11 2018年1月18日。ガチャ革命元年から一年半。


「App Store審査ガイドライン」


 というものがありまして。

 そこにルートボックス、いわゆるガチャですね。

 ガチャの入手確率の記載を義務付けるようにと発表したのが2017年12月。


 つまりApp Storeでゲーム提供したきゃ確率表記しろ、と。



 そして2018年1月18日。

 国内のほぼすべてのゲームに確率表記がなされた、まさにガチャ革命。



 そんなガチャ革命元年から早一年半。


 ちなみにGoogle Playでも2019年5月にポリシーを改定し、同じくガチャの確率義務化を謳っています。

 ただし米国内向けの改定であり、日本国内向けのポリシー改定ではありません。

 とは言え、時間の問題のような気もしますが……。


 そして業界に新たな動きが。



任天堂・ソニー・Microsoftが「ガチャの確率開示」を義務化する方針


https://gigazine.net/news/20190808-nintendo-sony-microsoft-loot-box-odds/


>アメリカにおけるコンピューターゲーム産業の業界団体である

>エンターテインメントソフトウェア協会(ESA)が

>2019年8月に行われた連邦取引委員会(FTC)主催の

>ゲーム内ガチャに関するワークショップの中で、

>任天堂・ソニー・Microsoftの3社が

>ガチャの確率開示義務化に向けた取り組みを行っていることを

>明かしました。



 ちょっと大きなニュースっぽいので取り上げました。


 これはスマホゲーというよりは、コンシューマー向けのゲームに関する発表ということですね。

 任天堂、ソニー、マイクロソフトの名前が上がっているので、Nintendo Switch、PlayStation 4、Xboxで発売されるゲームについて、ガチャを導入するなら確率を表記するよってことですかね。



 ちなみにこの協会に参加している他の企業で、ガチャの確率を公開するよって企業は


Activision Blizzard

バンダイナムコエンターテインメント

Bethesda

Bungie

Electronic Arts

Take-Two Interactive

Ubisoft

ワーナーブラザーズ

Wizards of the Coast


 です。



 どんなゲーム作ってる会社か気になったのでちょいと調べてみました。



Activision Blizzard

 →Call of Duty

 →Warcraft

 →上海

 など



バンダイナムコエンターテインメント

 →テイルズ

 →アイドルマスター

 など



Bethesda

 →Fallout

 など



Bungie

 →Halo

 →Destiny

 など

 ごめんなさい、全然知らない会社でした。



Electronic Arts

 →シムシティ

 →Origin(Steamのようなゲームを提供するアプリ。らしい)

 など



Take-Two Interactive

 →グランド・セフト・オート

 →アウター・ワールド

 など



Ubisoft

 →アサシン クリード

 →Far Cry

 など

 ごめんなさい、全然知らないフランスの会社でした。



ワーナーブラザーズ

 →LEGO

 →バットマン

 など

 映画のゲーム化してるって感じでしょうか。



Wizards of the Coast

 →マジック:ザ・ギャザリング アリーナ

 など

 この会社については多少知識があるので語れます。


 元々マジック:ザ・ギャザリングやデュエル・マスターズの紙のカードゲームや、ダンジョンズ&ドラゴンズなどTRPGがメイン。

 マジック:ザ・ギャザリングのオンライン化に力を入れてますね。


 元々Magic Onlineというオンライン用のゲームがあって、そのカード取引所の一つが後にビットコインの交換所になって荒稼ぎ、さらにハッキングを受けて取引停止に追い込まれたりと面白い話は次々出てきますが、ここでは関係ないので割愛します。

 そういやMtGの歴史について書いて良いのかな。

 許されるんならめっちゃ自由気ままに書きたい。



 ちなみに同じくこの協会の参加企業で、現時点で同意を得られていない企業は


505 Games

カプコン

CI Games

Deep Silver

Disney Interactive Studios

Epic Games

Focus Home Interactive

Gearbox Publishing

GungHo

Intellivision Entertainment

Kalypso

コナミ

Magic Leap

NCsoft

Natsume

Nexon

Rebellion

Riot Games

セガ

スクウェア・エニックス

THQ Nordic

Tencent

マーベラス


 です。


 ガンホーにカプコン、コナミにネクソン、スクエニにセガ……

 あくまで現時点での話ですからね。

 別に反対しているとか、そんなわけではないです、きっと。


 というか賛成している企業って世界的に有名なゲーム作ってる企業が多いですね。

 ガチャなんてやらなくても問題ないぜ、って企業でしょう。



 ちなみに『ゼノブレイド2』のレアブレイドガチャみたいなのは対象外でしょうか。

 ゲーム内で手に入るアイテムで完結してますから義務はないでしょうね。


 そもそもポケモン金銀からの色違いとか、ドラクエの転生モンスターとか、確率を知ってしまうと微妙にやる気が削がれますね。

 世の中には知らないほうが幸せなものもありますよ、うん。


 ただしお金が絡むガチャはブラックボックス化してはいけない。


 というかDLCですら問題視されていたのに、ゲーム一本分のお金をガチャに簡単につぎ込むって改めてやべー行為だと思います。はい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る