第25話 楽器編成
突然ですが。音楽にはパート編成というものがございます。
管弦楽、吹奏楽、弦楽四重奏、ピアノ五重奏……主だったところはこの辺で。
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管弦楽というのはオーケストラのことですね。よく『オケ』なんて言われます。
私はほとんど行かないんですが、『カラオケ』なんかは歌の部分が空っぽでオケだけだから『カラオケ』なんですね。
オーケストラは基本的に弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器、(編入楽器)で構成されます。
弦楽器は、第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス。
木管楽器はピッコロ、フルート(アルトフルート持ち替え)、オーボエ、イングリッシュホルン、クラリネット、バスクラリネット、ファゴット、コントラファゴット辺りかな。
金管楽器はホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ。
打楽器はティンパニ、あとは曲によっていろいろ。数人で何種類もの打楽器を演奏するので、人数によっては走り回ることになります。
編入楽器は、曲によって編入する楽器のことです。ハープ、チェレスタ、オルガン、ピアノ……その辺りだと思います。
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これが吹奏楽になると、文字通り『吹いて演奏する』ので、弦楽器が無くなります。マーチングなどで使われると思えばわかりやすいでしょう。とは言え、ステージ演奏が多いので、コントラバスも入ります。
『管弦楽に無くて吹奏楽にある』楽器もありますね。サックス(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン)、ユーフォニウムなどがそれにあたります。
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カテゴリを超えて編入することもあります。
みなさんご存知『ボレロ』(ラヴェル)には、長いサックスソロがありますよね。サックスは普段オケにはいませんので、この曲のときはサックス奏者に来て貰うことになります。
ピアノさんは割とどこにでも顔を出しますね。
『動物の謝肉祭』(サン=サーンス)では中心となって曲を引っ張ってますし、組曲『道化師』(カバレフスキー)でもピアノが活躍してます。運動会のやつね。
『ます』(シューベルト)ではピアノ五重奏曲として弦楽器4本と仲良くやってます。
チェレスタさんも人気者かな。
組曲『惑星』(ホルスト)にも顔を出してますね、あのチェレスタの音は「お星さまキラキラ~」って感じですからね。ここで使わずにいつ使うのだ!ってなもんですね。
え、ヤダもうこんなに書いちゃった、あっという間よね~。ネタは少し取っておかないとね。
でも、音楽の話って楽しくていくらでも書けちゃうのよね~。
だってクラシックファンなんだもん!
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