第34話 ラストバトル(決着)



 焼きつくされたはずの魔王は、どこからともなく再出現。

 そして、第五形態……ファイナルフォームとなる。詳しくいえば最終の形態だ。ほんと変身好きだよな。魔王にもロマンってあるんだろうか。


「続きをご所望ですね、分かります」


 やっぱ、別の意味で我が儘ボディだからサービス全提供ってわけね。自慢か。こんな事できる俺すげぇみたいな。魔王なんて名乗るくらいなんだから、自己顕示欲の塊なんだろうな。常に自分の凄い所を見せないと気が済まない的な。


 元より小さくなったとそいつは、一度コウモリっぽくなった影響か羽が生えたままだった。飛行タイプ継続なんですね。


 で、外見はゾンビの様な見た目をしていて、紫色の肌はシワシワ。中にある骨が浮いて見える様な状態だよ。


 一歩間違えたら昇天してしまえるんじゃないかと思ったが、そうはならないからボスなんだ。

 その第五形態魔王サタンが、何か恰好付ける様に羽を広げている。


『愚かな、ひれ伏すがいい……』

「これが最後だ。総員、準備にかかれ」


 最終形態で、ファイナルなだけはある。

 この第五形態は攻撃力的には大した事が無いのだが、攻撃の間隔が短いのが厄介だった。


 通常ならこちらが全員行動し終わって相手の攻撃に入るものを、こちらが一人行動し終わった事にくるからな。本当にもう、てんやわんやのお騒ぎ。大変だ。


「ユリカ達は、下がってろ。ラクシャータは当てるより、回避と防御優先!」

「はい!」

「了解」

「分かってるわよ!」

「ええ、わかったわぁ」


 来た。さっそくソニックブローだ。


「しぶといな、くそっ」


 衝撃波が来る。

 威力は小さい。

 しかし、連続攻撃はまるで嵐のようだった。


 そんな中で俺はと言うと……。

 野ざらし状態だ。


「いででで、くそ、いったいな。この」


 ユリカの回復魔法を信用して、あえて攻撃できる位置取りから下がらずにいるんだが、中々きつい。


 いくらレベル差があってライフに余裕があると言っても、攻撃を食らうのは不快な事に変わりがない。

 だけどここで後ろに回ると、相手のライフを削るの遅くなるから。


 そんな台風接近中、暴風警報発令中の景色の中。意識が飛ばないように背後の様子を気にかけてみると、不満げな声が聞こえて来た。


「二人共、私の……離れるんじゃないわよ! ミンチにな……」

「分かった。あんぜ……」

「大丈夫で……、ネルさんの事も……しんぱ……しなくても」


 聞き取りずらいが声の主はリズ達、後衛組だ。


 この局面、対魔王兵器という最終手段を保持しているキーマンであるリズだが、彼女は戦いに積極的には参加していない。

 レベルが低いからっていう理由もあるんだが、大きな理由はもっと別。回復が追いつかなくなるかもしれない様なこの攻撃暴風発生の時点で、防衛の為に力を温存してもらっていたらかだ。


 彼女と話し合った時は、魔王を倒す為に開発した兵器なのに何で攻撃に使わないのか、なんて言われてかなりもめたが、こればかりはしょうがない。

 確実に仲間を守るためには、魔王の力を削ぐための兵器を防衛に回すのが一番だったから。


 後先構わずラスボスを倒すだけなら、本当は全員の全力を出し切れば何とかなったかもしれない。

 だけど俺は、皆が生きた上で奴を倒したいんだ。

 エンディングを迎えても、ユリカ達がいないなんて事は俺の望んだ結末なんかじゃないしな。


 振り向けばおそらく、防衛様に設定された砲塔を中心に、改良を加えた狭間の空間が展開されているんだろう。その内部で、不満そうにしていたり心配そうにしていたりするそれぞれの顔が、簡単に脳裏に浮かんでくる。


「あらあらぁ、手ひどくやられちゃってるわねぇ。気休めだけどはいこれ」

「お、気が利くな」


 その内弱まって来た嵐の中を、逃げ回って回避していたラクシャータが歩み寄ってくる。ちょっと勢いに押されてぶっ倒れてた練さんだけど、回復アイテム貰ったんで良かった。これで立ち上がる分だけの力が手に入った。


 そんで彼女に手を差し伸べられて立つ頃には、ユリカの魔法でかなり楽になってくる。連携プレーですね、素晴らしい。


 で、文がもったいないので以下省略だが、そんな攻撃が大体ざっと三十分くらいだ。ヤバいだろ。すげぇのなんの。

 あんまりにも壮絶だから、途中で記憶が途切れてるけど、それはワンパターンで飽きたからだよね? そういう風に思っとこ。

 

「ネルさん、大丈夫ですか!」

「へーきへーき」


 ふらっと来たけど強がっちゃうよ練さんは。

 男の子だから、恰好つけたい時もあるんだよ。ごくごくたまに。 


『ふははは、ふはははは、そろそろ抵抗を止めて楽になったらどうだ。命乞いでもしたらどうだ。そうしたらひと思いに殺してやろう』


 結局それって、選択肢ねぇじゃん。


「誰がやるか、ばーか、おたんこなす。一人で調子乗ってろ」


 とりあずは、ひたすら困らされたファイナルホームボスつえーの半時だったが。

 俺達は無駄にやられて防衛にまわっていたわけじゃない。

 

「よっし!」


 頬を叩いて気合を入れる。


 数秒だけの若干のタイムラグ。


 大技を出した後だ、少しばかりの猶予があるはず。

 後衛である仲間達がこちらへとやって来た。

 後ろに下がったままならば、まだ安全だと言うのに。


「ここは、意見を押し通されちゃったんだよなあ」


 ここからラストスパート全開で駆け抜けていくつもりだが、俺一人だけに良い思いはさせないとでも言う事か。


「畳みかけるぞ、全力! ここで出さなきゃどこで出す!! 今年の主役は俺達だ!!」


 何のためにじりじり戦い続けて来たと思ってんだ。温存してきたのは、仲間を守る為、プラス確実にやる為だよ。


 剣を振りかぶって再度突撃。

 今まさに俺達が立っているこの場所こそが、エンディングの分岐点だ。


 剣で魔法で攻撃し、追った怪我は回復魔法で治癒、相手の行動は妨害魔法で阻害。

 リズもなけなしの残っていた余力を攻撃へ回し、アイテムの出番もひっきりなしだ。


 そして、


「もらったあっ!」

『どこを狙っている』


 敵の背後に回り込んだ俺は、一撃よりも行動力を削ぐ事を選んだ。


 今まで子供の細腕でぶんまわしていた剣が相手の背中にあるそれに突き刺さる。

 翼だ。


「りゃあっ!」


 力を込めて引き裂くそれは、左の羽だがバランスがこれで取れなくなったので、これで奴は飛べなくなった。

 放っておくと多分コウモリ軍団だった時の再生力を発揮するだろうが、たった一時飛べなくなるだけで俺達には十分だった。


 俺はその羽に剣を突きさして、ステータスに物を言わせて床にぐさっ。

 魔王サタンをを縫い留める。


 視線を向ければ、いつのまにやらラッシュかました仲間達は部屋の奥へと対比していた。オッケーよしよし。


『貴様っ、何をするつもりだ! 何を企んでいる!!』

「さてな、とりあえず言えんのは地獄に堕ちろって事だよ」


 俺はきっと、良い笑顔してるんだろうな。

 男の娘だから、可愛い可愛い女の子っぽい小悪魔スマイルだ。


 この状況で何の慰めになるのか分からないが、もしどっちか選べるなら、むさいおっさんの笑顔よりはマシだろ? 人生最後に見るものってさあ。


 直後、天井から大質量のエネルギーが伸し掛かって来て、俺共々魔王はその力の塊に押しつぶされていく。


 中々できない体験だ。二度としたくない。洗濯機に入れられて、意識ごと攪拌される感じがした。


 圧倒的な力に飲み込まれる様な感覚がして、気が付けば意識が数秒飛ぶ。

 それでも完全に落ちなかったのは、前もって分かっていたからだろう。練さん覚醒、おめめぱっちり。


 見上げれば、天井には穴。空が見える。

 何があったって?

 そんなん決まってるだろ。


 最終兵器、本物の対魔王兵器が建物ごと、この闇の間を打ち抜いたんだよ。





「はっ……、あんなちっちゃな兵器が最終手段なわけあるかっての」


 リズの持っていた武器はカモフラージュなのだ。

 魔王を一旦油断させる為、力を見せつけた囮に過ぎない。


 他の場所にいるアルガが本物を無事にぶっ放してくれたようだ。仲間にしたかいがあって良かった。


 詳しい座標計算やリアルタイムでのタイミング合わせは、今までセリアが同時作業でこなしていたのだ。リズのフォローを受けながら。とんでもないプロ手腕だよな。


「死んだかな」


 焼け焦げた様子の魔王を見る。

 動き……はしないようだが、完全に消えなかったようで骸骨のような躯となって残っている。不気味だ。


 第六形態とか言わないよね。


 これ以上は無理だ。

 皆もう、ここで全力出しちゃったもん。


 そんな風に考えてると、足元に違和感。

 見ると、あらびっくり。


 おっきなクモの素みたいなヒビが床にあるではありませんか。

 身動きすると、練さんのちっちゃな足に頼りない感覚が伝わって来た。


 そりゃ、天井突き破ってくるぐらいの威力だったしな。床ぐらい抜けて当然か。むしろまだあるのが不思議なくらいだ。

 

 だが、こういう時にドジをやるのが一人いたよな。


 思った通りにユリカがこっちに走り寄ってこようとする。


「ネルさん!」

「ストップ、床抜けるから、危ないから」

「あっ」


 そのまま退避してて、キープキープ。

 危ない危ない。


 別に俺には翼があるから、落っこちたとしても飛べるしどうって事ないんだけど。

 出来れば落ちたくないのが本音だし、いきなり抜けられたら心臓に悪いだろ。


 とにかくこれで、手こずりに手こずりまくった魔王は打倒できたようだ。


「ちゃんとやったみたいだな」


 息を吐き、そっとその場を離れようとしたんだけど、「うぇっ?」と嫌な感じ発生。足首を何かに掴まれる感覚がした。見たくないけど「えー」とゆっくり確認。それは固くて、細っこい感触で……。


「うわぁ」


 ホラーだった。

 何と、骸骨になってなお動き続ける魔王サタンが、こちらの足首を掴んでいるのだった。


 ガラガラと床が崩れていき、穴が開く。魔王の半身が階下に落ちかけた。いや、本当に階下なんてあっただろか。


 そういえば、この下って吹き抜けになっていなかったか。十階層分くらい。


『認めぬ、ミトメヌ、ミトメヌ……。我、が……こんナ、ところデ、オワルはずがナイ……。ちからヲ寄越セエエエエエエ……』

「なんっ、ぐっ……」


 緩慢な動作で、元の機敏さは残ってないようだが、それでも死にかけにしては力が思ったより強い。


 一体どんな執念で動いているのやら。

 体の中にあるエネルギーみたいな力が吸い取られていくような感じがした。


 ただでさえ、残り透くなかったHPやらMPやらが、それと分かるくらい急激に奪い取られていく。

 怒った変化にめまいがして、ふらつきそうになるくらい。


「くそ、このっ。死人は大人しく寝てろ。いい加減墓に入れよ。棺桶に片足突っ込んでるくせに」


 どうにかして引きはがそうとするが、力を吸い取られている影響で、上手く体に力が入らない。


 眩暈どころか、頭がガンガンしてきて耳鳴りも聞こえて気て、本格的に結構ヤバい。

 すぐに立っていられなくなって、その場に膝をついてしまう。引きずられないように踏ん張るのが精いっぱいだった。


『邪魔者メ、せめてミチヅレに、してやル……。きえろ、キエロ、キエロ、キエロ、キエロキエロキエロキエロ』

「だから、ここはジャンル・ホラーじゃなくてファンタジーだって言っただろうが、消えるのはお前の方だ」


 互いに余裕も余力もほとんどない。

 三途の川に片足突っ込んでる者同士が、子供がする様な格闘のやりとりをしていると、限界を迎えたらしい床が、盛大に音を立てて崩れ去った。


 慌てて羽を出そうとするものの余力が残ってないと無理なのか、望んだような結果は得られなかった。


「くっ、やべ……」


 宙に投げ出され、砕けた床と共に死にかけ魔王と心中しそうになる。……が、間一髪のところで、未だ崩れていない床の淵に手をかける事が出来た。足首に魔王の残骸をぶら下げて、だけどな。一難去ったがまた一難だ。


『フハハハハハ、キエロ、キエロキエロキエロキエロ』

「いい加減にしろよっ、こんのくそ野郎っ」


 揺れるな体重かけるな暴れるな。


 死にかけで意識がもうろうとしているのか、それとも仇敵の憎しみに目がくらんでいるのか知らないが、憎しみのこもった声をひたすら繰り返されて、気が滅入りそうになる。


「だあっ、離せって言ってんだろ」


 これには、普段寛容な方である練さんも言葉遣いが荒くならざるを得ない。


「ネルさん、手を」


 そんな所に一番に手を差し出してきたのは、ユリカだった。

 予想してた通りと言うか。考えなしと言うか。来たようだ。


「馬鹿、下がっとけ。お前まで落ちるぞ。俺、今飛べないんだからな」

「それでもっ、見捨てる事なんてできません、私にまた誰かを置いていけって言うんですか」

「っ」


 そう言えば、似たような話を前にもしたな。

 ユリカは、ここにいる俺達より何度も仲間を置いて行かなければならない状況にいたんだ。


 やむお得ない事だって分かっていても、すんなり感情で割り切れるかどうかは別なんだろう。


 誰だって後悔はしたくない。俺だってそうだ。だから道づれにされるの、こんな嫌がってるんだし。


「せっかくここまできて皆さんが笑い合える未来を掴めるというのに、そこに肝心の貴方が、ネルさんだけがいないなんて私は嫌ですっ!」

「ユリカ……」


 涙を滲ませ、感情のままに叫んだユリカは何かを決意した表情で、こちらを見つめてくる。

 そしてこちらの腕を掴んで力一杯に引き上げ始めた。

 その手は一つ、二つ、と増えて……馬鹿な事に全員が俺を引き上げる為に、ここにやって来ていたようだった。


 ユリカ達だけじゃない、合流して駆けつけて来た他の兵士達なんかも心配してたりして。

 馬鹿ばっかりだな。


「はぁ……だぁ。足付いたっ!」


 やっぱり人間は宙ぶらりんで生きるより、地に足付いた生き方した方がなじむよな。色んな意味で。

 ……と。

 下らない事を考えていないで、とっととこのオマケをどうにかしねぇと。


 そう思っていると、ユリカが俺の足首にしがみついている……なおもぶつぶつと言い続けているその残骸を力まかせに引きはがした。


「……わぉ」


 野生的ね、貴方。

 ちょっぴりワイルドな所業をしてくださった彼女の顔は凛々しい。だが、よーく見てみると、ちょっと目が据わってる気がして怖い。


 そして俺達は、崩れそうでまだ崩れない……という奇跡の様な絶妙なバランスを保っている闇の間から出ていく。

 最後に俺とユリカが出て、彼女は魔王を掴んでいる腕を部屋の方へと伸ばした。


「……」


 無言で。


 見ようによっては危なげに見える光景にラクシャータやセリア、リズが声をかけていく。


「ちょっと、ユリカ、何するつもりなのよぉ」

「制裁です」

「あの部屋の穴に、さっさと叩きおとしてしまえば良かった」

「駄目です、制裁するんです」

「掴んでて気味悪くないの? そんなの」

「悪い人にはお仕置きしなくちゃいけないんです、つまり制裁です」


 が、どの言葉にもずっとそんな反応だ。


 大丈夫? 病んでない?


 ちょっと生死の境らへんを短時間にうろつきすぎたせいで、闇属性に染まってたりしないよね?

 彼女は無言で、おそらく正気を保てていないだろう状態のそいつをしっかり掴みなおした。そして……。


 予想に反して悲しげな表情になる。


「誰かが怒ってあげなきゃいけないんです。どんなに嫌な人でも、間違った人でも、自分のやった事が何だったのか分からずに死んでしまうなんて、そんな事は良くないと思いましたから。きっと届いてはいないでしょうけど」

「そっか……」


 それは彼女なリに譲れない事だったのだろう。

 どんな人物にでも、平等に優しさを忘れずにいたユリカの、譲れない想い。


「魔王サタン。貴方はどうしてこんなひどい事をしたんですか、何を思ってこんな事を、原因は……? その理由が、たとえ人間である私達が到底理解できないようなものだったとしても、私は知っておきたかった」


 壊れた建物の隙間から、冷たい風が吹き込んでくる。

 そこに立ち、居並ぶ者達の体の中……激闘の証に残る熱をゆっくりと冷ましていくように。


 意味を成さない言葉をただ喋るだけとなってしまった魔王に、ユリカは続けていく。


「貴方の行いのせいで多くの人たちが泣きました。愛しい誰かを失くし、消えない傷を抱え、立ち上がれないほどの絶望を抱いた者もいる。謝罪は求めません、ここにる私達は争いで解決を導いた者。勝利と言う結果が答えとなってしまうのですから。私達は分かり合えなかった。けれど……」


 ユリカの肩が震えている。

 怒りか、悲しみか、それとも両方か。

 抑えきれない感情の波に翻弄される彼女の声は、その内心をあらわす様に大きく揺れていた。


「自分のやった事を、理解してください。犠牲としたものの存在に気づいてあげて。自分の歩いた道に出来た屍を、記憶にも残らないただの一歩だったと思わないで。私が願うのはそれだけです。……さようなら」


 別れの言葉と共に、闇の間の床にユリカは己の杖をふり下ろした。

 そうして砕いた欠片と共に、魔王は階下へと落ちていく。


 遠くなって小さくなっていく敵の姿を見ながら思う。


 奴はおそらく、最後の最後まで俺達人間の事を、路傍の石ころと同じの様に見つめていた。後継者の器である俺でさえただの道具として見ていたままだったんだろう。


 魔王サタンは本当の意味で理解していなかったのだ。

 自分が最後まで何をやっていたのか。何を犠牲にしていたか、など。


 それがユリカにとっては何よりも辛い事だったのかもしれない。


 冷たい風が吹きすさぶ中、俺達の最後の戦いは完全に決着した。


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