第5章 野球の醍醐味と面白味
私は野球を続けては来たが、プロ野球選手にもなれていない。プロで活躍出来るのはどのスポーツに於いてもひと握りである。
野球、特に学生野球で得られるものは、礼儀や仲間との思い出、相手を思いやる事などだが、社会に出てから役に立つ事だと思う。
辛い事があっても、「あの時の苦労はこんなもんじゃない」と思えるなら、結構切り抜けられる事もある。野球だけで無く、スポーツに共通することであろう。
野球は「人生の縮図」と言った人もいるそうだが、いい時も失敗する事もある。だが、ミスを帳消しにできるチャンスが来る。最後まで勝負は分からない。時には延長戦もある。逆転、サヨナラ勝利、敗戦もある。あり得ない珍プレーもある。そんな所が野球の醍醐味なんだと思う。
近年、野球人口が減りつつあるらしいが、やはり野球は面白いと思う。
ヒットが打てるようになった、フライが取れるようになった、三振を取れるようになった、自分で成長具合が具体的に知ることができる。そこも良いところでもあろう。
野球部はなぜ練習がきついか?それは、何回も反復練習をしても、試合でその成果が100%出ないからであると思う。投球一つとっても同じ速度、コース球種の球が2球続けては投げられないからだ。だから臨機応変の対応が必須である。
野球する人は、おつむが弱い人が多いイメージだが、逆だと思う。あらゆる事態を考えながら最善を尽くして結果を出す。中々難しい。しかも相手は対人間。一筋縄では勝利出来ない。
そこがまた面白味でもある。
更に配球を読む、風を読む、打球の来る位置を読むなど、ある意味将棋の要素もある。
最後にいい選手の共通点は、
「怪我をしない事」
「素直に人の指導を聞くこと」(鵜呑みにはしない)
事だと思う。私はこれが出来ず凡人である。
野球の着眼点 最近は痛風気味 @Kdsird1730
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