電車でもう大丈夫
電車で本って読みますか? 僕は読みます。書店のブックカバーを掛けた文庫本を最低一冊は鞄にいれてます。多いときは三冊入っていることも(重いだけ)。
でもたまに忘れてしまいます。いつもの鞄じゃないときとか。前回続きが気になって家に帰ってからも読んでいてベッドの上にそのままだとか。読むべき本を忘れてしまうことがたまーにあります。そんな時はまぁだいたい絶望病みたいにスマホをぼんやり眺めて過ごしているんですが、スマホにも電池の限界があって。。。暇すぎて、窓の外を憂い顔で眺めながら鼻をすすっては目的地まで揺られるということが月一ペースで訪れます。窓の外を流れる一つ一つの景色の中にもまた人々の幸せな暮らしがあるんだな。僕は不幸だな。そんなことを思っています。そんな僕がなんとか絞り出した、電車で移動中にどうしても暇なときの対処法を今回はご紹介いたします。
6人掛けのロングシート。
向かいのシートに腰掛ける乗客で勝手にバンドを組んでみてください。各担当を想像してみてください。デビューシングルはどれくらい売れそうですか。リーダー格が二人。ムードメーカー(ぽい人) が1人。陰で支えるタイプ(ぽい人)が1人(たぶんドラム)。良いグループです。そこにお婆ちゃんが1人加入。斬新だ。これは売れる。乗り換えで降りていく者、乗ってくる者。バンドメンバーの入れ替えはよくあることだ。と、ここで突然のソロ活動。まだまだいける。加入、脱退。加入、脱退。ボーカルが脱退したときはちょっと動揺を隠せないけど。加入、脱退。加入、脱退。次のターミナル駅でいよいよメンバー全員総入れ替え。自分も降りてさようなら。いつまでもファンでいます。
ぜひ、試してみてくださいね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます