八日目 あの湯・この湯(アノユ・コノユ)
起きる(12時)。
朝食にしろくまのアイスを食うと、「番外編」の執筆に取りかかった。
ここ2日くらいずっとこの番外編の執筆作業を行い、また頭を悩ませている。
実際にすき家にチーズ牛丼を食べに行ってインシュピレーションを得ようとしたくらいである。
そのお陰もあって、朝の冴えた頭を使って二時間程度で書き上げることができた。
最後の方のオチはわりかし性急なものになっちゃったかも知れないけど、まあこれで完成ってことで。
終わった疲れを癒すために温泉にいった。
住宅街の中心にある地元の人に親しまれてるタイプの銭湯で、老人ばっかだった。
全員マスクしてないのが新鮮だった。
イオンとかだと客みんなマスクしてて、してないと後ろ指さされるくらいの感じなのに。
むしろ一人だけ若者がバリバリマスクしてたので若干よそもの感がでて恥ずかしかった。
猿の惑星みたいな価値観の逆転だった。
銭湯、露天もサウナもあってなかなか設備が充実してた。特にサウナのあるなしは大きい(サウナが大好きだから)。
早速身体を洗ってワクワクで入ってみると、扉を開けた瞬間、沸騰した蒸気(?)に全身が包まれる。人を蒸す機械かと思うくらい熱い。
サウナの中の蒸気の温度が高すぎて、鼻で息を吸うと鼻血出てきちゃいそうなくらい刺激が強いので、口で息をするしかない。
熱すぎるサウナはそこそこに今度は露天風呂に向かう。
お湯が竹の筒を伝ってふろにそそぎこまれるなど、趣のある趣向を凝らしたいい露天風呂だったけど、奥の方に「明らかに入れ墨をした高齢男性」が何人かたむろしてたのでイマイチ落ち着けなかった。
まぁ地元の人に親しまれるってことは、当然「そういう」人たちも、地元の人に含まれるってことだからね。
むしろこっちが一方的に怖がってるだけで、こうして表の世界の人とも裸の付き合いをして庶民的な目線になって接してくれる、町を守る良い○○○かもしれないし...
風呂からあがると、ポカリスエットを飲んだ。
スポーツドリンクってこういう機会くらいでしか飲まないからね(普段スポーツをしないため)。
小雨のなか原付に乗って『ふしぎ星のふたご姫』のOPを歌いながら帰った。
「とことんプリンセスよ♪」
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