人物紹介(『王立魔術学院』時点)
【主人公付近】
・カトレア・M《マーリン》・クロムスフェーン(現13歳)
本作の主人公。通称は『盲目城のカトレア』『盲目の魔女』『深層の魔法使い』。
7歳の頃に起こした魔力大爆発、通常『盲目城事件』を引き起こしたため、父キキョウによって位相空間に封印され、その中で魔術の研究を進めていた。
その後、13歳のある日先祖であり『建国の魔法使い』マーリンに見つかり、王立魔術学院に入学することとなる。
ザックリとした魔力量は戦略核レベル。
・ヨヅキ・ナイトレイド(
カトレアの従者兼守護騎士。通称は『深層の守護騎士』『盲目城の亡霊』『心無き黒騎士』。
元よりカトレアの護衛兼役として育てられていたが、盲目城事件の際に自身の心臓がなくなり、カトレアの父、キキョウによって魔石を胸に埋められる。
その後、若干10歳にて一代騎士を任じられる。カトレアの衣食住の一切と素材入手を務める。
極東のとある一族であった曾祖父がクロムスフェーンにその刃を捧げ、代々クロムスフェーンに仕えている。なので極東の姓を持つが、彼女自身は純粋な王国民。
ナイトレイドは叙勲に当たり与えられた姓であり、公的な場ではそちらを名乗っている。
魔術の才は秀才程度だが、暗器と護衛術に特化した戦闘を行なう。
・ノアール(黒猫)
主人公のカトレアが父であるキキョウからもらった黒猫。
影の中を自由に出入りできる。
【クロムスフェーン領】
・ユーフィル(現13歳)
クロムスフェーン領の成績優秀者の一人。
魔術の才に溢れ、貴族レベルの魔力量と繊細な魔力操作を得意とする。
気の弱いところが玉に瑕。
・スルーズ(現13歳)
クロムスフェーン領の成績優秀者の一人。
剣の才を見込まれ、王国選抜組となる。
気性が荒いことも多いがその気性は冒険者や騎士向きと言われている。
【王立魔術学園】
・アマンド・レサマ(現13歳)
新興貴族『薬草のレサマ』と呼ばれる男爵の長男。
薬草と薬学に富み、錬金術に富む。
【クロムスフェーン公爵家】
・キキョウ・M・クロムスフェーン
現クロムスフェーン公爵家当主。
盲目城事件の際にカトレアの封印を即時決定する。
現在の役職は王国魔術参謀にして国王相談役の一人。
・ヨミコ・ヤコウ(
クロムスフェーン家の女中総代にしてカトレアの監視役。
元はキキョウの護衛兼世話役。
・グラジオラ・M・クロムスフェーン
クロムスフェーン家の次女。
剣と魔法の才に溢れ、普段はツツジの護衛騎士兼実技教師として王立魔術学園に務めている。
最近の悩みはカランコエが買ってくる不気味な人形。
・カランコエ・M・クロムスフェーン
クロムスフェーン家の三女。
おっとりとした魔術教師。専門、というものはなく広く魔術や魔力について研究している。
観察力が鋭く、人の嘘や偽証に
好きなものは砂糖少なめの甘いケーキ。
・始祖マーリン
偉大なる国創りの魔法使いであり、人と夢魔の混血児。
後継者探しのため『王立魔導学園(現:王立魔術学園)』を作るが、あまりいい人材が見つからず、いつも国の中をプラプラと遊び歩いている。
王ではなく国に忠誠を誓った『建国の魔法使い』。
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