同時進行でゴー!!
小説を書くということは大変なことだと思います。
書くことに限らず、創作活動を支える準備段階にも多くの時間と集中力が必要です。読書する。勉強する。調べる。自分と向き合う。考えを整理する。
そして、それらを生きていくための生活の合間で行う。つまり、大変な創作活動には時間のやりくりが肝心となる。
時間を制する者が、創作活動を制するのです。
誰もが限られた時間の中で生活しているはずです。
専業作家でもない限り、一日の合間に創作活動の時間を割いていますから、執筆に集中できるのは日に三時間ほどでしょうか。書ける日もあれば、書けない日もあります。文字数で三千文字ほど。推敲する時間も限られます。
(このペースだと、完結を前に中高生の読者が成人してしまう!)
常にあなたは思っているはずです。
もっと時間が欲しい、と。
時間があればいっぱい書けて、もっと面白くなるはずだ、と。
では、なぜあなたは時間がないのでしょうか。
仕事をしながら、創作に十分な時間を割くことは可能なのでしょうか。一日中とは言わないまでも、納得できる時間を作ることはできるのでしょうか。
わたしはできると思います。
その手段の一つとして、同時進行のアイデアがあります。
二つ以上の作業を同時に行うことで、一日に余裕ができるのです。
同時進行の説明をする前に、まずは、日々の行動にはどのようなものがあるのか書き出してみましょう。
起床、朝食、身支度、通勤、仕事、昼食、帰宅、買い物、料理、夕食、風呂、トイレ、読書、執筆、飲み会、掃除、洗濯機回す、洗濯物たたむ、テレビ、映画、ラジオ、Twitter、YouTube、筋トレ、etc.
次に、同時進行できる組み合わせを考えます。
例えば、風呂に入るときに風呂掃除ができます。トイレに行くときトイレ掃除ができます。料理をするときラジオを聞きながらキッチン周りを掃除できます。掃除は基本的に同時進行で行えますね。
さらに、それら全てを洗濯機を回しながら行います。
なので、テレビを見るときであれば、食事しながら、リビングを掃除して、洗濯機も回します。もちろん、洗濯物が乾けばそれをたたみますし、筋トレもします。
このように、組み合わせを多く作り、それらを習慣化することで、あなたの一日にみるみる余裕ができてくるのです。
ただし、ながら作業で行ってはいけないものもあります。それは、執筆や読書です。
創作活動には他にはない集中が必要です。
集中力を高めて、短時間で取り組むこともまた、創作活動においては時短に繋がるのです。
さて。今、あなたはこれを読みながら、自分の生活に置き換えて、同時進行できる作業の組み合わせをいろいろと考えていることでしょう。
そこで、忘れないで頂きたい大切なことがあります。それは、創作は素晴らしいことだということです。
仕事をしながら、創作活動をするということは非常に困難なことであり、それだけで素晴らしいことなのです。
だから時間を無駄にしてしまっても、あまり落ち込まないでください。
贅沢な時間の使い方をした日には、今日は必要な息抜きだったなぁ、と寛大に受け止めましょう。
時間と心の余裕が創作活動を支えているのです。
それでは砂田さん、忙しいと思いますが頑張ってください。応援していますよ。
「はい!! ありがとうございます!!」
きょう(2019/11/20)のわたしより。
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