【榊翠雨視点】勇者への第一歩――〝勇者ノ儀〟とステータス顕現の〝鑑定ノ儀〟。

 異世界生活二日目 場所ミンティス教国神殿宮


 ――知らない天井だ。


 今のは言ってみたかっただけ。まあ、実際に知らない天井なんだけど。

 贅を尽くした宮廷の雰囲気を感じさせる豪奢な部屋。窓からまだ薄暗い外を眺めれば、中世風の見知らぬ街が広がっている。


 悪い夢でも見ていたようだ。夢で良かったよ……とはならないらしい。

 昨日の憂鬱な気分が戻ってきた。


 気晴らしを兼ねて洗面所に行き、顔を洗う。しっかりと上下水道が完備されているようで、水に関して困ることはないそうだ。

 備え付けの衣装ダンスから適当なものを選び、着替えてから姿見でチェック。いつもと同じように風采の上がらないボサボサ髪の少年が映っているのを確認して安堵を覚えた。


 予想外に早く起きてしまったのでそのまま部屋を出る訳にもいかず、僕はとりあえず椅子に座り、昨日の出来事をトレースすることにした。

 枢機卿カーディナルのマジェルダと食事を摂った後はそれぞれの部屋に案内された。

 それぞれ専属として割り当てられたメイドから再度この世界に関する説明と、ミント正教会の総本山であるここ神殿宮の構造、注意事項等々を説明されて、そこからは自由時間となった。

 本格的なことは明日――つまり現時点での今日からということにして、まずはゆっくり体を休めてもらいたいという気持ちがあったのかもしれない。


 今のところミント正教会に対して疑いを持っているのは僕だけだ。

 マジェルダの胡散臭さや異世界モノのテンプレも理由だが、それ以外にも僕が何度か聞いた助けを求める女性(恐らく経験上神的存在)の声についても気になっている。


 現状ではミント正教会に頼る他に道はないけど、最終的には敵対する腹積もりでいた方がいいだろう。……まあ、俺の嫌な予感が杞憂であってもらいたいが。


 とりあえず、照次郎と孝徳にはこのことを話さない方がいいだろう。異世界に来たばかりで困惑している状況で「実は僕、神が視えるんだ」って話してもかえって困惑させるだけだし、何も確証を得られる情報がないから証明することもできない。イタイ人だって見られて終わるのが関の山だ。


 部屋を出て少し歩く。まだ太陽すら上っていない時刻にも拘わらず、既に照次郎は目を覚ましていたようだ。


「おはよう。早いな、翠雨。……どうした? 眠れなかったか?」


「おはよう。色々と不安・・・・・があったから・・・・・・眠れなかったよ。……そっちは?」


「俺も異世界に呼ばれてこれからどうなるか心配だったから眠れなかった……と言いたいところだが、疲れていたからか案外すぐに寝れちまった。朝早いのはルーティーンみたいなもんだ。場所が変わっても染み込んだ生活習慣を変えるのは難しいってことじゃないか?」


 照次郎は早朝から運動部と同レベルかそれ以上の朝練を行っているらしい。

 彼曰く「昔から身体を動かしていないと落ち着かない」んだそうだ。やはり、運動部に入った方が良かったのではないか? ……まあ、異世界に召喚されてから考えても致し方ないことだが。


「朝食まではまだ時間があるな。孝徳が起きたら少し今後のことを相談しようぜ。……異世界に関しては俺も孝徳も素人だからな」


「……まあ、僕が玄人って訳でもないけどね。実際に召喚されたのは初めてだし、創作に出てくる異世界とこのカオスという世界にどこまで共通点があるかは分からないから」


 まず、この世界に関する情報が全く足りていない。この辺りはミント正教会に頼って情報収集をする必要があるだろう……まあ、向こうも初日から順応性を見せた僕というイレギュラーに警戒心を示しているようだから、あんまり下手な動きをすればマークされることになりかねない。

 最悪は処刑……ってのはないか。天啓だとかなんとか言って殺しにくる可能性もある。


 厄介なのは神が敵だという場合か? だが、かつて出会った? (随分記憶が怪しいけど)狐神曰く、不老不死と特殊な能力を持っている以外は(それでも人間からしたら十分脅威)普通の人間とほとんど変わらないらしいけど……。

 一応神が敵になる可能性も考えて行動するか? まあ、そもそも俺のステータスが低いから何もできないってオチになる可能性も十分にあり得るんだけど。


「……ふぁぁ。おはよう、翠雨君、照次郎君」


 まだ寝ぼけているらしい(ちなみに、同性から見ても微笑ましく思えるような表情をしている) 孝徳を交え、三人で今後について話し合う。

 と言ってもあきらかに情報が少なすぎる状況では取れる手段もそれほど多くはない。

 成果としては、今後の僕達の方向性を一致させられたことだけだ。


 だけど、案外これが重要なことでもある。バラバラに動けばそれだけ悪意を持った相手に付け込まれやすくなる。

 それは、ミント正教会全体の可能性もあるし、その中の一部や一個人の可能性もあるし、或いはそんなものは最初から存在しないのかもしれない。

 異世界が全てテンプレ通りに動くとは思えないし、そんなのはあり得ない。そもそも、異世界モノ自体、異世界に行ったことのない人間達が想像で作り出した概念だ。


 現実は小説より奇なりとも言うし、テンプレにはないような展開が訪れる可能性もある。

 僕的には僕の嫌な予感は単なる杞憂で、何もなかったってなって欲しいけど……。一番嫌なのはテンプレにないとんでも展開が起こるってタイプの現実は小説より奇なりだな……まあ、そもそもテンプレというものがどういったものを指すかも人によって様々だろうけど。犬って単語を聞いた時にドーベルマンをイメージするかチワワをイメージするか人によって異なるように、人によって異世界のテンプレだと思っているものも異なってくる…………しまった、脱線し過ぎた。


 僕達はとりあえず、ミント正教会からこの世界で生きるための力を手に入れるということで一致した。

 向こうも僕達を勇者にしたい以上、戦い方やこの世界での生き方を教授してくれるだろう。わざわざ召喚したのに簡単に死なれても困るだろうし。


 それである程度強くなったら、また方向性を決定する。問題を先送りしているように見えるけど、何かを為すための力がないのに取らぬ狸の皮算用で立てた目標を達成できないまま終わるくらいなら、実力を伴って選べるようになってから選ぶべきだ。



 メイド達が呼びに来たので、三人で食堂に移動する。

 朝食はロールパン、スープ、サラダなどなど。飲み物は紅茶、コーヒーなどなど……かなりの品揃えだな。


 ただ、全く肉や魚がない。肉らしきものもマメ科のものを使った擬似肉と徹底されている……やっぱり宗教だから殺生を禁止しているのか? 異世界版精進料理とでも言うべきだろうか?

 とりあえず、異世界の食文化が遅れていないことは分かった。戦闘を主軸にしない生産系の異世界モノだと食文化の改革というのがテンプレの一つだったりするけど、難しそうだな。まあ、地球固有のものもあるだろうから、それを売り出せば稼ぎにはなるだろうけど。他は服とかコスメとか……まあ、その辺りはにわか知識すらないから無理だろうけど。

 こういうのって転生前が女性の転生者リンカーネーター限定って感じだな。


 あっ、気づいたら狙っていた豆腐擬きのステーキが無くなっている。ちっ、出遅れた!


 豆腐擬きステーキは食べられなかったけど(実は根に持っている)、朝食を終えた僕は二人も食事を終えたことを確認してからベルを振って鳴らした(許すまじ、照次郎。親友相手でも食べ物の恨みに情状酌量はない!)。


「皆様、朝食はよろしいでしょうか? おかわりが必要でしたらご用意いたしますが」


 えっ、頼んだら用意してくれるの?


「じゃあ、オトーフ? のステーキを」


「「えっ、食べ終わったんじゃないの!!」」


 照次郎と孝徳が驚愕の表情を浮かべている。……いや、用意してくれるなら食べたいし。

 ちなみに、オトーフとはこちらの世界の豆腐のこと。……まんまだな。精霊と契約する姫巫女が登場するライトノベルの剣精霊が好きなものもオトーフだっけ? メルとかキルみたいな異世界単位と同じようなテンプレだな。


 豆腐擬きオトーフのステーキを食べ終えたところで、改めてメイドを呼ぶ。


「皆様、朝食はよろしいでしょうか?」


「はい、ご馳走様でした。料理人の皆様には『手の込んだ美味しい料理をありがとうございます』とお伝えください」


「ありがとうございます。後ほどお伝えいたします。――さて、本日ですがマジェルダ猊下から『勇者候補三名を神殿宮二階にある第二礼拝堂にお連れしてほしい』と言伝を頼まれております。その後の動きについてはマジェルダ様からご指示があると思いますので、その指示に従っていただけたら幸いです」


 ちなみに、今僕達がいるのは四階。召喚された時の部屋――大礼拝堂と歓迎を受けた部屋――第三大食堂があるのも四階……つまり、この世界に来てから未だに一度も四階から移動したことがないことになる。

 ちなみに、四階も度重なる増改築で迷宮と化していた。……色々な意味で逃げられない。


 僕の担当になったメイド曰く、最初に覚える仕事が神殿宮の経路を覚えることのようだ。

 ……まあ、ファンタジーではよくあることなんだけど。



 食堂から歩いて二十分? どこをどう歩いたか分からないけど、階段を二度降りたのでここが二階なのは間違いない。


「こちらが第二礼拝堂になります。それでは、私はこれで」


 メイドは一礼すると、そのまま踵を返して去っていった。


「……よし、いくか」


 照次郎を先頭に三人で部屋に入る。


「勇者の皆様、おはようございます」


 部屋の中には白髭の枢機卿カーディナル――マジェルダの姿があった。


「おはようございます。……ところで、僕達をここに呼び出した理由は一体何ですか?」


 マジェルダに尋ねたのは孝徳だ。ちなみに僕はマジェルダの持っている三枚の金属板からなんとなく今後の展開を予測できている。


「本日は勇者の皆様に〝勇者ノ儀〟と〝鑑定ノ儀〟を受けていただきます。皆様は勇者候補であって正式な勇者ブレイヴではありません。ですので、まずは〝勇者ノ儀〟で勇者ブレイヴの資格を得ていただき、その後〝鑑定ノ儀〟でステータスを計らせていただきます。どちらも我らが神――ミント様のお力をお借りする神の御技です」


 マジェルダは恍惚な表情を浮かべて……いない?

 ん? いや、表情は一見すると恍惚に見えるんだけど、心が籠っていないといいますか。

 狂信者とは少し違うような気がする。……まあ、狂信者は狂信者で恐ろしいから狂信者じゃないならないでいいんだけど、テンプレな枢機卿カーディナルよりも厄介な可能性がありそうだな。


「それでは、まず〝勇者ノ儀〟から始めましょう。皆様、魔法陣の上にお乗りください」


 床に二つの魔法陣が描かれていた。マジェルダに促され、まずは右の魔法陣に乗る。


「〝我らが神、ミント様。迷える我らをお救いください。魔を導く者共を滅する祝福をお与えください〟」


 魔法陣が輝き、僕達の身体が一瞬淡い青い輝きに包まれた。……これが、勇者ブレイヴの力。


「〝勇者ノ儀〟は無事に成功しました。続いてもう一つの魔法陣の上にお乗りください。……おっ、そうでしたそうでした。すっかり忘れておりました。この金属板を一人一枚ずつお持ちください。それと、こちらのナイフも」


 ……なんだろう? 見たことのない金属……ミスリルダイトかな?

 〝鑑定ノ儀〟で使うらしいからステータスプレート? もしかして、この世界はステータスプレートにステータスが表記される世界なのか?


 そして、祭壇から持ってきたナイフ……「ステータスプレートに血液を滴らせ」ということかな?


「それでは祈祷を行いますので、皆様はステータスプレートに一滴血液を滴らしてください。傷は後ほど魔法で治癒いたします。一滴で十分ですのでグッサリとはいかないようにご注意ください」


 そういえば、血判を押すためなのにナイフでグッサリやって契約書を血で塗りつぶした人がいたな。


「〝我らが神、ミント様。彼らのステータスを示し給え〟」


 言われた通り血液を滴らす。すると、ステータスプレートに光の文字が浮かび上がってきた。

 その光が一斉に四散すると、硬い金属板に文字が彫られているのが見えた。


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NAME:榊翠雨 AGE:16歳

LEVEL:1 NEXT:100EXP

HP:150/150

MP:150/150

STR:400

DEX:200

INT:60

CON:300

APP:15

POW:390

LUCK:59


JOB:勇者ブレイヴ


TITLE:【勇者】、【勇者召喚で呼ばれし者】


SKILL

【聖剣術】LEVEL:1

【魔法剣】LEVEL:1

【聖刃】LEVEL:1

【閃光斬撃】LEVEL:1

【飛斬撃】LEVEL:1

【無拍子】LEVEL:1

【無念無想】LEVEL:1

【蛮勇】LEVEL:1

【受け流し】LEVEL:1

【縮地】LEVEL:1

【閃駆】LEVEL:1

【全属性魔法】LEVEL:1

【物理耐性】LEVEL:1

【魔法耐性】LEVEL:1

【言語理解】LEVEL:1

【魔力纏】LEVEL:1

【自己治癒】LEVEL:1

【魔力操作】LEVEL:1

【魔力付与】LEVEL:1

【魔力治癒】LEVEL:1

【魔力制御】LEVEL:1

【威圧】LEVEL:1

【気配察知】LEVEL:1

【魔力察知】LEVEL:1

【熱源察知】LEVEL:1

【振動察知】LEVEL:1

【危機感知】LEVEL:1

【魔力吸収】LEVEL:1

【再生】LEVEL:1


ITEM

・布の服

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 ……こんな感じか。勇者ブレイヴになったってのは本当だったんだな。


「おい、孝徳、翠雨。お前達はどんな感じだった?」


 三人でステータスプレートを見せ合う。


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NAME:狩野照次郎 AGE:16歳

LEVEL:1 NEXT:100EXP

HP:250/250

MP:100/100

STR:650

DEX:350

INT:21

CON:450

APP:20

POW:400

LUCK:35


JOB:勇者ブレイヴ


TITLE:【勇者】、【勇者召喚で呼ばれし者】


SKILL

【聖剣術】LEVEL:1

【魔法剣】LEVEL:1

【聖刃】LEVEL:1

【閃光斬撃】LEVEL:1

【飛斬撃】LEVEL:1

【無拍子】LEVEL:1

【無念無想】LEVEL:1

【蛮勇】LEVEL:1

【受け流し】LEVEL:1

【縮地】LEVEL:1

【閃駆】LEVEL:1

【全属性魔法】LEVEL:1

【物理耐性】LEVEL:1

【魔法耐性】LEVEL:1

【言語理解】LEVEL:1

【魔力纏】LEVEL:1

【自己治癒】LEVEL:1

【魔力操作】LEVEL:1

【魔力付与】LEVEL:1

【魔力治癒】LEVEL:1

【魔力制御】LEVEL:1

【威圧】LEVEL:1

【気配察知】LEVEL:1

【魔力察知】LEVEL:1

【熱源察知】LEVEL:1

【振動察知】LEVEL:1

【危機感知】LEVEL:1

【魔力吸収】LEVEL:1

【再生】LEVEL:1


ITEM

・布の服

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NAME:藍川孝徳 AGE:16歳

LEVEL:1 NEXT:100EXP

HP:100/100

MP:100/100

STR:400

DEX:650

INT:30

CON:300

APP:30

POW:260

LUCK:26


JOB:勇者ブレイヴ


TITLE:【勇者】、【勇者召喚で呼ばれし者】


SKILL

【聖剣術】LEVEL:1

【魔法剣】LEVEL:1

【聖刃】LEVEL:1

【閃光斬撃】LEVEL:1

【飛斬撃】LEVEL:1

【無拍子】LEVEL:1

【無念無想】LEVEL:1

【蛮勇】LEVEL:1

【受け流し】LEVEL:1

【縮地】LEVEL:1

【閃駆】LEVEL:1

【全属性魔法】LEVEL:1

【物理耐性】LEVEL:1

【魔法耐性】LEVEL:1

【言語理解】LEVEL:1

【魔力纏】LEVEL:1

【自己治癒】LEVEL:1

【魔力操作】LEVEL:1

【魔力付与】LEVEL:1

【魔力治癒】LEVEL:1

【魔力制御】LEVEL:1

【威圧】LEVEL:1

【気配察知】LEVEL:1

【魔力察知】LEVEL:1

【熱源察知】LEVEL:1

【振動察知】LEVEL:1

【危機感知】LEVEL:1

【魔力吸収】LEVEL:1

【再生】LEVEL:1


ITEM

・布の服

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 ……スキルには特に違いが見られないようだな。


「〝癒しを〟――〝治癒ヒール〟」


 指を淡い輝きが包み込み、傷口を消していく……なるほど、これが魔法か。


「皆様、無事に勇者ブレイヴとして認められたようですね。ステータスはそのプレートで確認できますので指標としてご活用ください。本日から皆様には勇者ブレイヴとして戦いの技術を身につけていただきたいと思います。といっても初日である本日はオリエンテーションになると思いますが。……護法騎士修道会の騎士団長、ダニッシュ=ギャンビットと聖法騎士修道会の騎士団長、ハインリヒ=インスティトーリスに担当させます。……ダニッシュ、お入りください」


 扉が開き、一人の騎士が入ってくる。

 修道騎士らしく十字架があしらわれた鎧を纏った銀髪碧眼のナイスミドルだ。


「はじめまして、ご紹介に預かりましたダニッシュ=ギャンビットでございます。護法騎士修道会――つまり、教皇ポープ様や枢機卿カーディナル様などミント正教会の重役を護衛する役割を与えられた騎士です。ダニッシュと気軽に呼んでください」


「はじめまして、僕は……」


「皆様のことは既に枢機卿カーディナル様から伺っております。榊翠雨様、狩野照次郎様、藍川孝徳様ですね。こちらの世界の形に直すとスイウ=サカキ、ショウジロウ=カノ、タカノリ=アイカワというところでしょうか? ……うん、違和感ありまくりなので普通に呼ばせていただきます」


 確かに昨日マジェルダに自己紹介したけど、もう僕達のことが伝わっていたか。

 報・連・相がしっかりした異世界らしい。……或いはミント正教会が?


「俺の担当は魔法以外の攻撃手段です……ってそんなに強そうな風には見えないと思いますが」


 確かにあまり筋肉質ではないし着痩せするタイプにも見えない。モヤシのようにひょろひょろは言わないけど、近衛騎士として戦えるようには見えないというのが本音だ。


「頼りないとは思いますが、よろしくお願いいたします。それでは皆様、訓練場に参りましょうか?」

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