応援コメント

第40話 査問会」への応援コメント

  • 物々しいですね。
    緊張感が伝わってきました。
    昔、誰かに聞いたのか、何かで読んだのか忘れてしまいましたが、『人間に中立公正な裁きなどできない』というのを思い出しました。
    人間はその出来事を理解した瞬間、答えが出てしまうそうです。
    もう有罪・無罪の結論が漠然と浮かんでいる状態で審議の席に着くわけです。
    きっとお話に登場する査問会の委員もジローに対しての結論はもう出ているのかなと思いました。
    「聞かれたことにだけ答えろ」と相手の言葉を遮るときって、下手をすると量刑まで決まっているのかもしれないですね。
    ジロー、君は人命を救って立派だった。
    どうか迷わず…(合掌)
    また来ます。

    作者からの返信

    熱いコメント! ありがとうございます。

    そうです。
    ゲーム会社のちょっと過激なエピソードじゃすまない感じです(笑)
    『何かを裁く』と言うのは、どの立ち位置か? ですでに決まっちゃうんでしょうね。

    多分、判決を下す人達からみたら、頑張ったジローちゃんの観点も、助けてもらったサキさんの観点も、抜けてます。
    対外的に、企業を守るため。その一点のみに立った結論がすでにあるんでしょうね。

    この小説ではかなり過激な方向に振れてますけど、実世界でも、多かれ少なかれ、そんなことが行われてるのでは?

    ――でも、きっと何とかなると信じて。
    次回をお楽しみに。