第9話【祝いと呪いは、紙一重】

 ふと、あることに気づいてしまう、目で数えると、3人しかいない。


「ん?……もう1人はどうしたのだ?」


「死天王が1人【竜蔦のベライザ】は語る」


「ハッ……実は、ここにくる道中、上空より出でた、高魔力の未確認生物と接触し、我等が死天王の主【混沌のバルクス】が永眠されました……彼は、私達を守るように自ら盾に……」





【母上へ、二次災害って本当にあるんだね】

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