第103話 人質なんか大っ嫌ぃ!
。。。みこは魔法少女が嫌ぃ。
「絶対、帰って来るからね♪」
「お姉さんはみこちゃんを置いて消えたりせえへんよ♪」
「お姉ちゃんだ〜い好き♪」
だって魔法少女は皆、嘘吐きだから。。。。。
魔法少女は嘘を吐く。あたかもそれが
正体を隠す為?心配を掛けない為?大切な人を巻き込まない為?
どれだけ耳触りの良い適当な理由を付けても、そんなのみこは知らないし関係無い!だって!。。。だって約束は守れないんだったら、それは嘘を吐いたのと一緒だもん。。。。。だからみこは、魔法少女の言うことなんて信じたりしない。
。。。ねぇ知ってる?嘘吐きはね、魔法少女の始まりなんだよ?
************
「イヒヒヒヒヒ♪待ってたッスよロリッ娘、乙女達の墓場(シークレットヘブン)へようこそッス」
「。。。」
「おっと動くなッス!そこから一歩でも近付けば、先輩とこのおチビちゃんの可愛〜い寝顔に風穴が空くことになるッスよ?♪」
みこが
。。。それでもビルの中に残っていた、なんだか懐かしい魔力の気配。
みこは別にその気配が気になって此処に来たわけじゃ無い!このビルには偶々
だからみこは、しつこい
「殺したいなら、殺せばいい。。。みこはそんな
「イヒヒヒヒヒ♪嘘だってバレバレッスよ、ロリッ娘♪現に口では知らない。とか言いながら、アンタはそこから動かないじゃ無いッスか?」
「。。。チッ」
「おっと!ただの脅しじゃ無いんスから動いちゃダメッスよ、ロリッ娘」
イラッ!としたみこが一歩
ツゥ。。。
っと真っ赤な血が垂れて、それでも眠り続ける女の子の寝顔はちょっぴり痛そうにも見える。
「イヒヒヒヒヒ♪まさか本当にこんなチビッ娘が、アンタみたいな血も涙も無いクソロリッ娘相手の人質になるなんて思っても見なかったッス♪ヒヒヒヒヒヒ♪
あ〜♪もしかしてアンタも
「。。。」
ご機嫌な
「ハ〜ァ。ロリッ娘、スミレはアンタのことは大嫌いスけど一応ほんの少しは感謝してるんスよ?
アンタがムカつくご主人をブチ殺してくれたお陰で、スミレは偽物から本物になれたんス♪
スミレはもう、誰にも
。。。けどそれにはロリッ娘、アンタが邪魔なんス。
てなワケで、ロリッ娘に一つお願いがあるンスけど。ロリッ娘?スミレと先輩の幸せの為に今此処で死んでくれないッスか?♪ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ♪」
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