第16話 院長との勝負
筋肉というのは原生動物や、中生動物、海綿動物には存在しない、つまり地球上で選ばれた動物に与えられたもの。それが筋肉。マッスル。こうしてる間にも、不随意筋が俺の意思に関係なく動いている。俺の鍛え上げられた骨格筋の一撃を見るがいい!
拘禁され、筋肉が少なくなり、弱った患者たちは、俺の奴隷になった。お前も俺の奴隷になり、俺たちと交わるのだ!
ヒィッ!ホモ!
ホモという差別用語を吐きながら、どこかの拘禁棟から叫び声が聞こえた。
もう僕のおしりは限界ですッ!やめて!いや!でも感じちゃう!あん!
近くの拘禁棟から喘ぎ声が聞こえ出した。
マグナスは動じず、院長に対峙した。
「お前を倒せばいいのだろう?単に筋肉の量が多いだけで、簡単にこの国の官吏を倒せると思うなよ。」
私の方が身軽だが、相手の方が、体を鍛えている。関節技で仕留めるか、室内の何かで、相手の視界を塞いだ方がいいな。部屋の電球を叩き壊した上で、院長の蝋燭をそのままぶつけるのもいい。厳しいのなら味方を探した方がいい。
・相手の一撃をかわし、関節技で仕留める。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889551502/episodes/16816452221503970096
・室内の物をぶつけ、一瞬の動きを止めたあと、急所を攻撃
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889551502/episodes/16816700426941442459
・味方を呼ぶ(多くはないようだが)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889551502/episodes/16816452221332537904
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