこで勇者様の本名なのですが・・・天道 龍介様では無く、この世界相応の名前を持っていなければなりません。」
「確かに・・・それもそうね・・・でも私の名前ってどうすれば?・・・小説だと勇者って呼んでいたし・・・」
「スティーリーでは如何でしょうか?スティーリー様・・・」
「良いわね!?綺麗な名前♪ありがと!ユーフィリア様♡」
あれ?・・・今私なんて?・・・
「さぁ、これで準備は整いました!後は敵との対戦なのですが、一般的にスティーリーは剣等を用いて敵を斬ったり直接的な打撃を相手に与える事で倒す方法をお考えの様ですが、我々の世界は、快楽を持って相手を屈服させ手中におさめる方法が一般的なのです!」
「えっ!?・・・それは・・・流石に変だよね?」
「いいえ!生物は痛みにつよく快楽には弱いもの・・・そこを狙って我々の世界では相手を跪かせるのです。快楽でまさか支配されるなんて誰も思いませんし、痛みや苦しみは抵抗が出て来ますが快楽は受け入れてしまいますから♪」
「そんなもの・・・なの?」
「はい♡・・・ですのでこれから旅へ出る時にも特に武器や装備を備える必要は全くありません。私の魔法とスティーリーがいるだけで大丈夫♪」
「そうですか・・・それなら安心ですね・・・ユーフィリア様♪」
ふふふ♪私の催眠トーク、そしてこれから毎晩共にするベッドインの最中であなたを完全に作り変えてあげるわ♪先ずは常識改変から・・・そして人格も変えて・・・楽しみね♡
旅へ出る日の朝
「さて、スティーリー?私たちはこの世界を救う為に戦う者!服装は裸!当たり前の事よな?」
「はい!ユーフィリア様が仰る事は全て正しいですから、私も全裸になりました。」
「勿論恥ずかしくなんて無いわよね?私たちはこの世界を救う勇者なのだから!誇りを持って行動しなきゃ♪」
「はい!勿論です。早く敵を倒してこの世界を救って見せましょう!」
「その前にしなくちゃいけない事があったわよね?」
「はい!おトイレですね。済ませてから行かなくちゃ!」
そう・・・旅へ出る前には何が起こるか分からない!だからおトイレを先に済ませるのは義務よ!
そしてユーフィリア様から洗礼を受けるの♡はぁぁぁ♡今日もユーフィリア様の魔法、素敵♡・・・気持ちが良いわ~♪
ユーフィリア様の洗礼を受けた私はユーフィリア様と共に旅に出た!
旅に出てしばらく歩いていると1人の女の子が出て来た。
「あの・・・あなた方はもしかして・・・」
「えぇ、私はユーフィリア、ここにいる子は勇者スティーリーよ?」
「良かったぁ!!実は魔物に村が支配されそうなんです。助けてもらえませんか?」
「何っ!?・・・村が?・・・ユーフィリア様!早く村を!?」
「そうね・・・案内してくれるかしら?その村を・・・(ニヤッ♡)」
「はい・・・こちらです(ニヤッ♡)」
私たちは村の女の子に案内され村へやって来た・・・そこには・・・
「何もありませんね?」
「えぇ・・・でも先程迄魔物たちがいたのよね?」
「はい!・・・どうしてでしょうか?・・・皆?無事なのでしょうか?」
「あら、ミーシュ?どうかした?」
「はい・・・先程迄いた魔物たちがいなくなっていた様なのですが、皆さんご無事でしたか?」
「勿論よ?既に私たち魔物様に洗脳されたもの♡」
「えっ!?・・・どうして!?・・・そんな皆もですか?」
「えぇ~♪と~っても気持ちが良かったわよぅ~?あなたもされてみたら?魔物様たちへの想いが変わるわよ?」
「そんな・・・どうして!?・・・私、もっと早く勇者様たちを見付け出していたらきっと・・・こんな事には・・・」
「気を落さないで?私は魔法使い、この様な洗脳直ぐに解いてあげるわ!?」
♪パァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
「ん・・・あれ?・・・私一体?・・・ミーシュ?確か勇者様を探しに行ってくれていたはずじゃ?・・・ってこの方たちは?」
「良かったぁぁ!!元に戻ったのですね!?はい!この方たちがその勇者様と、魔法使いのユーフィリア様です!」
ふふふ♪皆演技達者ね♪こうして、私の名前を幾度となく繰り返し、誰が真の主なのかを自然と脳へ刻み込ませるの♪
私の命令にはもう完璧に遂行してくれるわね♡龍介?もうこの世界の全員は私の手の中にあるのよ?それを知らないのはあなただけ♪この後の甘美で淫靡で陶酔しきった世界あなたもきっと現実世界へは帰りたく無くなる事でしょうね?私のモノにされる悦び、この後もじ~っくり楽しませてぇ~あ♡げ♡る♪
「ユーフィリア様?この村の皆もユーフィリア様の魔法で何とか!?」
「えぇ!急ぎましょう!?敵が何処へ逃げたのか、早く見付け出さないと次の被害も想定出来てしまうもの!?」
良い感じね?・・・私の名前を何度も呼ぶ度に私への忠誠心が勝手に出来てしまうの♡
「さて・・・これで全員ね?他には残っていないわね?」
「はい!これで全員です!本当に・・・本当にありがとう御座いました。ユーフィリア様たちがいらっしゃらなかったらきっとこの村も・・・」
「いいえ?私たちはこの世界を救う使命があるの!だから気にしないで?」
やっぱりユーフィリア様は偉大だ・・・こんなに大勢の村人たちの洗脳を全て解除された!?凄い・・・私も早くユーフィリア様の様にならなければ・・・
あれ?私、何かした?私じゃなくて全てユーフィリア様が解決された様な気が・・・
「ここかっ!?・・・見付けたぞ!?ユーフィリア!!」
「誰!?・・・ってあぁ~・・・こんな所に来ちゃったの?折角良い所だったのにぃ~?」
「あなたは誰?ですか?・・・その格好確か・・・勇者?」
「あぁ!私は勇者だ、この世界が今、君の目の前のユーフィリアに支配されている。君は無事なのか?まさかもう既に?・・・」
「ユーフィリア様?一体どう言う事ですか?確かこの世界には勇者は存在しなくて・・・私が・・・」
「あなたはそこで黙って見ていなさい?」
どう言う事?・・・確かユーフィリア様に教えて頂いたお話だと勇者が存在しないから私を呼び出してここへ転生させた・・・なのに勇者が現れた!?確かにあの小説の勇者そのものだ・・・だったらどうして?・・・うっ・・・頭が・・・頭が痛い・・・
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「どうしたっ!?・・・ユーフィリア、貴様!!あの子に何をしたっ!?」
「ほら、あなたがこんな所へ来るから彼の頭の中のスイッチが壊れちゃったのよ?どうするの?」
「何だと!?・・・貴様、やはり既にあの子に手を掛けていたのか!?・・・」
「だとしたらそれがどうだと言うのかしら?ほら?早く助けてあげないと大変な事になるわよ?」
「・・・・・すまない、君はどうやらこの世界の住人では無い様だな・・・致し方無い、敵を見付け出せたがここは・・・」
♪バシュッ・・・・・・・・・・・・・・・・
「※▲◇◎×■▽●□〇・・・・・」
♪シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
「ん・・・あれ?・・・俺・・・一体?・・・」
「目が覚めたかい?私はシュービリス、君はどうやらこの世界の住人じゃないみたいだね?」
「はい・・・確かに・・・俺はこの世界の小説を読んで、夜寝ようとしていたら小説が光って見てみると吸い込まれてしまって・・・」
「そうか・・・恐らく奴の仕業だな!私の手を煩わせようと・・・」
「あの・・・勇者って言う事はさっきの魔法使いのユーフィリアと言うのは?」
「あぁ!あいつが本当の魔物の頂点であり、私の真の敵なんだ!」
「じゃぁ、俺はそいつに・・・」
「あぁ!知らず知らずの内に洗脳を施されてしまっていたみたいだね!でも安心してくれ、私が完全に解除させたから!」
「そうだったのですか・・・何かすみません。俺てっきりあいつが言っていた事が正しいと思い込んでしまっていたみたいで・・・」
「あぁ・・・仕方無いよ。私でもあんな状況で知らない世界へ入り込んでしまって最初に出会った人の言う事を信じてしまうよ・・・けれど、すまない、この世界は女性しかいない世界、君も本来女性では無いのだろうと思うけれど、この世界にいる間だけは女性として生きて欲しい。元の姿へは現実の世界へ戻ればきちんと元に戻れるから!」
「えっ!?・・・そこはあいつの言っていた事が本当の事の様ですね・・・あっ!?・・・それなら現実世界の時間は止まっているのですか?」
「奴はどの様に言ったんだい?」
「えぇ・・・現実世界の時間を止めていると・・・この先どれ位ここへ滞在する事になるか分からないからって言ってました。」
「だったら大丈夫だよ!奴は時間停止魔法も持っていたはずだから・・・それより君を元の世界へ戻さなくちゃいけないね!」
「あの・・・俺も協力させて下さい!あいつ、何だか許せなくて!!」
「いや・・・それは出来ないよ!奴は魔法使いであらゆる魔法を使って来る。主に相手を洗脳させたり服従させる事に悦びを覚えている変態だからな!私も何度か手に堕ちかけた事もある。君は恐らく一般的な人間の様だし下手に出ると君迄巻き込まれてしまうから・・・」
「それでも俺、この世界を救って見せたいです!あいつに色々されてやはり危険なのだと感じるけど、あなたは1人で戦っているんでしょ?だったら少しでも力になりたいんですよ!」
「君・・・・・名前は?」
「天道 龍介です!」
「天道・・・龍介・・・強そうな名前だね!・・・分かったよ、君がそれ程迄に言ってくれるなら私も心強いよ!今から宜しく頼むよ龍介!」
「は・・・はいっ!!宜しくお願いします!!俺、足手まといにならない様に頑張りますから!!」
俺はこの勇者について行き、必ずあの魔法使いをやっつけて見せる!
よくもここ迄俺に恥をかかせてくれたな!!
そして勇者と共にその魔法使いを探しに出た!そして・・・
「よくここだと分かったわね?・・・あら、その少年も元通り?・・・とは言い切れないけど私の術は解けたみたいね?」
「よくも俺を操ってあんな醜態を晒させてくれたな!今日はお前を倒しに来た!覚悟しろっ!」
「ふ~ん♪私を?あんたみたいな人間が?どうやって?」
「敵に戦法を教える様な情けは持ち合わせていねぇよ!!」
「あら?じゃぁ・・・」
「ふふんっ!やってみろ!」
「あら?何も見えて来ないわね・・・私の心を読む術すら通さないって訳か・・・じゃぁ・・・」
♪パァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
「ひんっ♡・・・何だ!?・・・龍介じゃなく私に?・・・んぐぅ♡」
「甘いわね?私を見くびらないで欲しいわ?・・・さぁて・・・▽■●×※▲◆?◎・・・」
「ん・・・んん・・・いやぁぁぁん♡」
「勇者!?・・・しっかり!!」
「らめぇ・・・私、こんな事で・・・」
「ほらぁ?どうかしら?私の術、いいのよ?もっと感じて従いなさい?私に・・・♡」
「は・・・はひ・・・私は・・・従う・・・このお方に・・・」
「勇者!!しっかりするんだ!あなたが負けたら俺たちもう・・・」
「ほらほらほらぁ♪いいのよ?私たちの仲間になりなさい?感じて感じて私への忠誠心を高めて?」
「あん・・・もう・・・私・・・私ぃぃぃぃぃ!!!!!!!!今だ、龍介ぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
「はいっ!・・・・おら、行くぞ、この魔法使いのババアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グサッ!!!!!!!!!!!!!!!
「う・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
こうして勇者のギリギリの所で俺が留めを刺す作戦は大成功に終わった!
この世界へ転移させられてから実世界での時間でおよそ1週間程が経った後の結末だった!
「龍介!・・・色々と世話になったな!それから最後、逞しかった、私もこの様な姿だが君には惚れたよ・・・」
「そんな!勇者の作戦が勝利を運んだんです!俺は何も・・・」
「いや、あの剣裁き、並大抵の者には到底不可能だ!私のこの剣はこれ迄どの様な者が扱おうとしても扱えなかった。君は大したものだよ!本当は私1人ではあいつを倒す事は出来なかったと思う。正直な意見なのだが・・・寂しかった。1人で戦って、1人で進んで行くのは・・・でも、最後の最後で君がここへ来て、私の仲間になってくれると言ってくれて本当は嬉しかったんだ・・・あわよくば、ずっとこの先も・・・・・いや、この先は留めておこう。君も早く現実世界へ戻りたいだろう?今から戻る為の魔法を使える者がこの街にいるからそこへ行こう!」
最初は体格もしっかりとしていて、強くて凛々しい感じの女性に見えていたが、今のこの言葉を聴いて俺は彼女はか弱くて華奢なのだなと感じた。そう思うと物凄く込み上げて来たものがあった。そして俺は無意識に彼女を抱き締めてしまっていた・・・
「りゅっ!!・・・龍介?・・・一体?」
「ごめんなさい・・・俺・・・本気になっちゃいました!あなたの事・・・本気で好きになってしまった様です。」
「そんな・・・私は君とは違う世界の人間・・・これはいけない・・・いけないよ?・・・」
「でも俺、歯止めが止まらないんです!あんなに凛々しくて逞しい、女性なのに凄く強くて格好良くて・・・でも・・・本当はとてもか弱くて、華奢で・・・可愛くて・・・優しくて・・・俺、本当にあなたの事が・・・シュービリスあなたの事が好きです!」
「こんな私を・・・かい?・・・本当に君は私なんかで良いのだろうか?」
「あなたじゃなければ意味がありません!俺はあなたの事が好きになったんです!」
後は流れだった・・・俺を元の世界へ転送してくれるのは後回しにして、シュービリスと俺は最後の夜を共にした・・・そして・・・
「本当は君の真の姿で抱いて欲しかったけれど、こればかりは仕方が無いね・・・」
「すみません、俺も本当は男としての俺であなたを・・・」
「いいよ?おいで?お互いに一つになろう?」
「はい・・・では・・・」
俺も男だから女の子の体の事はよく知らないけど、自分がどうされれば良いのか考えながらシュービリスを抱いた。
シュービリスは蕩けた様な表情を浮かべながら感じてくれた。
その顔を見ていると俺迄嬉しくなって来て、もっともっとシュービリスを感じさせたいと思った。そして、その夜はずっとシュービリスと体を重ね合わせた。
翌日の朝、お別れの日の朝・・・
「君と離れてしまうのは凄く寂しいよ・・・でも君には君の生活があり、待っている人がいる!だからここで元の世界へ帰してもらうと良い!」
「色々とお世話になりました。俺、シュービリスと出逢えた事、この世界であった事、一生忘れません!本当にありがとう御座いました。」
「お別れの話は済んだ?じゃぁ戻すからそこに立って?」
「はい!宜しくお願いします。」
俺が転送される直前シュービリスは少しだけ横を向いたが、その目には涙が流れている様に見えた。
シュービリス・・・もし次に出逢えたらその時は・・・結婚しよう?・・・
その様に思いながら俺も感情が深まってしまい涙が出掛けてしまった。
元の世界へと戻り、俺は元にいた部屋の机の側に立っていた!
「シュービリス・・・立派な勇者・・・この小説は俺の宝物だ!これから人生で何か起こった時はこの小説の事を思い出して励みにしたい!」
♪パァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
「なっ!?・・・何だ!?・・・前と同じ様に光が!!眩しい・・・」
俺が小説を持ってしみじみと物思いにふけっていると突然以前と同じ様な光が小説から発光された!!かと思うと今度は手に持っていた小説が宙に浮きページがピラピラ開きながら真ん中辺りで止まってそこから誰かが出て来た!?
「龍介!!・・・・」
「あなたは・・・シュービリス!?・・・どうしてこっちへ!?」
「あぁ・・・会いたかった♡私の大切な・・・そしてパートナー・・・天道 龍介♡」
「えっ!?・・・でもさっきまで一緒にいたでしょ?・・・」
「あぁ・・・やはり気付いていなかったみたいだね・・・あちらの世界の時間軸とこちらの世界の時間軸は大幅にずれているんだ!だから私のいた世界では数年程経ってしまっているのだよ・・・その反応を見るとやはりまだ帰還した直後の様だね・・・随分と疲れてしまっただろう?今日はゆっくりと休むと良い!これからは私がずっと側にいるから・・・」
「あ・・・あの・・・?色々と訳が分からないのですが・・・?これからは・・・ずっと・・・って?」
「ん?そうだよ?私はこちらの世界へ転生して来た!これからは君と一緒にずっとこの世界に居座らせてもらおうかと思ってね・・・嫌だったかい?」
「あぁ・・・そう言う事か・・・なんだ・・・あはは!!」
「ふふ♪ふふふふふ♪」
「って、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
「あっちの世界はもう平和になって落ち着いたから私は必要無いのだ!だから私はこれからは自分の思う様に好きな様に、そして・・・大好きな人と一緒に暮らしたい!だからこっちへ転生して来た!」
「そんな・・・そんな事って・・・」
「・・・・・・・やはり君にとっては迷惑だったかな?・・・迷惑を掛けた戦いだったけれど、更に君に迷惑を掛ける訳には行かないね・・・すまない・・・私の考えが浅はかだったよ・・・君も元気に戻って来られた姿を見られたから私は帰るよ・・・」
「シュービリス・・・」
♡チュッ・・・ズチュゥ♡
「りゅっ!?・・・龍介?・・・」
「迷惑なはず無い!?・・・むしろ大歓迎だよ!!ようこそ!こっちの世界へ!これからはずっと一緒だ!俺がこの世界の事を教えてあげるよ!だからずっと、ずっと一緒にいてくれ!大好きだ、シュービリス!愛している!」
俺はシュービリスがこの世の誰よりも愛していて大好きだと言う事を伝えたくて自分の感情を剥き出しにして彼女に伝えた・・・すると・・・
「あぁ・・・嬉しい♪・・・私の大好きな人に私を求めてもらえて・・・必要としてくれて・・・うぅっ・・・うぐっ・・・えぐっ・・・」
シュービリスは俺の前で初めて泣きながら笑顔を見せてくれた。本当にか弱くて華奢な感じで勇者と言えどやはり1人の女の子なんだな・・・本当に可愛くて愛らしくて・・・一生を共にしたいと強く思った。
「格好良いね・・・龍介は・・・」
「えっ!?・・・俺が?・・・あぁ・・・最後の戦いの時の姿?」
「ううん♪今の・・・本当の龍介の姿が・・・結構私の好みのタイプかも・・・」
「あっ!・・・そうか、あの時は女の子の姿で顔も全く変わっていたもんな・・・はははっ♪」
「私・・・ドキドキして来ちゃった・・・ねぇ?あの時の様に抱いて?」
「えっ!?・・・そっ・・・それは・・・その・・・」
「やっぱりダメ?」
「いや・・・良いんだけど・・・そう直球で来られると照れると言うか・・・」
「ふふふ♪龍介って格好良い所と可愛いなって思う所があって楽しいね♪」
「そっ!?・・・そうかな?・・・ははっ・・・」
疲れていたけどシュービリスが俺を求めてくれているんだ!これに応えない訳には行かない!
据え膳食わぬは男の恥ってやつだ!
俺は早速ベッドへシュービリスを運んだ!
あれ?・・・結構軽いな?てっきり体格が良いのかなと思い込んでいたから体重もそこそこあるのだろうと思っていたのだが・・・
「鎧や武器で体格が大きく見えただけじゃないのかな?・・・1度見てるでしょ?私のは♡だ♡か♪」
「どうして俺の心の中を!?」
「実は私には人の心を読む魔法が使えるの♡」
「まさか!あの魔法使いのボスと同じ能力を!?」
「た♡だ♡し・・・龍介の心の中だけだけれど♪」
「それってつまり?・・・」
「分かるよ♪大好きな人の考えている事くらい♪」
「くそー!!可愛いなぁっ!!」
あまりにも可愛過ぎるシュービリスを先ず俺はキスから交わし、体全体を愛撫する。
「ひゃぁ・・・・・龍介、優しい♪」
感じてくれているみたいだ!
これからもこんな可愛くて優しい、凛々しい女性が俺と一緒に暮らしてくれるんだ!毎日・・・ずっと・・・
俺は堪らなくなってその日1日彼女とイチャイチャした・・・
幸い、この日は親が旅行でいなかったので親が帰宅して来た時に彼女の事を紹介した!
勿論、普通に店で知り合って困っている所を助けてあげたら・・・と言う流れで♪
その後、俺も学校を卒業し、働きに出て彼女と結ばれる!
やがて結婚して子供も出来て今では幸せな家庭を築き上げる事が出来た!
別冊その2・・・「俺がラノベの世界へ転生したら可愛い女の子になっていてその世界は女の子だけの世界で、俺は支配され掛けていたその世界を救う!」・・・ 完
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