一番長い日の一瞬
戻れないことも
理解できないことも
後ろ向きになっても
力の限りで
悔いながらでも
没頭するしかない
まだわからない
類似局面の中で
やめてしまえばいいとか
待ってほしいだとか
わかりはしないだろう
たいしたことはない
などと言い捨てても
弁解は見苦しい
ただ、止まれない
逃げても、逃げ切れない
崖っぷちでも
忘れてしまっても
ごくまれにある希望へと
浮かび上がっていく心は
誰だって望むことだろう
楽しんだのは昔のこと
悲しんだのは昨日のこと
儚いのはいつものこと
信じられない全てのこと
不誠実で切り拓いていけ
時間に追われ限界を超えて
今しかない先端を追え
禁じられた扉を開けて
無定見の果てで探す
羅針盤は壊れてしまった
未完成の城壁の手前
受け取った天命
来期へと橋を渡す
灰色を自分色に染める
ぶつかった瞬間の想いを込めて
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