訪れるヴァパリアからの使者、そして始まる最終戦争-Ragnarøk- 前篇

 異世界生活百六十九日目 場所自由諸侯同盟ヴルヴォタット、首都ファルオンド、エリシェラ学園


 まずはエリシェラ学園に赴いてセリスティア学園長に報告することにした。それが、異世界生活を開始してから百六十八日目の夕方頃だな。

 当初の予定としては、そこで報告して近日中にヴァパリア黎明結社への宣戦布告という予定だったんだが……。


「草子先生、なんとか間に合いましたわ! 先生が元の世界に帰還する前にこの台本を現実のものにしてください!!」


 学園長室にやってきたヴィクティーヌが完成した『The LOVE STORY of Primula』の台本を持ってマイアーレとシャンテルの演劇部ツートップと共にやってきたことで、予定が大きく……ってほどでもないんだけど変更することになり、急遽演劇に参加することになった……しかも、ロゼッタ役で、だよ!? いいのか、ポッと出の奴に主要登場人物の悪役令嬢なんかやらせて!!


 まあ、以前の一ノ瀬の身辺調査の一件でシャンテルとマイアーレには世話になったし、そのお礼として演劇に出るって約束したからやるけどさ……シャンテルがジルフォンド役で、マイアーレがプリムラ役だよ!? もう、それ絶対に釣り合わないよね!!


 他に急病で出られなくなった人の代わりに令嬢C役、貴族子息D役もやることになり、まさかの三人……いや、できるけどさ。でも、ただのモブキャラ役ならいつも通りだから問題ないとして、やっぱりロゼッタ役はキツイよ…………だって、ジルフォンド達ロゼッタをよく知る面々やロゼッタ本人の前でロゼッタを演じろってどんな拷問だよ。


 まあ、とりあえず『The LOVE STORY of Primula』の内容は入っているし、「野猿さんにだって絶対に無理だって思われた悪役令嬢の演技ができたんだ! モブキャラとはいえあそこまでぶっ飛んだ鈍感&勘違い&純粋属性の特性の持ち主じゃないから大丈Vブイ」ってことできっとなんとかなるだろう。そもそも俺は純粋とは対極にある存在みたいなものだし、空気を読めないんじゃなくて読んでも従わないだけだからね。


 筋書きはロゼッタを攻略できるハーレムルートをベースに若干変えたもので、悪役令嬢ロゼッタの悪役に相応しい振る舞いは原作そのままだが、ロゼッタの心理描写が掘り下げられる形で描かれ、完全な悪役ではなくどちらかといえばなるべくしてなってしまった可哀想な悪役のイメージになっている。


 全てを与えられて育った故の傲慢さと、片想いだと自覚しながらも好きな人と幸せになりたかったロゼッタの想い。


 プリムラはそんなロゼッタに少しずつ影響を与えていき、拒絶されながらも決して諦めず、最終的にロゼッタと和解する。最終的にはハーレムルートにはならないが、友情エンドで大団円を迎える。


 ロゼッタ達……物語の登場人物と言っていいのか悪いのかは微妙だが、彼女達からの評価も良かった。

 どうやら、モブキャラはちゃんと役割を果たせたらしい。


 ところで……何故、今回の一件でまた天上大聖女教の信者が増えたのだろうか? 演技とはいえ、マイアーレに相当酷いことを言ったし、寧ろ減ってくれると思ったんだけどな。

 いや、別に増えようが減ろうがどうでもいいんだけどね。一応、公認はしてはいるけど個人的にはそんな崇め奉られるような存在じゃないと思っているし……所詮、カタリナは俺の一面が嘘に塗れただけの幻影に過ぎないからね。



 異世界生活百七十日目 場所ミンティス教国、聖都、新神殿宮


「遂にこの日が来たのだな。……この世界の陰謀論に登場するような得体の知れない、存在するかすら不明だった組織――ヴァパリア黎明結社に全面戦争の宣戦布告をする……草子殿に会うまでは絶対にあり得ないと思っていた。だが、今の私な草子殿や仲間達の力を知っている。草子殿なら必ずヴァパリア黎明結社を倒し、故郷への帰還の切符を手に入れることができる筈だ。……寂しくなるな。草子殿や仲間達が元の世界に帰ってしまうのは。本当は喜ぶべきものなのだろうが……すまない」


「セリスティア学園長、これまで沢山ご迷惑をお掛けしました。振り回してきたような、振り回されてきたような……そんな日々でしたが、異世界カオスでの生活に彩りを与えたのはセリスティア学園長がエリシェラ学園の講師として雇ってくださったからです。俺に進むべき道を決めさせてくれたのは、セリスティア学園長です。地球での師が浅野教授ならば、異世界カオスでの師はセリスティア学園長です」


「いやいや、私の方こそ教えられてばかりだった。草子殿、草子殿は私達を、旅で出会った人達を変え、結びつけてくれた。今の私達があるのは草子殿のおかげだ。それを地球に帰っても忘れないでくれ。……まあ、ここで言うことでもないだろうがな。全ての戦いが終わった訳ではないからな」


「そうですね。最後の、一番壮絶な戦いが待っています……その戦いで勝利してからですね。全てが終わった後には、またエリシェラ学園にお立ち寄りします。引き継ぎをしなければならないこともありますし。フィード様もお忙しい中、駆けつけてくださりありがとうございます」


「俺も能因先生の応援をしたいと追いましたし、伝えたいことがありましたので。……俺、本格的にヴァパリア黎明結社の残党狩りを始めることにしました。能因先生がヴァパリア黎明結社の本部を叩いている間、俺は残党の方を引き受けます。俺は開発部門の一員として一度は悪事に手を染めようとしていました……その罪滅ぼしをずっとしたいと思っていたんです」


 新神殿宮でヴァパリア黎明結社に宣戦布告をするその日、俺の背中を押すために舞台裏まで駆けつけてくれたのはセリスティアとフィードの二人だった。

 ちなみに、ジルフォンド達――この旅の中で出会った友人達は表側の方にいて、ネメシス達武闘派は会場の警備をして怪しい者が紛れ込んでいないか警戒している。


 独善的な願いのために俺は戦い続けてきた。最後まで一人で戦うことになると、そう思っていた。

 でも、この場にはかつての予想とは裏腹に大勢の頼もしい仲間達が集まってくれている。


 共に戦った者、敵として相対した者、戦える者も戦えない者も。

 俺は幸せ者だな。ここまで沢山の人達に背中を押してもらうんだ。彼ら彼女らのためにも必ずこの世界のカオスを払い、故郷に帰還するという願いを叶えなければならないな。


 今回はセリスティアの代役ではない。――能因草子として、自分の言葉で自分の願いを叶えるために行動する。

 モブキャラがするべきことじゃないってことは自覚している。本当は白崎みたいな主人公がするべきことだ。


 でも、これだけは主人公にも譲れない。これは俺のエゴだから。この戦いは俺の願いを叶えるためのものだから――。


「フィード様、別に罪悪感を抱くようなことではありませんよ。フィード様はフィード様なりに世界を良い方向へと向かわせようとしていた……。結局、手段は違えどこの世界の神や始まりの者達と同じような結論に至り、似たような行動をしていただけです。連中が非難されないのに、フィード様だけが非難される謂れはありませんよ。……フィード様、ヴァパリア黎明結社の残党狩りもあると思いますが、もう一つお願いしてもいいですか? ヴァパリア黎明結社の七賢者の一人に俺の友人? がいまして、義理でヴァパリア黎明結社の七賢者をしているんですが、今回俺に負けたらヴァパリア黎明結社と縁を切ることを確約してくれました。その七賢者として活動している理由が現在のヴァパリア黎明結社の首魁の実父で初代首魁への恩……は勿論あるのですが、実父の前世だった化け物の復活をさせないためで、その化け物が復活すればヴァパリア黎明結社以上の脅威となるので、その七賢者との戦いに勝利した暁には現首魁を完全消滅させるつもりでいます。それで終わればいいのですが、その七賢者と敵対しているグリフィスという狂人が化け物の復活を諦めるとは到底思えませんし、グリフィス自身も間違いなく厄介な存在になります。そこで、フィード様にはもしその七賢者が助力を求めた時に力を貸してあげてくださいませんか?」


「……七賢者に友人が。分かりました、能因先生がそこまで仰られるということはきっとその方はいい方なのでしょう。ヴァパリア黎明結社の初代首魁の前世に復活されたら今以上に厄介な状況になりますし、その前世を復活させようとしているグリフィスとやらも当然危険な存在なのでしょう。能因先生には安心して元の世界に戻って頂きたいですし、能因先生の憂いは全て俺が必ず晴らすと約束します」


 すまないな、フィード。大変な役回りを引き受けさせることになったけど、お前くらいにしか引き継げないものだからな。

 これで俺も心置き無く地球に帰還することができるよ。


 フィードとセリスティアと別れ、俺は壇上に歩を進める。


「改めまして、能因草子です。本日、俺はある組織に宣戦布告をするために世界各地に映像を繋げました。その組織の名はヴァパリア黎明結社――【永劫回帰】という因果干渉の力で認識を捻じ曲げ、歴史を改竄してきた、陰謀論の中にだけ登場すると思われてきた悪の組織です」


 自由諸侯同盟ヴルヴォタット、フェニックス議国、ミント正教会、エルフの里、武装中立小国ドワゴフル帝国、獣人小国ビースト、獣人連合ザゾール、海洋国家ポセイドン、ジュドヴァ=ノーヴェ魔族王国、超帝国マハーシュバラ――掛け替えのない仲間達と旅をして歩いた国々に紛れ込んだ敵の尖兵を炙り出すために、各国の各所に映像を飛ばし、俺の言葉を伝える。


「ヴァパリア黎明結社が求める超理論コンピュータキスカヌ――YGGDRASILLは俺が手に入れました。こちらの映像が証拠です。俺はこのYGGDRASILLを賭けてヴァパリア黎明結社と戦いたいと考えております」


 さあ、どう出る? ヴァパリア黎明結社。



 広場の一角で悲鳴が上がり、青黒い煙のようなものが噴き出した。

 俺はその一帯に居た者達を丸ごと【虚空ト異界ヲ統ベル創造ト破壊之究極神】で転移させ、俺は青黒い煙と共に現れたメッセンジャー達と相対した。


「能因草子。奴らは、僕が飛ばされた無人島に現れた異形の猟犬だ! この世界の魔獣とは全く違う!!」


「わざわざ説明してくれなくても知っているよ、数学的天才君。相沢、無いとは思うがいざとなればこの世界で出会った大切な人を責任持って守れよ」


 俺はこいつらを知っている。まあ、直接会ったことは今回が初めてだけどな。


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NAME:ザ・ハウンド・オブ・ティンダロス

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SKILL

【疾駆】LEVEL:10000

→速く走れるようになるよ!

【豪脚】LEVEL:10000

→脚力を上げるよ!

【威嚇】LEVEL:10000

→威嚇が上手くなるよ!

【嗅覚】LEVEL:10000

→嗅覚が鋭くなるよ!

【咆哮】LEVEL:10000

→咆哮で仲間に居場所を知らせたり、威圧できるよ! 【遠吠】の上位互換だよ!

【不意打ち】LEVEL:10000

→不意打ちが上手くなるよ!

【気配察知】LEVEL:10000

→気配察知が上手くなるよ!

【魔力察知】LEVEL:10000

→魔力察知が上手くなるよ!

【熱源察知】LEVEL:10000

→熱源察知が上手くなるよ!

【振動察知】LEVEL:10000

→振動察知が上手くなるよ!

【鋭角之住民】LEVEL:10000

→螺旋状の塔が建ち並ぶ悪夢のような都市に住まう尖った時間の世界の住民の力だよ! 尖った時間と曲線の時間を行き来する【ニ種時間移動】、鋭角に転移することができる【鋭角転移】、粘液により対象を侵食してティンダロスの混血種に変化させる【青膿感染】、一度でも時間に干渉したことのある存在を見分けられる【時間干渉視認】、遭遇した存在を認識してその時間的位置を識ることができる【時間監視】、触手を自由自在に操る【触手掌握】の効果があるよ! 【触手】と【時渡り】の上位互換だよ!


ITEM

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SKILL

【豪脚】LEVEL:10000

→脚力を上げるよ!

【威嚇】LEVEL:10000

→威嚇が上手くなるよ!

【嗅覚】LEVEL:10000

→嗅覚が鋭くなるよ!

【咆哮】LEVEL:10000

→咆哮で仲間に居場所を知らせたり、威圧できるよ! 【遠吠】の上位互換だよ!

【累積強化】LEVEL:10000

→連続で発動することがステータスを上昇させるスキルだよ! 数十分で一度の増加分が消滅するよ! 累積できる最大数はスキルレベル割る十の値になるよ!

【気配察知】LEVEL:10000

→気配察知が上手くなるよ!

【魔力察知】LEVEL:10000

→魔力察知が上手くなるよ!

【熱源察知】LEVEL:10000

→熱源察知が上手くなるよ!

【振動察知】LEVEL:10000

→振動察知が上手くなるよ!

【鋭角之住民】LEVEL:10000

→螺旋状の塔が建ち並ぶ悪夢のような都市に住まう尖った時間の世界の住民の力だよ! 尖った時間と曲線の時間を行き来する【ニ種時間移動】、鋭角に転移することができる【鋭角転移】、粘液により対象を侵食してティンダロスの混血種に変化させる【青膿感染】、一度でも時間に干渉したことのある存在を見分けられる【時間干渉視認】、遭遇した存在を認識してその時間的位置を識ることができる【時間監視】、触手を自由自在に操る【触手掌握】の効果があるよ! 【触手】と【時渡り】の上位互換だよ!


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SKILL

【豪脚】LEVEL:10000

→脚力を上げるよ!

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→威嚇が上手くなるよ!

【嗅覚】LEVEL:10000

→嗅覚が鋭くなるよ!

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【累積強化】LEVEL:10000

→連続で発動することがステータスを上昇させるスキルだよ! 数十分で一度の増加分が消滅するよ! 累積できる最大数はスキルレベル割る十の値になるよ!

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→気配察知が上手くなるよ!

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→魔力察知が上手くなるよ!

【熱源察知】LEVEL:10000

→熱源察知が上手くなるよ!

【振動察知】LEVEL:10000

→振動察知が上手くなるよ!

【鋭角之住民】LEVEL:10000

→螺旋状の塔が建ち並ぶ悪夢のような都市に住まう尖った時間の世界の住民の力だよ! 尖った時間と曲線の時間を行き来する【ニ種時間移動】、鋭角に転移することができる【鋭角転移】、粘液により対象を侵食してティンダロスの混血種に変化させる【青膿感染】、一度でも時間に干渉したことのある存在を見分けられる【時間干渉視認】、遭遇した存在を認識してその時間的位置を識ることができる【時間監視】、触手を自由自在に操る【触手掌握】の効果があるよ! 【触手】と【時渡り】の上位互換だよ!


ITEM

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NAME:ザ・レジデンス・オブ・ティンダロス

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SKILL

【拳理】LEVEL:10000

→拳での戦闘の真髄を極めるよ! 【拳術】の上位互換だよ!

【蹴理】LEVEL:10000

→蹴りの真髄を極めるよ! 【蹴撃】と【跳び蹴り】の上位互換だよ!

【波状攻撃】LEVEL:10000

→波状攻撃が上手くなるよ! 【連続攻撃】の上位互換だよ!

【剛力】LEVEL:10000

→剛力を得るよ! 【怪力】の上位互換だよ!

【金剛】LEVEL:10000

→金剛の如き硬さまで硬化するよ! 【部分硬化】の上位互換だよ!

【豪脚】LEVEL:10000

→脚力を上げるよ!

【豪腕】LEVEL:10000

→腕力を上げるよ!

【不意打ち】LEVEL:10000

→不意打ちが上手くなるよ!

【撤退】LEVEL:10000

→撤退が上手くなるよ!

【連携】LEVEL:10000

→連携が上手くなるよ!

【指揮】LEVEL:10000

→指揮が上手くなるよ!

【編成】LEVEL:10000

→パーティの編成が上手くなるよ!

【作戦】LEVEL:10000

→作戦を立てるのが上手くなるよ!

【鋭角之住民】LEVEL:10000

→螺旋状の塔が建ち並ぶ悪夢のような都市に住まう尖った時間の世界の住民の力だよ! 尖った時間と曲線の時間を行き来する【ニ種時間移動】、鋭角に転移することができる【鋭角転移】、粘液により対象を侵食してティンダロスの混血種に変化させる【青膿感染】、一度でも時間に干渉したことのある存在を見分けられる【時間干渉視認】、遭遇した存在を認識してその時間的位置を識ることができる【時間監視】、触手を自由自在に操る【触手掌握】の効果があるよ! 【触手】と【時渡り】の上位互換だよ!


ITEM

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NAME:ザ・キング・オブ・ティンダロス/ミゼーア

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SKILL

【爪理】LEVEL:10000000

→爪使いの真髄を極めるよ! 【爪術】の上位互換だよ!

【尾理】LEVEL:10000000

→尾使いの真髄を極めるよ! 【尾術】の上位互換だよ!

【全身硬強化】LEVEL:10000000

→全身を赴くままに強化するよ! 【金剛】、【剛力】、【豪脚】、【豪腕】の上位互換だよ!

【閃身】LEVEL:10000000

→閃くような速度で移動するよ! 【閃駆】、【駿身】、【突進】の速度のみの上位互換だよ!

【噛み砕き】LEVEL:10000000

→噛み砕きが上手くなるよ! 【咬みつき】の上位互換だよ!

【頭突き】LEVEL:10000000

→頭突きが上手くなるよ!

【波状攻撃】LEVEL:10000000

→波状攻撃が上手くなるよ! 【連続攻撃】の上位互換だよ!

【掣肘覇潰】LEVEL:10000000

→圧倒的覇気で相手を威圧するよ! 【覇潰】と【掣肘】の上位互換だよ!

【鋭角之王】LEVEL:10000000

→螺旋状の塔が建ち並ぶ悪夢のような都市に住まう尖った時間の世界の住民を統べる王の力だよ! 尖った時間と曲線の時間を行き来する【ニ種時間移動】、鋭角に転移することができる【鋭角転移】、一度でも時間に干渉したことのある存在を見分けられる【時間干渉視認】、遭遇した存在を認識してその時間的位置を識ることができる【時間監視】、触手を自由自在に操る【触手掌握】、曲線の時間を使用した干渉を無効化する【曲線時間無効】、曲線の時間を削り取り尖った時間で侵食する【鋭角時間侵食】の効果があるよ! 【触手】と【時渡り】の上位互換だよ!


ITEM

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NAME:ザ・キング・オブ・ティンダロス/ムイスラ

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LUCK:-666


SKILL

【爪理】LEVEL:10000000

→爪使いの真髄を極めるよ! 【爪術】の上位互換だよ!

【尾理】LEVEL:10000000

→尾使いの真髄を極めるよ! 【尾術】の上位互換だよ!

【全身硬強化】LEVEL:10000000

→全身を赴くままに強化するよ! 【金剛】、【剛力】、【豪脚】、【豪腕】の上位互換だよ!

【閃身】LEVEL:10000000

→閃くような速度で移動するよ! 【閃駆】、【駿身】、【突進】の速度のみの上位互換だよ!

【噛み砕き】LEVEL:10000000

→噛み砕きが上手くなるよ! 【咬みつき】の上位互換だよ!

【頭突き】LEVEL:10000000

→頭突きが上手くなるよ!

【波状攻撃】LEVEL:10000000

→波状攻撃が上手くなるよ! 【連続攻撃】の上位互換だよ!

【掣肘覇潰】LEVEL:10000000

→圧倒的覇気で相手を威圧するよ! 【覇潰】と【掣肘】の上位互換だよ!

【鋭角之王】LEVEL:10000000

→螺旋状の塔が建ち並ぶ悪夢のような都市に住まう尖った時間の世界の住民を統べる王の力だよ! 尖った時間と曲線の時間を行き来する【ニ種時間移動】、鋭角に転移することができる【鋭角転移】、一度でも時間に干渉したことのある存在を見分けられる【時間干渉視認】、遭遇した存在を認識してその時間的位置を識ることができる【時間監視】、触手を自由自在に操る【触手掌握】、曲線の時間を使用した干渉を無効化する【曲線時間無効】、曲線の時間を削り取り尖った時間で侵食する【鋭角時間侵食】の効果があるよ! 【触手】と【時渡り】の上位互換だよ!


ITEM

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 多数の鋭い角度でできているように見える狼のような存在が二体――ヨグ=ソートスに匹敵すると言われる外なる神のグループに分類されるほどの実力を持つ二体のティンダロスの王を指揮官に、二十体の青黒い煙のようなものが覆っている人型のティンダロスの住民、その配下として身体の至る所から太く曲がりくねって鋭く伸びた注射針のような触手と呼ぶべきものが生え、更に身体の所々を青黒い煙のようなものが覆っている。青みがかった脳漿のようなものを全身から滴らせた、ティンダロスの猟犬とティンダロスの猟犬よりも全体的に太い、『クトゥルフ神話』でも語られない存在が姿を現した。


「てっきりフルゴル・エクエス辺りを使者として連れてくると思ったんだけどな。まあ、歓迎したくはねえが、遠路遥々ようこそ、とだけ言っておくよ。ティンダロスの者共」

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