第27話 行方
「えっと....次に行く前に、クラスのみんなに対しての三島くんの感想をひとりひとり教えてくれる?」
そんなもの聞いてどうするのだろうか。
けど、このメール主の言うことは絶対である。言って損することは多分ない。
だからつべこべ言わず正直に話した。
「◽︎◽︎は自分のことを買い被りすぎだな、別にルックスがいいわけでも、何かできるわけでもないくせにな。
悩みを聞いた時も、聞いてやってるのに高圧的な態度で本当に気持ち悪かった。
ただこれから俺に利用されるだけなのにな。まじ笑いが止まんねーぜ。あと△△は.........」
こうして俺は、メール主に1人1人の
話を終えるとメール主は
「そっか」
と短く言った。
え?それだけ?何を目的に聞きたかったのだろうか。まぁいい。ストレスが最近溜まってたからな。いいはけ口になってくれた。
「でどうするんだ、次は何をすればいい。」
「うん、そろそろ雲水を潰そうか」
あまりにもさらっと、彼女は言った。
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「はあ、行きたくないなあ。」
私、雲水星雨は、久しぶりに学校に行く。
なぜかって?
それは初めて家に秋咲が来た時まで遡る.....
秋咲がはじめてきた日
秋咲が帰った後、私は両親と話し合いをしていた。
「なぜ学校に行かないんだ星雨。また中学みたいに理由を言ってくれないのか」
「高校卒業しないと将来は.....」
長い間説教を受けた私は、部屋で悔しさで震えていた。
私だって学校に行きたい。でも行けない。
中学の頃私をいじめていた子が転校してきた、好きな人に嫌われた、なんて言えるわけがない。
だから無言を貫いた。
私はゴミだ。誰からも必要とされないゴミだ。あーもう嫌だ、寝よう。寝て忘れよう。
何も考えたくない、その気持ちだけが私を睡眠へと誘っていった。
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こんにちは。嵩いの李です。皆さん、いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。
レビューやいいね、コメントして下さりますと、とても喜びますし、モチベーションがすごく上がります。特にレビューして下さるとハイテンションになって裸で踊り狂います。質問等もお待ちしております。
毎日21時投稿を心がけておりますが、嵩いの李は現役高校三年生、受験生なので、やむを得ず投稿できない日もあります。何卒、御理解お願いします。これからも、『ラブコメ主人公は爪隠す』をよろしくお願いします。
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