N-VANマイナーチェンジ

 さて、どんな車でも登場してからフルモデルチェンジや生産終了まで何の変更も無く作り続けられるのは珍しいわけです。当然ですが私の愛車のN-VANだって小変更されるわけです。この小変更が『マイナーチェンジ』って奴です。


 マイナーチェンジは登場してから大よそ二年で行われることが多いみたいです。大がかりな場合は『ビッグマイナー(チェンジ)』とか呼ばれて小変更何だか思いきり変えたんだかわからない状態な場合が有ります。私が整備士だった頃のカローラ(E9#系)とかタウンエースノア(R4#・R5#系)なんかは前期・後期でガラッと変わりましたね。


 まぁ昔のクルマはさておき、今回のN-VANの話に戻りましょう。


 今回のマイナーチェンジではグレード整理がされまして、ロールーフ低い屋根モデルの+STYLE COOLが無くなってハイルーフ(っていうかこれが標準じゃね?)一本になりました。車体色が一部変更・追加。でもってハイビーム自動切り替えと運転補助システムのHonda SENSINGが標準装備になったくらいですね。装備に関しては変更なしみたいです。シンプル装備なG・Lグレードオーナーが欲しがっている開く窓は相変わらず追加無し。もちろん車体色も銀と白の二択。車体色が選べるのは相変わらずSTYLE FUNのみですね。


 ん~っと、私の愛車のグレードは『L』で、Honda SENSINGが付いているから変更は無しと言っても良いでしょう。そもそも色を選べないからね。マイナーで一番安い『G』や少し小マシな装備の『L』で車体色が選べるとか、チルトステアリングがオプションで選べるとか、後席窓が開くとかの変更が有ったら悔しいと思ったかもしれません。でもその辺りは手つかずですね。


 多分だけどロールーフ低い屋根版は売れなかったかN-WGNと購入層がかち合ったから廃止、ピンクは可愛いけど売れなかったんだろうなぁ。新色のフレームレッドは郵政対応じゃないかなって気がします。郵便マークを付ければそのままゆうパック配送のクルマになりそう。


 どちらかと言えばマイナーチェンジでユーザーの意見を参考に車の完成度を上げるってよりも不要なグレードを切り捨てて整理したって感じですね。販売に勢いがないクルマで多く見られるパターンかな? 少々心配な流れではあります。


 さぁ、今後のN-VANはどんな展開をするのでしょうか? オーナーとしては気になるところです。

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