第196話【C2号部隊の一日】

C2号部隊隊員、 魏羅 亭那2尉の一日。

午前5:00 起床


「おはようございます」


魏羅が布団から目覚める。


5:30まで身の回りの雑事を済ませて朝食。

朝食のメニューはバランスの良い食事だが派手さは無い。

C2号部隊のメニューは強くなる為と栄養バランスを考えた物になっており

その為、 肉やたんぱく質がやや多めだが基本的なバランスは取れている。


6:30 座学

食後はまず座学から、 食後直ぐに運動すると胃腸に負担がかかり

問題が発生しやすくなるのだ。


座学の内容は主に対怪人戦に対しての振り返りと兵器に対する講義である。

怪人ハンターにとっては常識だが怪人との戦いを振り返るのは常識であり。

振り返りは場合は如何対処するか、 と言う過去問対策である。


8:30 実践訓練

座学が終わってからは実戦訓練である、 銃の射撃訓練は勿論。

銃を持って走り込み等も行う為、 相当キツイのである。

重装備を持って走り回るのは酷であるがやるしかないのだ。

システムC2が導入されてからは主に筋トレや体を動かすトレーニングが中心となっている。

訓練が終わった後は筋肉の超回復を目的としたサプリメント等の摂取も忘れない。


12:00 昼食


13:00 兵器の点検

ヘリコプターや戦車、 ミサイル車両等の点検を行う。

システムC2の点検も行っている。


17:00 一日の作業終了

これから余暇時間、 だが衣類の洗濯や靴磨き等

雑事もここで熟さなければならない。



20:00 就寝

早いと思うかもしれないがきちんと寝るのも彼等の仕事である。


また寝る時間

起きる時間をずらして夜間の闇の中での訓練を実施する事も有る。

そして何よりも訓練だけの日だけではなく、 実戦も当然有るのだ。

その場合は起きている隊員が向かって怪人達を討伐しなければならない。

各隊員達の寝る時間はズラしてあり、 夜中に起きている隊員が出撃等、 各時間に対応している。

寝る時間、 起きる時間も自分で決められず辛い訓練を常に過ごしている彼等。

一般的な隊員の給料は手取り40万円である。

これを安いか高いかと思うのは勝手だが彼等は何れもエリート揃い。

こんな辛い生活を送る事を是とした英雄である。

そんな彼等を失う事は人的資源の喪失である。

損失を防ぐ為にもシステムC2は必要なのだ。

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