第21話 マネージャーに報告

 月曜日、事務所にて私は昨日のおめでたい出来事をミカさんに報告した。


「、、、というわけで、おかげさまで無事付き合うことになりました!ウフフ。」


「良かったじゃなーい!

それにしても、ゆりちゃんが歳上好きなのは知ってたけど、まさか60過ぎの人と付き合うとはねー。でも今って普通よね。」


「、、、まだ彼、50歳ちょっきりだけど。」


「えー!?」


「ちょっと、驚くのそこ!?」


「あ、ああゴメン、、、。

しかしさあ、あなた達おもしろいわね。

だって彼氏兼執事って、そんな関係聞いたことないよ!?」


「う、うん。なんか面倒みてもらいたくて。」


「おや、ゆりちゃんは甘えっ子ちゃんなんでしゅねー。」


私の顔は真っ赤になった。


「もう、からかわないでよ。

それよりミカさんの方はどうなったの?」


ミカはバツ悪そうに薄ら笑いしながら言った。


「まあ、こちらはワンナイトラブというか、、、。」


「ミカさん、また!?

もっと自分を大事にしなよ!!」


「ゆりちゃん、私のお母さんみたいなこと言わないでよー。」


私は体だけの関係なんて寂しいと思ってしまう。

体の関係、、、。


一瞬、想像してしまい、私は再び顔を赤らめた。

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