第8話 修業と武器防具の作成後は侵入&証拠ゲット

「ふっ、ふっ、ふっ………」


 真っ直ぐから、水平、逆袈裟斬り、その反動で袈裟斬り。


 俺───柊幸助ひいらぎ こうすけは今、何年のか分からない修業を続けている。

 え、何故修業かって?

 それは………



………

………………

………………………



 あの三人が自分の部屋に戻った後、俺はさっき言った準備を即座に済ませてきた。

 先ずは新しいスキルを創る。

 スキル名は【新世界】。

 効果は、

 ・新しい異空間を作成することが可能

 ・入口を任意で維持・解除をする事が可能

 ・他人が許可なく入ることが不可

 ・スキル保持者が知っている全ての生物を自動的に配置する・操作する事も可能

 ・スキル保持者が任意で異空間の中にいる全ての状態・環境・設定・時間を操作する事が可能

 だ。

 我ながら凄まじいものを創りあげたものだ。


 そう考えながら、俺は即座に異空間を作成し、その中に入る。

 そして、異空間の中の時間を外と比べて1:100に加速し、自分の体の老化を停止し、精神を安定させて、全ての三大欲求を無効化して、修業を始める。

 ふはははは!これぞ修業・・だ!


───完全に自重を捨てましたね、マスター。


 ………時間は金なり、て奴だ。

 時間があればあるほど、えた物が多いからな。


───………


 まあ、取りあえず、先ずは魔法だな。

 【魔神】のスキルもあるし大体理解した、後はただ体に馴染むだけだな、取りあえず、魔力からか。

 さっきステータスをチェックすると、魔力が増えた。

 恐らく魔力をぎりぎりまで使え切った後が魔力量を増やす条件だろう。


───はい、そうです、マスター、その認識で間違えありません。


 やっぱりか、じゃあ早速、始めるか。



………

………………

………………………



「はあ、はあ、はあ………ア、アイ、今の魔力量は?」


───9680に上がります、マスター。


「そうか、時間の流れは?」


───七十六時間三十八分十五秒です、マスター。


「三日か、あっという間だな」


 アイと会話しながら、俺は今、草原の真ん中に寝転がっている。

 魔力回復待ちだ。

 三日三晩寝なず食わず、魔力を使い続けている。

 方法は様々だ、魔法の練習、物を創ったり、魔力そのまま体の外に出したり、家を創ったり、まあ色々だ。

 結構面白い、元々、こんなちまちまな作業は好きだからなあ。

 そう考えながら、体内にある魔力に意識を集中していると、アイから魔力が満タンのコールが聞こえた。


───マスター、魔力が回復しました。


「了解、じゃあ、続きをやるか、目標は、スキル【魔力回復上昇】がMAXまで、その後は武術だ、サポートを頼むぞ、アイ」


───かしこまりました、マスター。


 さて、ヤるか!



………

………………

………………………



「かひー、かひー、かひー………ア、アイー、いー、今の魔力量はー?」


───………マスター、やりすぎです。魔力量は5628192059に上がります。


「しー、しかたないだろー、ま、魔力を一気に使い切りしないと、ま、魔力が先に回復するから………すー、はー、それで、スキルの方は?」


───目標達成です、スキル【魔力回復上昇(極大)】がレベルMAXになりました、おめでとう御座います、マスター。


「おっし、次は武術だな」


───………マスター、休む方がよいではないでしょうか?流石に無茶し過ぎです。


「あらら、アイに怒られた。分かった、休むよ。あ、そうだ、体感時間は?」


───二千二百五十六時間十八分四十九秒です、マスター。


「………スキルがMAXまで三ヶ月か、これって普通なのか、アイ?」


───いえ、平均の人は三ヶ月で修業を続けたら大体、1から2くらいスキルレベルが上がっていきます。


「マジか、やっぱ異常だな、俺のスキル」


───異常なのはマスターです、普通の人はこんな修業をやろうとすら思いつきません、マスター。


「………まあ、それもそうか」


 そんな他愛のないものをアイと話ながら、草の絨毯に寝転がるまま桜の木・・・を見ている。

 桜の花を見ていると、心が安らぐなあ。

 ………寝たら気持ち良さそう。


 そう考える俺は、即座に自分自身を設定し、寝る事ができることにする。

 え、何で桜があるかって?

 普通に創ったんだけど、何か?

 因みに、家も創った、日本屋敷の(ドヤ)。

 まあ、それはともかく。


「アイ、俺は少し寝るよ、何か桜を見たら寝てたい気分になっているから、ちょうど休んでいる時間だし」


───分かりました、お休みなさいませ、マスター。


「おう、じゃあ、おやすみ」


 そう言って、俺は瞼を閉じると、すぐに眠ることができた。



………

………………

………………………



 魔力量の増強と魔法の訓練が終わったから、体格時間が早三ヶ月。

 俺は今、ゴーレムと戦っていた。

 まあ、実際に魔物化したゴーレムじゃないけどな。

 俺が今戦ったゴーレムは、アイが操作しているゴーレムだ。

 仕組みは簡単だ、アイに魔法の使用許可を与えるだけで、土から作られたゴーレムを造って、強化し、操作をさせる。

 まあ、俺も普通の木刀を使って戦うんだけど、このゴーレムめっちゃ硬え。

 最初アイに聞いたら、『───この土ゴーレムは、オリハルコン並の強度が備わっています、しかし、マスターの魔力量と魔力質があれば、土ゴーレムの強度をヒヒイロカネまで上がることができますよ』と答えた。

 〝オリハルコンで十分硬えのに、まだ上がる気か!〟と怒鳴りたいよ、全く優秀なアシを持った者の苦労だな、これ。


───何か言いますたか、マスター?


「いいえ、なんでもございません」


 それはともかく、この一年、俺はひたずら木刀で戦い続けた、そろそろ、他の武器も試して見ようと思う。

 せっかく【武神】のスキルがあるから、一つの武器に拘る必要はないしな。

 ………まあ、後でメインとして刀を打ったつもりだけどな、【生産神】があるし、【世界知識】もある、刀の製造方法くらい簡単に取れるだろ。


「………と言うわけで、アイ、他の武器を試すよ」


───かしこまりました、マスター。



………

………………

………………………



 体感時間が二年が過ぎてきた。

 あらかた全ての武器をマスターしてきた、刀、二刀、槍、剣、盾、双剣、短剣、弓、投げナイフ、薙刀、斧、槌、斧槍ハルバード、大剣、ガンカタ。


 ………うん、ちょっと調子に乗って銃を創った。

 反省も後悔もしない。

 まあ、後でこの世界の基準で銃を作り直すつもりだ、地球の基準の銃だと、威力が足りないから。


「さて、武器は全てあらかたマスターしたし、まだ他にもあるのかな、アイ?」


───無手の戦いはどう対蹠おつもりですか、マスター?


「あ、忘れてた、完全に武器に集中し過ぎた」


───では、無手の体術の情報をインプットしますか?


「じゃあ、頼むよ」


 俺がそう頼むと、いつも通り・・・・・で頭に直接情報が入ってきた、が、今回は他のものに比べたら情報量が多い。

 空手、テコンドー、合気道、柔術、カポエーラ、太極拳等々が全ての地球の体術の情報が能に流れてくる。


 こりゃ【思考加速】の加速度を上げないと気絶しかねない、脳が情報を処理しきれん。

 俺は慌てて【思考加速】の加速度を10倍に上げた。


 ふぅー、結構楽になる。

 後、アイ、情報量が多いなら、最初から言ってくれ。


───申し訳ありません、マスター、以後気をつけます。


 分かればよろしい。

 さて、情報が処理終わるまで体内の闘気と魔力を循環しつつ、修業が終わったらどうやって貴族派のトップの連中たちの屋敷に侵入するかを考えてくる。

 アイの情報からすると、警備はあるが魔法の対策とかはないから、ただ普通に侵入も出来るが、一夜だけでは全ての場所に回る時間がないな。

 なら転移?いや、転移は転移する場所のイメージが必要だから………

 あ、神眼があるじゃん!

 遠い場所を見れることができる魔眼ってあるだろ?


───あります、マスター。


 そうか、なら、決まりだな。

 神眼で目的地を見て、すぐに転移、その後、証拠になりそうな書類をかたっぱしから転写して、本物を確保し、偽物の書類に細工をかける。

 具体的には、一週間後に燃え尽きる細工をな。

 よし、取り合えず、予定は決まった、後実行だけだな。

 お、丁度情報のインプットが終わったみたいだ。


「おっし、じゃあ、アイ、いつものを頼むぞ」


───かしこまりました、マスター。


 さて、最後の修業だな、頑張るか。



………

………………

………………………



───カン、カン、カン、カン


 俺は今、自分の武器を作っている。

 え、何で【創造具現】を使わないかって?

 いや、俺の感が〝自分の手で作れ〟と言ってきたからな。


───本音は?


 ………面白そうからやってみた。


───………好奇心だけで動かないでください、マスター。


「いや、まあ、一応、自分の手で作ったものが、もっといいものが作れる気がするからな、だって【生産神】があるしね、それに全てのスキルを自分の体に慣れさせたいし」


───一応、全うな理由もありますね。


 アイって、最近毒舌になってない?

 ぼく、きらわれるの?


───その喋り方は気持ち悪いです、マスター。


 ………本当に毒舌になったなあアイ。

 まあ、それはさておき、今は自分の武器に集中するか。

 一応、スキルを馴染めるために幾つかの武器や防具を作成してみた、まあ、結果は上々だな。



………

………………

………………………



「ふぅー、できた」


 全武器や防具、服も一応何セットも作ってみた、着心地もいいし、いい感じだ。

 武器防具全員は異世界の素材を使って作ってきた、ミスリルとか、アダマンタイトとか。

 服やズボン、パンツ、ブーツ、手袋、マントはカーボンナノチューブを使って作ってきた、何セットも。


「うん、アイの言った通りだな、俺は自重を捨てた」


───今更ですか、マスター?魔力が一億を超えた時点で、もう手遅れです。


「え?一億を超えた魔力保持者はいないの?」


───いるはいるですが、レベル1ではありませんし、種族もすでに進化しています、それでも二十憶までは到達しないです。


「因みに、その人は?」


───魔帝クルルエル・ブラッド・ラピエスです。


「やっぱりか。でもまあ、それは魔力だけだろ、他のパラメーターはまだ劣るさ」


───取得経験値10倍のスキルを持つ人が何を言いますか?


 ………

 勝てねえや、アイと口論には。

 話術、取得すべきかな?


「………そう言えば、最近、自分のステータスを見たことないや、チェックしてみるか?」


【ステータス】


・名前 :柊幸助(コウスケ・ヒイラギ)

・年齢 :17歳(停止)

・種族 :人族

・性別 :男性

・状態 :良好


・レベル:1


・パラメーター:

 ・体力 :27611271/27611271

 ・魔力 :5628192059/5628192059


 ・筋力 :29971

 ・持久力:24819

 ・素早さ:31801

 ・器用さ:1287293

 ・賢さ :872658267

 ・魔力質:3078971911

 ・運  :∞

 ・魅力 :5000


・スキル:

 ・ノーマル:

  ・家事レベル7

  ・速読レベル5

  ・直観レベルMAX

  ・危機察知レベルMAX

  ・危機回避レベルMAX

  ・闘気操作レベルMAX

  ・魔力支配レベルMAX

  ・気配支配レベルMAX

  ・身体強化レベルMAX

  ・威圧レベルMAX

・パッシブ:

  ・状態異常無効

  ・限界突破

  ・取得経験値10倍化

  ・言語理解

  ・魔力回復上昇(極大)レベルMAX

  ・精神耐性レベルMAX

  ・体力回復上昇(極大)レベルMAX

  ・命中レベルMAX

 ・ユニーク:

  ・スキル創造

  ・技術上達10倍化

  ・システムアシスト

  ・世界知識

  ・並列思考

  ・完全記憶

  ・思考加速

  ・無限収納

  ・マップ

  ・サイレントルーム

 ・神級:

  ・神眼

  ・武神

  ・魔神

  ・生産神

 ・その他:

  ・完全隠蔽


・称号:

 ・幸運を持つ者

 ・異界からの来訪者

 ・勇者として呼ばれし者

 ・限界突破者

 ・神の領域に達した者

 ・自愛の女神アリアの加護を持つ者

 ・スキルを創る者

 ・自重を捨てる者

 ・世界を創りし者

 ・鍛錬を怠らぬ者



 ………………………。

 なんかほぼ全員がMAXになっている!

 ていうか、これ、竜人族を超えているよね?


───そうですね、優秀な竜人族でもレベル1は精々5000前後くらいのステータスです。


 ………これ、俺がレベルアップしたら?


───とんでもない事になりますね。


 ………………………………

 よし!決めた!


───何がですか?


 こうなったら、とことんステータスを壊していく!

 俺は今日、ここで、宣言する!自重を完全に捨てる!


───開き直りましたか、マスター。


 よし!取りあえず今は風呂に入りますか!

 終わったら、すぐ準備して、作戦を実行する。

 〝証拠を盗〟───げふんげふん〝証拠を取りに行く〟作戦を!


───現実逃避しましたか、マスター。


 やかましい。


………

………………

………………………


「ふぅー、スッキリしたあ、コーヒー牛乳っと」


 そう言いながら、俺はソファーに座り、コーヒー牛乳を創造・・した。

 ……………… 

 うん、なんだろう、まるで、人間を離れた感じと言うか何と言うか?


───称号【人ならず神ならず】を取得しました


 ………

 え、何?いまの?


───称号取得のアナウンスですが?


 そうじゃない!その称号のことだよ!


───鑑定してみればいかがですか?


 アイにそう言われると、俺は無言でステータスを開き、さっきの称号を鑑定しようとするが、何やら不吉なマークが種族の覧に乗っている!


・種族 :人族?


 ……………………

 〝?〟って何?

 俺って人族として疑われるの!?

 このステータスは〝え?お前人族なの?〟って、みたいな感じで俺をディスってんの!?


───マスター、もう認めてください、それは自分の行えの結果です、閑念してください、どのみち、種族進化を目指すつもりでしょう?結果は同じです、最終的に人神になりましたから、遅いか早いかの話です。


 そ、そうだな、別………


───もっとも、今回の件は種族が神に傾くがどうかは分かりませんですがね?


 ちょっ、おまっ、上げて落とすかよ!?

 誰を真似るんだよ、お前!?

 俺、仮にもお前のマスターだぞ!?偉いんだぞ!?


───そうですか?偉いですね、マスター?


 ………泣くよ、マジで泣くよ。


───冗談です、マスター。


 はぁー、まあいい、アイとコントをかます暇は………あるが、疲れた、称号のチェックは後にしよう。

 今は準備が先だな。


───ただ自分の防具を身につけたいだけなのでは?


 ………

 やっぱ、俺、アイに勝てるきがしねえは。


───お褒めに預かり光栄で御座います。


 褒めてね……いるけど、そこで言葉を返すか、普通?


───〝褒められたら、感謝を述べなさい〟って、親に言われましたから。


 お前親いんの!?


───いえ、ありませんですが?


 じゃあ誰に言われたんだよどっちくしょう!?


───はしたないですよ、マスター。


 だあああああああああ!!!!!

 もういい!もう絶対つっこまねえ!!絶対だからな!!


───フリですか、マスター?


 しねえよ!!



………

………………

………………………



 暫くした後、ようやく落ち着いた俺は、わりとマジでアイのスキルをOffにしようと思っているが、すぐにアイが謝っているから、そのままにした。


「全く、時間をとらせ………なかったけど、頼むからあまり俺をいじるな」


───いじるだなんて、そんな、とんでもございません、私はただ、事実を述べただけです。


「分かった、お前の根幹は佐々木と同じだな、お前の人格をリセットしたいんだが、出来るか?」


───出来ません。


「速答かよ、まあいい、取り合えず、準備は終わったし、そろそろ行くか」


 俺がそう言い終わったのち、すぐに異空間から出てきた。

 間隔は五年近くだが、外では何秒しか進まないからな。

 つまり、まだ十一時近くくらい。


 因みに、準備と言うのは侵入専用の装備の性能チェックするだけだ。

 結果は上々、いやむしろ完璧だな。

 で、装備はというと。

 武器は後ろ腰に短刀と左右の太ももに括り付けた拳銃用のホルスターで、中身は回転式銃、名は〝スケイヴェン〟と〝ルフロック〟、二つもサイレンサーがスキルとして張り付いている。

 防具は黒欲の胸当てと肘当てと膝当て、黒いフード付きのマントと最後に黒い狐の仮面(隠蔽機能付きで)。

 弾は大量に創ってきたので問題ない(凡そ百桁の数の弾)。

 ばっちりだな。


 取りあえず、闘気と気配を消して、自分の姿を魔法で消して、魔力が探知されないように、俺の魔力を周囲の魔力に同調させる。

 そして、神眼を発動。

 目的地が見えたので、すぐ転移………ではなく、周囲に誰かいるかチェックする。


「よし、いないな、じゃあ、早速『転移』」


 転移直後、すぐにマップをチェックする。

 俺が転移した場所は執務室の部屋っぽい。

 巡回する兵もいない、いるとしたら、外にいる。

 家主は寝ているっぽい。

 使用人はまだ起きている者もいたし、もう就寝する者もいる。


 さーて、公爵様・・・の不正事実となる証拠はどーこーだー。

 お、あったあった、出るは出るは。

 ………なんか凄まじい量が出てくるんだけど、どんだけもってんの。


 凡そ十五分程度、ようやく整理終わった。

 いや、ホント凄まじい物ばかりだった。

 胸糞悪いばかりの取引の資料だ、幾つかの商会も手だしているから、後でつぶし回すか。

 さーて、全ての書類を【創造具現】で、転写して、偽物をさっきいた場所へ戻して、本物を【無限収納】に入れて、すぐに次のターゲットの場所に転移する。


 結局、公爵家が三つ、侯爵家が十五、伯爵家が二十八、そして幾つかの商会の違法取引の証拠もゲットした。

 王城に帰ったのは二時半くらいなので、早々に着替えて、ベッドに倒れたかのように寝ることにした。

 アイには六時近くで起こしてほしいと頼んできたから、大丈夫だろう。

 お休み。

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幸運者転移 ~クラスメートとともに異世界に召喚されたので取りあえず自由に生きよう~ ゼロから十 @lasthope1212

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