プロローグ


「お祈りは終わったかな?私から最後の贈り物です。」


【Death Penalty the end】


ケンジは担いでいた棺を降ろし鎖を解くと棺が勢いよく開いた瞬間にブラックホールの如く怪人が次々と吸い込まれ、その叫びは悲痛な賛美歌と化す。


「さて、これからショータイムの時間っす。今日はカイジン達が突如と消えちゃうイリュージョンっす。」


【Launcher Strike the end】


アスカは片手サイズの拳銃からサイズから銃口、グリップ、スコープ、ストック、マガジンと次々とパーツが掛け合わさり拳銃からマシンガンサイズになり銃口からミサイル型のエネルギー弾を放つとカイジン軍は消し炭の如く燃え尽きる。


カイジン軍をヤマト、ケンジ、アスカが一掃してくれたお陰で道が拓けた為、俺とコウタとタイガとリュウジで城の中へと乗り込む為、丘を駆け下りてからファントム城の城壁前へと向かう。


「行かせないぞぉぉ!」


「邪魔だ。」


「ぐぇえ!!」


城へ乗り込ませない為、俺に襲い掛かるカイジンを短剣で急所を的確に突き刺しさすと、カイジンは胸から血を流し力無く倒れこむ。


「奴等をこの城へと近付けさせる……ごふぉ……」


「すいません。あまんまり相手にしていると時間がないので。」


コウタはメスで一太刀を浴びせるとカイジンの首を跳ね上げて頭は宙に舞い転げ落ちると首から下は血しぶきを浴びて倒される。



「見えてきたね。吾輩とリュウジの同時攻撃で門をこじ開けて正面突破ね」


「承知したでござる」


タイガとリュウジはベルトのバックルを2回タッチする。


【Kill Fang the end】


タイガの両手の甲から3本の鉤爪が飛び出し、その鉤爪にはエネルギーが集中して両手を広げてその鉤爪を交差しながら切り裂くと交差した鉤爪のエネルギーを放つ。


【Cyclone Break the end】


リュウジは槍を構えて槍の矛先にエネルギーを集中的に宿した瞬間に身体を高速で回転させ竜巻の如く攻撃。

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