コラム気取りの備忘録

凍結のプロです

みなさんはGoogleアカウントやTwitterアカウントが凍結されたことはあるだろうか。

わたしは今まで複数回アカウントを作ってきたが、ここ1年くらいは新しいアカウントを作成して2分で全て凍結されている。そして凍結解除のために電話番号を要求される。

誤解のないように言っておくが、わたしは10個も20個もアカウントを乱立させているわけではない。サークル用、趣味用、創作活動用、など用途に合わせて数個のアカウントを所持しているのみだ。用途の重複するアカウントや使わなくなったアカウントは削除するようにしている。誹謗中傷などの悪質行為もしていない。

凍結理由を問い合わせても「何かしらの不審なムーブによって自動処理に引っかかったのだろう、今一度ルールの確認を」としか返ってこない。違反の心当たりがないから尋ねているのだが。改善すべき点があるのとしても、あまりに軽率に凍結し対処を投げっぱなしにされているように感じる。

わたしはネットの世界ではマナーの範囲で自由でいたいし、それが許されるべきだと思う。広告をカスタマイズするシステムにすら嫌気がさすし、趣味用のアカウントで少しでも知人とつながる可能性のある行為は避けたい。電話番号で端末を特定されることなどまっぴらだ。

凍結だけではなく登録の際にも懸命に電話番号を要求し、特定し、現実世界でのつながりをネットに持ち込むことを一体どれほどの人が望んでいるのだろうか。そもそも、マイナンバーが漏洩される時代に、個人情報を執拗に要求できるほど管理に対して信頼を得ているとでも思っているのだろうか。

凍結のプロの戦いは続く…