Fragment-memory of future-Ⅱ

人物紹介(ケルス・クォーツ)

今回の本編は一部から二年の時間が経過しています

一部の時の紹介はこちらから

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883491131/episodes/1177354054884049847

・本編の主要人物

・17歳 7月30日生まれ 160cm

・本名はケルス・クォーツ・イザヴェル・フォン・アウスガールズ。

・アウスガールズ本国の王位第一継承者だったが、カーサから解放されたため本編では正式に王位を受け継ぎ国王となった。

・争いが嫌いな種族、リョースアールヴ族の最後の血統、クォーツ家の生き残り。

・リョースアールヴ族には自分の使役する召喚獣の声や、魔物の声もすら聞き取れることが出来る能力がある。それで苦しんでいる魔物には、自ら手を差し出し治癒を施す。

・物腰が柔らかく、誰に対しても穏やかに振る舞う。しかし芯はしっかりと持っていて、少しの脅しでは動じない精神力の強い人物。

・国の仇であるカーサ、特に両親を殺めたヴァダースのことは虫も憎まない彼が唯一憎む相手であり、彼に是非を問うために旅をすることになった。

・様々な知識を有し、その知識を活かして旅の助けをしている。

・彼の武器でもある側のブレスレットは、父親である前王シング・クォーツから受け取ったものであり、リョースアールヴ族が扱える召喚術のための触媒。

・紅茶を淹れることは得意であり、旅先で気になった茶葉を見つけると、思わず買ってしまう。チャレンジャーな面もあり、味が想像できないものにも挑戦する。

・エイリークのことを気にしているが、自分の立場との関係で悩んでいる。

【使用する術技】

フレスベルグ

・召喚獣の一体。風の同胞、天を覆う清廉なる翼。巨体を持つ大鷲。一度大きく翼を広げ、一気に閉じることで風圧が生まれ衝撃波となる。また成人二人までなら背に乗せて運ぶことも可能。

ガルム

・召喚獣の一体。鋼の守り人、全てを砕く獰猛なる牙。艶のある黒い毛並みを持つ、人の体躯よりも大きな狼犬。主人であるケルスには懐くが、敵に対しては獰猛さを隠さない。大きく息を吸い、それを咆哮することで波動として相手を怯ませることも可能。

ラタトスク

・召喚獣の一体。根を駆ける者、小さき叡智。10cm程の大きさのリス。小さな体躯に豊富な叡智を秘めていて、物事を語ることが得意。それ以外のことを求められるのは、あまり好きではない。また頭が良いので他の召喚獣とは違い人語をそのまま話せる。

スレイプニール

・召喚獣の一体。天空の使者。天翔ける者、舞うは神風。空間を自由に駆けることが出来る、艶めく毛並みをした馬。空間から相手に頭突きを食らわせ、相手を上空へと弾き飛ばす。さらにそこから空中へと駆け上がり、吹き飛んだ相手の上まで辿り着くと、前足で勢いよく地面へと叩きつける。

状態変化付与（トランス） 風神の加護（アクセラシオン）

・味方の身体能力の活性化の術。素早さを上げ、光速にすら届きそうな速さを付与させることが出来る。

状態変化付与（トランス） 炎神の加護（フォルス）

・味方の身体能力の活性化の術。味方一人の攻撃力を上げる。火や炎のマナを使用した場合は、効果が二倍になる。

守護神は我らを抱いて（セレ・ダン・レ・ブラ）

・中距離の範囲で張ることが出来る、淡い光の防御結界。それなりの強度を持ち、ある程度の術までなら防ぐ。

極光の一欠片（アウローラリヒト）

・相手の外傷を癒す治癒術。痛みを和らげることも可能だが、あくまで外傷のみ。臓器へのダメージまでは修復不可。

癒しと施しの序曲よ響け（オペラシオン）

・相手の状態異常や外傷を中回復させる治癒術。

活力よ、息を吹き返せ（レタブリスマン）

・自分が技を使用した時に拡散したマナを再集束させる術。大気に漂うマナを、琴の弦が奏でる曲の振動で共振させ、作用させることで視界に映る味方全員のマナを回復させる術。