ダメだ!もう無理!書けない!と思ったアナタの背中をそっとさするだけのエッセイ
どうもこんにちは。小説が書けなくなったらエッセイを書くという、怒涛の反復横跳びをしている長埜です。もう止まらない。
書けないこと、ありますよね。
理由も様々です。
飽きた、疲れた、面白くない、むしろ誰が見てるのコレ、反応悪い、悪口書かれた、エトセトラエトセトラ。
いやぁ、「うるせぇ書こう!」で突き進むのも限界がありますよ。書けないものは書けない。
でも書きたいものは書きたい。
きついですよね、しんどい時です。
書くのが一番いいと分かっているのに、思うように書けないんですもん。
そんなわけで、今回はいつもの情熱を控えめに、書くことに疲れてしまったあなた(私)の背中をそっとさするつもりで応援していこうと思います。
それでは参りましょう。
1.書くことは己への救いである
詰まる所、自分の為に書くのですよ。
他の人に読んでもらうのは、付加価値というか、お裾分けというか。
「ハァーこの一連の流れ」とか「こういうキャラが実際にいたら恋してるわ」とか、自分が一番テンション上がる組み合わせを書き倒せたなら大成功です。
頭にPVだの評価だのを付けてしまうと、しんどいですよ。なんでここまでやってやってるのに伸びないんだって。
好きにやりましょう。それだったら、むしろ開き直れるってもんです。そりゃそうだ、自分の為に書いてんだもんって。
私はそれが高じて、今では全然PVがつかない時はもうチャンスと思うようになりました。今の内だ!好きにやるぜ!って。
そうしたら、最終章でブロマンス展開が超加速したんですけどね。本当にやりたい放題やりました。とても楽しかったです。
まあたまに、「オメェのメシ不味かったぞ!」ってやってくる方もいるそうですが。そんな時はスルーか、いかに面白く返すか考えればいいと思います。私はゴリラの真似をする予定です。ウホウホ。っていうか、嫌いなのにお前読んできちゃったの?きっちり読んだ上で言ってきてるの?可愛いじゃん、ありがとね。読んでないの?読んでないのにわざわざ書いてくれたの?可愛いじゃん、ありがとね。
2.好きな展開を書いてしまえ
筆が乗らない原因の一つに、キャラに無理をさせてたり、したくもない展開をしょうがないから書いているという事があったりします。そういう時は、ひとまずその展開を書いた文章は保存し、それはそれとして、別の紙に自分が書きやすい展開のストーリーを書いてみるといいですよ。
いきなり新ヒロイン出してもいいし、倒せない敵にダイナマイト巻きつけてもいいし。
案外、そっちの方がトントン進んだりします。そうすれば、しめたものです。
プロ作家さんや賞に応募しようとされているなら話はまた違ってくるのかもしれませんが、徹頭徹尾書きたくてたまらないから書いてしまっている場合は、それが結構効くように思います。少なくとも私はそうでした。
わかります?主人公が敵に説教する展開を書きたかったのに、自身の力量不足と人生経験の浅さでサッパリ書けず、最終的に札束で敵を黙らせる事になってしまった時の私の気持ちが。
一話一時間で書き終えました。過去最速でした。
3.神の声を聞け
耳を澄ませて、内なる神の声を聞いてください。いや、別にどこの荒神に聞いたって構いやしないんですが。
キャラのイメソンを探せと言っているかもしれませんし、無理矢理書けと言っているかもしれません。本を読め、映画見ろ、外に出よ、など、内なる声は好き勝手言います。
自分がその時したい事をすればいいのです。人生は一度きり、そのリソースは貴重です。ちなみに今私の内なる神は、エッセイ書けって言ってます。
大丈夫ですよ。こんなエッセイ読んでるぐらいの人なら、放っといてもその内書く気力が湧いてきます。
4.あなたの小説はあなたのもの
「この小説はもう読者のもので、自分のものじゃない」とか「読者にこう求められてるから、書かなきゃ」とか、そういった悩みが生じる方がいらっしゃるかもしれません。
読者の方の存在は、大変ありがたいです。いつだって元気をいただきます。勿論、感想なんて貰った日には何回何十回と見直します。
ですが、書いているのは自分です。どうしたって、その小説は自分しか書けないのです。
本当にこんな展開、書いていいのだろうか。
ここまでついてきてくれた読者が、離れてしまうのではないだろうか。
そんな時は、こう思ってください。
「私の速度についてこれない人は、置いていく」と。
書け書け書いてしまえ!!ブチ抜け追い越せ突き抜けろ!!全ての創作を過去にし、流行りも新世界もこの私が作るのだ!!!!
いいですか?大丈夫ですよ。本当に大丈夫。
小説って何が素晴らしいか知ってます?どんな展開書いてもいいんですよ。目の前にご馳走並べられて、何から食べてもいいよって言われて「いや水で」って言います?言いませんよね?焼き鳥食べますよね?そういう事ですよ。
あなたの速度についてこられない人は、払い落として構わないです。それでもしがみついて読んでくださった人を、存分に抱きしめて逃さないでください。
それでいいと思います。
そんなわけで、今回のエッセイでございました。
背中をさするだけのつもりだったのですが、やはり最後には背中叩いてましたね。イケるイケるって。
まあ、前回前々回読んでくださってる方なら、きっと予想はついていたでしょう。お前はそういう奴だよなと。
言っていることは、結局同じですよ。好きなもの書いて、好きなように生きてくださいと。小説って、書ける人にとっては最高の贅沢じゃないですか。満喫しないと勿体無いですよ。
以上です!ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
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