愛の移り変わりというのを感じる。ドライに言えば、現実に戻ったとある夫婦のとある出来事で悲しいですね。男性の立場としては。でも、それが凄くわかりやすく、語り手のやったことが、何だか悲哀のような喜劇を誘うような終わり方で少し笑えるようで、最後を知りたいような知りたくないようなうまいお話です。