第8話 設定を練るって感覚が分からなくて詰む
現代ダンジョンものが書きたいです。書けません。
読んでもらうなら少しの謎要素を盛り込まないと読み進めたくならない、という謎理論を信仰していて、謎を考えないとなーと。悩んでみたり。
設定を練るだけでもたいへんなのに、ちょっとの齟齬を作らないといけないっていうのが。
多分、そういうことやったら、ちょっとがちょっとでなくなる。
多分、異世界人がダンジョンマスターだと、宝箱に一風変わったものが入る。
現代ダンジョンで、宝箱を開けたら中いっぱいの塩がでてきたらどう思う?
というところから、考えてしまう。
地球人にスキルが生える、とかも考えて見ると難しい。
適性があるスキルが生えるとして、だいたい人類で武術をやる人口は2%程度。剣術とか空手とか生えるほうは良い方で、相撲スキル、はーどすこいどすこい、とかいって、それで現代ダンジョン無双とかできる気がしない。
ゴブリンを合気道で倒していくとか、いや刃物がないとダメでしょ、とかっていうのが。
で、スキルチェックですよ、チェック。日本でやるとしたら、大人になったとき、つまりは成人式です。
成人式で、お歴々の方が居並ぶところで、スキルチェック。良いスキルがでたら即スカウトとか。
で、荒れる成人式になるわけです。スキルが生えない人がでて。
と、こういう風に、考えれば考えるほど、つまらん要素がでてきて、話が進まない。ストーリーを読ませるのが本筋でしょ、でも設定を語るのは、小説ではない。
ストーリーを進ませるには、登場人物を動かさないといけない。しかし、だ。
自分は発達障害で、先のことを考察するのが信じられないほど苦手なので、それがとても難しい。ストーリーを転がすっていう発想がまずない。
自分にとって言語化可能な世界観を作るのが難しい、といってもいい。
自分が参考に、と考えるのが、黒澤明監督の、七人の侍。
それぞれ役割の違うキャラで組織を作り、困難を乗り越える、とかあこがれるじゃないですか。
リーダー、サブリーダー、無条件に追認する役、切り込み隊長、ムードメーカー、トリックスター、後継者。とかいう役割。
モブ、なんて役割はあるんだろうか? そのへん、詳しくない。
まあ、そういうわけで。ちゃんと設定を作り混むことができたら、もしかしたら、書き始めるかも、しれないです。
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