第10話【人を呪わばなんとやら】

 しばらくの沈黙があったが、おもむろににこう答えた。


「それも全て勇者のせいだろう。奴は、我が影武者を意気揚々と葬りさると貴様達、死天王へ目掛け落下させたのだ」


 嘘もここまで来ると現実味を帯びており、影武者の一言、一言に魔王様が乗り移っているようだった。(霊感的な意味で)



 死天王が1人【覇将ペコリーノ】は、口を開いた。


「なんと……下劣な勇者め……我々がいない間に好き勝手やりおって!!」


 3人共に血気盛んな奴らだが仲間思いのようだ


【母上へ、しばらく帰れません】

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