当時、西武新宿線沿線に住んでいた私は、朝05:00過ぎの始発で新宿にむかいました。
新宿ステーションスクエア前には、数十人くらいの人がいて、色々なアニメイベントで見知った人もいました。
大人の方がいらっしゃいました。私もどこかでお会いした様な…
「おはようございます!」
「おう!早いね、今日も手伝い?」
「(何かのアニメイベントでお手伝いした時の担当の方だったかな。)いえ、特に聞いていませんが…」
「じゃあ、あとでちょっと手伝って。」
「はい」
時間が経つにつれ、続々と人々が…
ステーションスクエアの裏の方に行くと、先程の方が、
「来たか、あれ配るの手伝って」
『アニメ新世紀宣言』
既に何人かのスタッフさんが持って人々の中に。
「私も貰ってもいいですか?」
「いいよ」
すぐに1枚カバンにしまい、私も人々の中へ…
あっと言う間に無くなりました。
配布が危険だというので、途中で中止となったらしいです。
その後は、その場の熱気にあてられて舞台の方をずっとみていました。
ララがいる、シャアがいる、ガルマは女の人!?
富野監督のファンへの言葉。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
イベントが終わり、人々が移動していきます。私もアニメイベントで見知った方々と喫茶カトレアへ。そこで、かなり遅くまで話し込んでしまいました。
当時14歳の中学2年生、老け顔で大学生によく間違えられた、ヲタクという言葉がまだなかった頃のヲタクでした。