六章 『挙式物語』

阿僧「れんこーん。いるかぁ?」

連邦「れんこんじゃなくて連邦だ。殺すぞ貴様」

阿僧「ひぇっ。まぁまた折り入って頼みたいことがある」

連邦「今度はなんだ」

阿僧「菅野ちゃんともう一人の娘を結婚させ——」

連邦「無理だ」

阿僧「いや、あの結k」

連邦「無理」

阿僧「菅野ちゃんとはスケベした中でしょ?」

連邦「無理」

阿僧「」


このままではまずいと思った阿僧は奥の手を使うことを決める。その奥の手とは、阿僧が連邦の次女の変装をして菅野と式を挙げ、すぐに揉めて離婚するという手段だ。少々無茶も感じられるが、阿僧は行動に出た。

阿僧(連邦次女)「菅野さん、結婚の話お聞きしました、私は喜んでお受けしたいと思います」

菅野「やったぞぉい」

寺山「よ、よかったですね菅野さん…(あれ絶対阿僧やん…)」

阿連次「じゃあ式をあげましょう!」

菅野「おぅい」


〜式場にて〜

司祭(うんち)「二人の〜誓いますか?」

阿僧(次女)・菅野「はい!」

司祭「では、結婚の証にその場でハメ合ってください」

阿僧「(ヤバい!バレるじゃねぇか!)ちょっと、ここでは…」

菅野「良いじゃないか。愛の証を刻もうじゃないか」

そう言って菅野は阿僧を素っ裸にした。

菅野「おま……まさか」

阿僧「……」

菅野「次女って貴様だったのか!」

阿僧「あぁ……」

菅野「今まで男だと思っていたけど、女だったんだな!阿僧!」

阿僧「……?(なんか勘違いしてね?俺女だと思われてるじゃん)」

菅野「いやぁ、阿僧が連邦の次女だったなんて、驚きだ!でもそれはそれで良き!さ、ハメ合おう!!」

阿僧「い、いやぁーー!」


この光景は態度がデカいだけのクソガキ、寺山には少し刺激が強かったようだ。

寺山「阿僧さんが女で、2人は愛し合ってて、これは…ハメあってる?」

松田「あぁ…そうだ、ハートくん、君もいつか知る日は来ると思っていたがまさかこんなことで知ることになるとはね…」

一方、阿僧らは・・・

阿僧「ハメないで!男や!男!オレ男!」

菅野「ナニを言っているのじゃあ!貴様は連邦の次女やろが!ハメてやる」

阿僧「んあんあ///」

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