第86話 お店!
屋台通りを歩きながら大量に買い込む、その後街外れのお店に行くと、建物は出来上がり、仕上げを行っていた。
「ヤードラさん、串にスープを買ってますので良かったら皆さんで食べてください。」
「えっ!良いんですか?」
「大量に買ってますので余ったら持ち帰っても構いません。」
「ありがとうございます。」
30分程で終わり、20人近い人達が串やスープを取って食べている間、見に行く。お店があり左側に小さな庭で少し進むと一軒家、右側は柵になっており、後方に小屋と鍛治工房、その後ろはめっちゃ広い畑となっている。一通り見て戻るとヤードラさん意外は帰っていて、もちろん大量にあった串やスープも綺麗になくなっていた。
「ヤードラさんありがとうございます。」
「こちらも久々に気持ちの良い仕事ができましたよ。また、何かありましたらいつでも対応します。」
「はい。その時はお願いします。」
「それでは私も失礼させて貰います。」
「ありがとうございました。」
ヤードラさんを見送った後は、拠点に戻りアブラゼミを移そうとしたら、フェニックスやフェンリルの圧に殺られていた。仕方なく油だけを確保して戻ってきた。
「ドラドラとドラコは鍛治工房で寝泊まりしながら武器や防具を作って貰います。」
「ふんっ俺は武器しか作らんからな。」
「私が防具を作ります。」
「武器はショーテル・サンセツコン・テッコウカギ・片手剣・両手剣・短剣、防具は籠手・盾をお願いします。」
どのような物か地面に書きながら説明して、材料は小屋に盗賊討伐の戦利品のボロボロな剣や盾などを置いたので、それを使って作って貰う。
二人に指示を出した後は街に戻り、ピューネと奴隷商へ向かう。
「いらっしゃいませ。本日はどのような奴隷をお求めですか?」
「農民と戦闘が出来る奴隷をお願いします。」
「畏まりました。少々お待ちください。」
部屋を出て数分、10人程連れてきた。
「ガドラス領では農民の奴隷は滅多にでないため、元冒険者の10人を連れてきました。」
「軽く手合わせをしても?」
「構いませんが、怪我をされても責任は取りませんよ。」
「はい。」
店を出て、店前の道で一人づつ打ち込んで貰うが、誰一人としておめがに叶わず店を後にして宿へと向かう。
眠りにつくと、一人の白銀の髪で白いワンピース姿の少女が現れて、
やみにまどいしあわれなかげよ ひとにきずつけられきずつける つみをかさねるごうのたま いっぺん・・・・浄化してみる~?
ガバッ!!!はぁ、はぁ、はぁ、ゆ、夢か・・!あの時から好戦的になって人を傷つけたからこんな夢をみたんだな。
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