第65話 腐ったソフトクリームなんか大っ嫌い!



「ジジジ。。ギャァァァァァァァァァァァ!!!ジジ。。。」


「ジ。。。タスケ、息ガ、ジジジ」


「か、ジジ、、身体が、ジ、、、溶け。。。ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」




 暗鈍としてノイズの掛かった暗くて寒い灰色な世界でも、相変わらず怪人さん達の断末魔ゴミの砕け散る音酷く耳に触るとてもウルサイ


怪人さん、何をそんなに騒いでいるの生ゴミは生ゴミらしく、もっと静かに腐れないの???)


 そこら中で上がる怪人さん達の断末魔ウルサイ悲鳴

 みこはね、手当たり次第に怪人さん生ゴミブッ殺千切投げなんかしてないよ?

 本当だよ?本当にみこは、なんか出して無いんだよ?



 。。。。。だって、ドロドロに溶けた怪人さん腐った生ゴミなんて触りたくも無いでしょ?♪



 そう。。。みこは本当にただ、静かにして欲しい歩いているだけ。。。トボトボ、テクテク歩いているほっといて欲しいだけなの。。。

 でもね♪みこは何もしてないのに♪周りの怪人さん生ゴミ達は、勝手に次々と死んで腐っていくの♪♪♪


 アハハハハ♪ねぇ、見て見てお姉ちゃん♪

 怪人さん達がね皆ドロドロの腐りきった生ゴミソフトクリームみたいだよ?





「クフフフフ♪なんて刺激的で良い匂いの風なのかしら♡ねぇ、アナタ達もそうは思わない?♪」


「ヒ、姫ザマ。オダズゲ。。。」


「アラアラまぁ、フフフフフ♪

 この皮膚が溶けていそうなヒリヒリ具合が心地良い堪らないのに、の良さが解らないなんて皆まだまだお・子・様♡


 。。。。。ところで、アナタ?

 ずいぶんとドロドロになってるみたいだけれど、、、そんな汚い身体でこのに近寄ってどうするつもりなのかしらぁ?」



「ギャァァァァァ!」

「コレ毒姫!手下毒気を撒き散らすでない!ワシの服にまで穴が空いた飛沫が飛んだではないか」


「アラ、ごめんなさいオジ様♪

 あの小娘仔猫ちゃんが、とっても美味しそうないを撒き散らしてくれるものだから、私もついテンション上がっちゃったの♪」



「ケッ!どこが良い臭いだ。ションベン臭くて堪らねえぜ♪」



「ホッホッホ♪。。。。。やれやれ。油断はしておらんつもりじゃったが、まさか漏れ出す魔力でここまでとは。。。。。

 流石は魔法少女骨付き肉、こうでなくては喰いでが無いからの♪ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」



「ウフフ♪オジ様?翁のお面化けの皮、剥げかけてるわよ?」





 阿鼻叫喚お祭り騒ぎ。。。

 きっとそんな風に騒がしい賑やかな世界の真ん中を、みこは独りで歩いている。テクテク、トボトボと歩いているの。


 怪人さん達周りの皆はすごく騒いでいる楽しそうだけど、みこは全然楽しく無いの。。。

 強そうな怪人さん達あっちの皆は、みこにニタニタと気持ち悪いニッコリと微笑んでるけど、みこは全然面白く無いの!!!



 。。。みこはね。大好きなお姉ちゃんとただ一緒に、お姉ちゃんと平穏静かに暮らしたいだけなの。。。。。


 ねぇ。。。?なのにどうして?


 どうして皆、みこ達をほっといてくれナ静かにしてくれナイの?イの?


 どうして皆、みこのお姉ちゃんを盗ろうとスまだ息をしてイルの?ルの?


 どうして皆、みことお姉ちゃんの邪魔をスさっさと死んでくれナイの?ルの?




 。。。こんなみこ達だけに冷たい煩くて詰まんない世界なんて、みこは絶対許さないもう要らない

 みことお姉ちゃんの邪魔しかしないクソ害虫ども怪人さん達なんか、皆まとめてブチ殺す皆々大っ嫌ぃ!!!


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