🖤

寄ってきた連中をぶちのめせる口実になるのでは?と考えていた。それが、もっと‘趣味’出来る?












「馬鹿みてえな連中にふっかけられて笑って流すのに飽き飽きしてたんだ。限界なんだよ」


藤堂冷の目が、一瞬暗くなったのをわたしは見逃さなかった。

コイツ結構闇抱えてそう。うける。







「いいよお~乗った」



わたしはそう告げた。断る理由が見当たらない。








「交渉成立だな」



不敵な笑みに、わたしもつられて笑う。





ああ、なんだかとっても楽しくなりそうな予感。





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