プロローグ
【Evolve gear start ZERONOS】
リュウジは全身を白色の炎に包まれ、その炎を振り払うと黒い面に周りには白く彩られた隈取り、パーカーのフードを被り首には大きな数珠の鎧に槍を担ぐ戦士である【ゼロノス】に変身する。
【Evolve gear start FAIERO】
ケンジは全身を赤い炎に包まれ、その炎を振り払うと右半身は黒をベースに赤いライン。左半身は白をベースに赤いライン。そのラインを辿ると悪魔をイメージし背中には鎖で巻かれた棺を担ぐ鎧の戦士【ファイエロ】に変身する。
「こ、こいつらぁああ!!お尋ね者のセブン・ギアーズじゃあねぇかぁぁあっ!!!」
「お尋ね者って、俺達カイジン達には相当悪名高いようだな。」
「まぁ、私達が介入するまでカイジン軍はかなり優勢だって話だからね。」
「おぉ!オラ達、敵まで有名だなんて照れるっぺなぁ!」
「いや!ヤマトさん。それ褒められた言葉じゃないっすよ!でも、まぁ敵だから仕方ないっすね。」
「てか、僕達。とうとう素顔までバレてしまったようですけど、今日で最後ですから関係ないですね。」
「コウタ殿の言ってる事は正解でござる。ここからは正々堂々と正面から戦うでござるよ。」
「少し待つねリュウジ。正々堂々はもうちょい待つね。作戦を開始するね。」
これから戦うって時にいつもと変わらず余裕綽々と軽口を叩く俺達にタイガは今回の作戦で使う手の平サイズのスイッチを取り出す。
「この天才科学者の吾輩の歴史に名を刻む発明をとくと見よ!ポチっとな。」
タイガはその秘密兵器のスイッチボタンを押すと一瞬にしてマギ・ワールド連合の兵隊がゾロゾロと現れる。
「な、な、な、なにぃぃいいい!!転移魔法だとぉぉおお!!全軍に告ぐ!全軍ファントム城の正面門前に集まれぇぇえええ!!!」
カイジン軍は無線でそう叫ぶと更に城壁門前にカイジン軍が溢れかえり、カイジン軍は雄叫びを上げながら丘を降りて俺達を討ち取ろうと数万人のカイジン軍が俺ら7人に向かってくる。
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