第21話 マネージャーに報告
月曜日、事務所にて私は昨日のおめでたい出来事をミカさんに報告した。
「、、、というわけで、おかげさまで無事付き合うことになりました!ウフフ。」
「良かったじゃなーい!
それにしても、ゆりちゃんが歳上好きなのは知ってたけど、まさか60過ぎの人と付き合うとはねー。でも今って普通よね。」
「、、、まだ彼、50歳ちょっきりだけど。」
「えー!?」
「ちょっと、驚くのそこ!?」
「あ、ああゴメン、、、。
しかしさあ、あなた達おもしろいわね。
だって彼氏兼執事って、そんな関係聞いたことないよ!?」
「う、うん。なんか面倒みてもらいたくて。」
「おや、ゆりちゃんは甘えっ子ちゃんなんでしゅねー。」
私の顔は真っ赤になった。
「もう、からかわないでよ。
それよりミカさんの方はどうなったの?」
ミカはバツ悪そうに薄ら笑いしながら言った。
「まあ、こちらはワンナイトラブというか、、、。」
「ミカさん、また!?
もっと自分を大事にしなよ!!」
「ゆりちゃん、私のお母さんみたいなこと言わないでよー。」
私は体だけの関係なんて寂しいと思ってしまう。
体の関係、、、。
一瞬、想像してしまい、私は再び顔を赤らめた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます