第2話 バトルスタート?

しゃっくりによって人生を終えた俺、佐藤シンは謎の人間ミサ・グレースにあった


あったと言うより向こうから会いに来たようだ...


「はぁ~...今の説明を聞いてもよくわからねえなぁ...」


俺はミサから色々なことを教えてもらった


まず、俺はしゃっくりで死んだ


そしてどういう訳か【異世界転生】して【復帰者】とか言うのになったらしい...


「そんで俺はこれからどうしろと?」


「まずはここから出よう!! これからについてはその後に考えよう!!」


「あ~...わかったよ 早くここから出よう ここは何というか気持ち悪い...」


「さぁ! 冒険の始まりだ!!」


―――移動し始めて約1時間後―――


「ミサ いつになったら外に出れるんだ?」


「えっと~... そのことなんですが~...」


「まさか...迷った?」


「いやはや~! ご名答です...」


「ご名答です じゃねーだろ!!」


「いや! でも心配しないでください! こんなこともあろうかと...」


「あろうかと... ん? どうしt...」


「シッ なんかがか来ます! 隠れて!」


ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ


(なんなんだあれーー!!)


(あれはミノタウロスです! やばい奴なんでさっさと逃げましょー!)


パキッ


『あっ!!』


ドッ! ブォーーーーー!!


「なんでこんなところに枝があるんだよ!!」


「漫画とかのあるあるですね~」


「ですね~ じゃねえよ!! 逃げるぞ!!」


「いーや! 逃げません!! 見つかった以上あなたが戦うのです!!」


「はぁっ!! おかしいだろ!! 第一に戦えるわけねえだろ!!」


「戦えますよ! はい剣! がんばってください!!」 ポイッ


ブォォォォオーーーーー!!!


「はぁっ! クソォォオーーー!! どうにでもなれ!!」 ジャキン!!


ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ブォォォォオーーーーー!!!


「うっ... やっぱりムリ!!」 ダッ!


「えっ? えーーー!! 逃げないで戦ってくださいよーー!!」 ダッ!


「自宅警備員歴3年の俺があんなバケモンと戦えるわけねーだろ!!」 


「だからといってレディーを残して逃げるなんてサイテーですよ!!」


ブォォォォォォオーーーー!! ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ


「ヤベーー!! あいつ追ってきてるぞ!! てかあいつめっちゃ はえーー!!」


「そりゃ【A級モンスター】ですもん! 総じて能力高いんです!!」


「なんで転生して早々にこんな奴いるんだよーーー!! 普通弱いモンスターとかだろ!!」


「そんな別世界の常識なんてこの世界にはあてはまりませんよ!!」


「そんなバカなぁぁぁぁあ...」


そんなこんなで俺はモンスターとの戦闘デビューを成し遂げたのだった...


――――――――――――――――――――

現在のLv  佐藤シン  ミサ・グレース

      Lv.1------------- Lv.3

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