第2話 中学生時代
私の話をする上で中学校時代はなくてはならないものだと思います。
私は中学三年間でありとあらゆる役職に就きました。
まず、学級委員を三年間。二、三年では学年委員会の学年委員長も務めました。
体育祭では応援リーダー、チームリーダー。合唱コンクールではパートリーダー、実行委員。他にもたくさんあります。通知表はいつも様々な役職名がずらりと並んでいました。
自分で言うのもなんですが、成績はいい方だったと思います。百人程の学年人数ではありますが、一年生の時には一位をとったこともあります。
勉強ができる、リーダーをよくやるという理由で "真面目な委員長タイプ" という印象を多くの人に持たれていました。
しかし、実際の私は面倒くさがりでだらしない性格です。選ばれたという責任感でリーダーをやってきました。
それでもやるからにはちゃんとやりたいタイプなので、不真面目な態度の委員には腹がたちましたが、学年委員会のメンバーのことを特別な存在だと思っていましたし、色々なリーダーを経験してきた自分を誇りに思っています。大変なこともありましたがそれなりに楽しく充実した中学校生活になりました。
確かに充実していたと言える中学時代ですが、現在でも連絡を撮っている人は限りなく少ないです。
この話はまた後でしたいと思います。
さて、勉強はできる方だった私ですが、進路については単純に自分の偏差値に合った高校を受験し、いわゆる進学校に合格しました。
私は将来の夢がありませんでした。小学校の頃は祖母が看護師だった、姉が看護師になりたいと言っていたという理由で、自分も看護師になりたいと言っていましたが、特に病院のお世話になったことがないためか、看護師に憧れる気持ちがあまりなく、看護師になりたい特別な理由がないけど本当にこれを夢と言っていいのか、私が他人に注射を打つなんて恐くて出来ないなどなど色々考え、これは私の夢ではないと気づきました。
それまで自分の夢だと思っていたものが夢では無くなり、私は何になりたいのだろうと考えてみましたが答えは見つかりませんでした。今見つからないのなら高校生になってから決めればいいと思い、高校生活で夢を見つけることを目標とし、楽しい高校生活が始まることを期待していました。
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