魔界中の猛者を集めると言う闇鍋的な面接会
〝初面接〟【死天王編】堂々開幕!!
第89話【大忙しの中に一握りの癒しが……?】
――――〝魔王謁見の間〟――――
悠然と魔王の席に座る影武者は、珍しく神妙な面持ちで大判紙を睨む。
そんな心配を他所に、フレデシカは震度7levelで影武者の体を揺り動かしていた。
『ねぇ、パパ上~。ママ上のお見舞い行こうよぉ~!!』
あまりの激しい動きに影武者の残像が出来ていたが、冷静に対応する偽父は『すまぬな……我が娘よ。今日ばかりは大事な用があり行けぬのだ』と、変わらぬ口調で話した。
その手に持っている紙には、こう書かれていた――――〝集え強き者達よ!!名を馳せる時が来たぞ!!〟~×月×日×時にて死天王募集を添えて~
(〝混沌のバルクス〟様が亡くなって補充用員で募集したみたいだけど、どんな人が来るやら……)
【母上へ 嫌な予感がしてきましたぞ!!】
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