お姉さんが死に、なぜ死んだか真実を知った少女が、どんどん闇に堕ちて救いようがないほどに堕ちに堕ちに堕ちに堕ちに堕ちに堕ちていく物語。
闇への染まり方、万物の呪い方がもう半端でない、「ないでしょこんな話」。でも、現実に魔法少女がいたら、こんな子もいるでしょうね。
例えば自衛隊で戦死、警官殉職、「国フザケンナ、国潰すつーか政治家も国民も殺す!」とか遺された家族が思って不思議じゃない。
とはいえ私は、あまりのぶっ飛びぶり残虐ぶりに感情移入は出来なかったんですが、でもまあ狂う理由として分からなくはないですし、結末はとても悲しいせつない気持ちになりました。
読むにかなりの胆力を必要とするこの作品、みなさまもよろしければどうぞ。
何かしら得るものが絶対にあると思います。
第一章幕間まで読ませて頂きました。
私の弱い気質と、更に現在の弱ったメンタルでは、残念ながら「ギブアップ……」となりました……。
申し訳ありません……。
でも独特の味があります。くせになる人は一定数いるでしょう。
読む人を選びますが、それは作者さんは承知の上だと思います。
一番のポイントは、主人公(小学校を辞めた)の、脳内の地の文が強烈です!!
「まどかマギカ」よりハードな展開、「Fate/Zero」後半のストーリーが好きな方はぜひぜひ。
「私はどんな展開にも屈しない!がはは。かかってこい!」という剛の者にはぜひお薦めします。
……でもなんとなくこの方、いるかの感性と似ているような……自分の作品を読む人もこんな気持ちで読んでるのかなと、何だか客観的になれた気がします……。
あ、あと話のタイトルがすべて「~なんか大っ嫌ぃ!」で終わるのですが、バリエーションが凄まじい数です。
ルビもすごい。
作者さんの発想力は半端ない……!
ありがとうございました!!
(魔法少女レビュー強化月間・Vol.5・完全に非公式なものです)