第8話

「登録も済んだことだし、早速 ハントに行くか」

「いいね〜、賛成!」

「・・・あぁ」

「ユノどうだ?」


皆の実力を見るいい機会だし!

「私も賛成!」


狩りに出るにはまず、準備からだ。

今回行くのはビー達の巣ではなく、この街の近くの村だ。

蜂の目撃情報が相次いでいて、放っておいたら家畜や人に被害が出るかもしれないからその蜂を見つけて討伐か捕獲して欲しいという。

捕獲とはその名の通り蜂を捕獲しギルドや研究機関に引き渡すことである。

だから捕獲は討伐よりも難易度が高いので、少々報酬が高い。個人に引き渡すこともあって、また貴族や王族がペットとして蜂を飼うことがある。

捕獲は蜂の希少度が高ければ高いほど報酬は高くなる。

討伐では蜂を殺すことにはなるが、ネックレスに狩ったことが記録されるので、ギルドにネックレスを見せれば報酬をくれる。


「準備は終わったか?」


みんなはマジックバッグに狩り用の装備や必要なものが常に入っているという。マジックバッグは魔道具で小さなバッグたくさんのものが入る。

私はみんなに余ったマジックバッグを貰った。遠慮したが、もう仲間なんだからと押し付けられたのだ。

マジックバッグは普通に高い、例えると普通の人の半年分のお給料くらいかな。

つか、このパーティかなり凄いんじゃ。


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