第37話 単なるバカが日本を回しちゃっている
ごきげんいかがですか?
今日は、暑いですね。
さて、わたしはいわゆる高齢化問題について、現在の内閣の閣僚陣は本気で改革するための方策を考えているのか、甚だ疑問を感じましています。念のために言いますね。わたしは全閣僚の名前も年齢もわからないし、調べるのも億劫なので、あくまで、ぱっと見のイメージでいうのですが、普通に考えると、自分自身が現在高齢者である閣僚が未来の人たちの苦難など考えるわけがないのではないでしょうかね。もし、閣僚や国会議員がそういうことまで思い巡らすことができる人ばかりの組織・集団・機関であるならば、日本という国は現在のようなロクでもない姿を世界に晒してはいないと思うのです。
わたしには高齢化問題を一気に解決する猛毒にも等しい劇薬を持っています。人によってはこそ秘策を読んでしまうと、とても不快な気分になられると思いますので十分注意し、心して読んでください。わたしは一切責任を取りません。
わたしの秘策は『七十歳人生定年制』です。国民は六十九歳と半年経った日に速やかに各自治体に置かれた「定年準備センター」への入居が義務となります。そこで、医師の指導のもと、最高の快楽と多幸感を味わう薬品を投与され気持ちよく半年間すごします。ただし、センターから出ることは絶対に出来ませんし、外部との連絡も出来ません。そして満七十歳を法律的に迎える、誕生日の前日の午後十一時五十九分に安らかな気持ちのまま、どこかへ旅立つのです。
わたしは日本という国が好きですが、現在の大多数の日本人の有り様は好きではありません。いえ、正直に言いましょう。大嫌いです。
もしかしたら都市部だけで地方に行けばまた違う感想を持つのかもしれませんが、いま一番、日本人で嫌いな部分はみんなが自分のことしか考えていない。もっと言うと、自分のことすらきちんと考えてない。とはいっても、決して無我の境地に達していると言うわけでは全くなくて、正常な脳機能を有しているにもかかわらず、白痴同然に見えてしまうのです。
まあ、年寄りくさい説教になってしまうので、うざったくなるとは思いますが、自分を変えたいという気持ちが少しでもあれば聞いてみてください。なお、年寄りくさいとは言いましたが加齢臭ではありませんからね。
まずもって思うことは、わたしがたまに電車に乗ると、車両にいるわたし以外の人が全員、スマートフォンの画面を、必死に見ているということがしばしばあることへの違和感です。静かなのでいい気もするのですが、わたしがちょっと長めに近くの人の顔を拝見しても全く気がつかれません。この車両の皆さんは一体どういう内容の事柄に見入っているのでしょう? わたしには全くわかりません。もちろん各人、見ている内容は千差万別でしょうが、確実に言えることは頭の中は画面から見たダイレクトの情報がほぼ占拠していて、ほぼ、なにも考えていないに等しい。それは非常に寒気を感じるくらいの恐怖です。彼らの脳みそはほとんど鎮静していて活動を続けていないように思います。脳みそは使えば使うほど活性化すると思います。すると、若い人ほどスマートフォンに集中している時間が人生の全時間に対した時のパーセンテージが高くなります。つまり、脳みそを使っている時間が短いということです。その結果、どうなるかは明確で、単純に言ってしまえば「バカ」になってしまうのです。近い将来、日本中にバカが充満するのです。それでは国家が成り立たなくなってしまいます。そうなると高齢化や年金のことを考える以前の大問題が生じるでしょう。出来れば脳みそが柔軟な若いうちに、思考を続けるというトレーニングをして欲しいのですが、わたしのような貧民層の人間が広くこのことを世間に伝えることなど出来ませんので、もしも偶然この文章を読まれた方は無理のない範囲でスマートフォンに依存する怖さと、常に思考をするということを誰かに、特に若い人に伝えてあげてください。
続いて、わたしは確固たる信念を持ってこの持論を文章にします。
「国会議員になるような人間の大部分は、一般社会における、ごくまっとうな仕事をまともにこなすことすら出来ない、要するにバカが最終的に行き着く国会議事堂の住人なのである。つまり日本という国はバカどもが支配し、バカが動かしている。だから日本はバカな国になってしまったのだ」
丸山穂高の例をあげるまでもないでしょう。前にも書きましたが、わたしのごく近辺にあった例として、柚木道義衆議院議員は、十何年か前には、バカ書店の社員でしたが、全く仕事ができず周囲から顰蹙の目で見られていたそうです。言ってみれば書店の仕事もロクに出来ない人間でさえなれてしまうのが国会議員なのです。だいたい国会議員は特別公務員ですから公僕にすぎないのです。別に少しもえらい人ではないのです。その公僕の一人である麻生太郎なる重要閣僚が自分の主人格たる国民がニュース等で観ている記者会見であのような傍若無人な態度を取るなど、万死に値する不遜なる態度なのです。せめて国会議員は身を慎み、国民の模範となるような人物であって欲しいし、そうでない人に選挙で票を入れて議員ににしてしまった人々は己の見識の浅さを心の中だけでいいので反省してしていただき、今後の糧にしていただきたいです。
いまのような日本にしてしまったのはそういう風に国づくりを間違えてしまった、国民の責任なのです。無能な施政者にはそういう意味で責任がなく、自己の無力・無能のみに責任があるのです。まあ資質ですからね。どうにもなりません。
ではごきげんよう。また勉強して来ます。
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