第二章 野球の試合での流れとは(1)

スポーツであれ、何であれ、物事には「流れ」があり、つかみ損なうと試合には勝てない。

野球に関する格言みたいなものが結構存在する。

これから流れに関するものを2つ挙げる。

1:ピンチの後にチャンスあり

この格言は、TVでプロ野球や高校野球等の試合を観ていても結構当てはまり、わかりやすい。なので、そういう観点で試合を観ているとよく出る場面である。緊迫した試合に出やすい。

例えば、お互い同点で、相手の攻撃をなんとか切り抜けた後の攻撃。相手は「もう少しで得点出来たのに」と殆どのプレーヤーは思っている。特に投手は緊迫した試合で得点すれば、気持ち的にかなり楽になる。期待しただけに、何気に無意識でも落ち込む。そうなると、ピンチだったチームの攻撃時、相手投手は若干今までより気力が落ちている。その為、今までより多少打ちやすくなるからであろう。そういう時、連鎖反応のようにエラー、四球が出たりすると、チャンスが拡がり、得点に繋がることが多い。

ここで重要なのは、「どちらのパターンにも当てはまり、その為に備えないといけない」

と言うことである。ピンチを切り抜けた側、チャンスを潰した側になるケースが必ずある。

前者はこの格言を思い出して攻撃する事、後者はエラー、四球を出さない事を心掛けないと行けない。

野球と言うものは意外とメンタル面が重要である。

もう一つ挙げると、

「チャンスを潰した事、エラーした事などのマイナス面を引きずらない」

と言うことである。その気持ちはプレーに出る為、気持ちを素早く切り替えるようにする事を心掛けるのも重要である。

野球はミスを返上出来る機会が多いので、その点は面白みでもあり、深みにハマるきっかけにもなる。

気持ちの切り替えは難しく、全ては消し込む事は無理だと思っていい。だが、出来るだけの努力は必須である。

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