第7話目立つ転校生①


体育館から戻り。

11時過ぎには終わった。


「では、部活がある人は、このあと部活ありますから、出てください。号令お願いします。」

「起立・・礼」

「ありがとうございました。」

2つ斜め先だった凜の席がなぜか目の前に?

普通に座ってる凜‥その横は良太よく見ると‥横に恵


「そこの3人なぜ平気な顔で俺を囲んで座ってる。」

「口が悪い晴斗が、絡まれないのと拉致されないように。あと月城さん前にしたから。」

「・・おい‥そこの女二人首を縦に振るな!」

「晴斗くんが寂しいと思ってね。」

「別に寂しくないけどさ‥はぁ~」

「私も戻ったらここになってたよ。」

「こっち見てる人いて顔隠したい、恥ずかしいから、前の可愛い女神様~~パーカー返せ。」

「寒いからダメ‥まだ返さない」

「やっぱりそのパーカー温い?」

「温いね、今度から乗るときこれ着るからね。」

「そのグレーお気に入りだから‥家に帰ったら色違いの白もあるから今度からそっち着ろよ。」

「わかった」

「昼御飯どうする?凜が作るか?外で食べるか?どっち?」

「どうしよっかな~!帰ったら夕食の残りがあったよ!今からデザート食べに行こ!ファミレスでも良いよ。」

「ならファミレス行ってご飯食べるわ。二人はどうする」

横を見ると呆れていた。


「・・・あっ相変わらず二人仲が良いね。教室でイチャイチャ。」

「イチャイチャしてないけど…毎日こんな感じ。だよね凜。」

「いっつもこんな感じだね。」

「…晴斗周り見てみろよ」

「・・・うゎ…なっなんでしょうか。」

スッゲー男に見られるんだけど。

嫉妬に殺意かな


「・・・」

聞いてるんだから1人で良いから答えてよ。

しかたがないな~


「・・・あの~男性から熱い視線向けられても照れません」

ふーっこれで色々な視線がなくなった、良かった~


「あの~二人はどんな関係ですか?」

クラスメートが話し掛けてきた。


「・・・レディースファースト凜に聞いて下さい。」

「・へっ話が違う晴くんが答えてよ。」

「複雑だからちょっと待ってね。」



「なんて言ったら良いの」

「・・・やっぱり義兄妹って」

「父さんから凜に近づく害虫駆除を頼まれてるし…もう告白されるの嫌で、好きな人も居ないなら俺に任せるか?義兄妹とは言わないけど、どうする?」

「・・・なら任せるね。」

「よく今から言うこと聞いとけよ。間違ってたら教えて。」

お互いに顔を何度も何度も近づき小声で囁き、クラスの皆が見てるけど、気づかない二人。

この二人、昼御飯の話と変わらずイチャイチャしてんしゃねーかーよー。

クラスの皆からリア充爆発しろって聞こえそうだ!


「晴斗そろそろイチャイチャ終わらせてもらえますか?」

「イチャイチャってどこが?」

二人して首を傾げてた。


ガラガラ

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