第7話 先生としりとりをする
その言葉に、王子さまは首を傾げて
「しりとりって何?」
と、近藤君に聞いている。
「しりとりってね。ゴリラって言ったら、言葉の最後の文字を次の頭の文字として、繋げていく遊びだよ」
「へぇ~、面白そう。ゴリラの後だと何があるの?」
「ライオンとか、ライスとか」
言うまでもないが、近藤君は日本語で話している。
王子さまは、この国の言葉で話しているが、相互に話しが通じるように、相手の言語に合わせた用語を自動でポップアップされるように組み込んだ。
ただし、この機能は短期間の滞在用で、永続的に分かるようになるためには、別途、勉強が必要だが、どうなることやら。
そして、しりとりが始まる。
私も、そして外で警護に当たっていた親衛隊の1人も部屋に入れて、4人でそれをすることにした。
親衛隊にも短期間付与を行い、準備は万端だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます