第31話 罠に嵌るのなんか大っ嫌ぃ!
「キャーーーー!誰か、誰か来てーーーー!!!」
「ヒャハハハハハ♪もう逃がさねぇよお嬢、ブチャラ!!!」
真夜中。
お家に
「あ、ありがとうございました♪あ、あの!もしかして、最近
「。。。だったら、何?」
「わ、私ファンなんです!良かったら握手して下さい♪」
「。。。チッ」
ハ?何言ってるんだろう?コイツ。
私のファンだとか言い出した
「みこちゃん?
そう言えば。。。あの
私はあの時
「
その瞬間、空気が変わったのは肌で分かった。
「。。。え?だから私、あなたのファンで」
「フフ♪ねぇお姉さん?
お姉さんて、バカじゃないの???超ーウケる。ハハハ♪」
「え?ど、どうしたの。。。?急に?」
私が
ソレは、
「ハハハ♪。。。ねぇ、お姉さん。お姉さんて、
「な、何を言ってるのプラムちゃん?私はただの一般」
僅かに感じる魔法の気配、系統的には私の陰キャ魔法やあの
「コラみーちゃん!ダメでしょ?みこちゃん?あかんよ?」
もう面倒になった私は、目の前の怪しい
「チッ」
「へぇ〜、
思った通り
多分私の
本命は、炎の矢を放つまでまったく気配を感じなかったあの
「ねぇ?この娘本当に
「さぁ?ねぇ、
「は?。。。仕掛けて来たのは、ソッチ。。。でしょ?」
「ハァ〜。。。
「ハイハイ。そういうのは、ちょっとは嫌そうな顔してから言いなさい!
ね?プラムちゃん、何したかは知らないけど。私達は、抵抗するなら貴女を殺せ。そういう命令を受けて来てるの。。。だから、大人しく杖を降ろしてくれないかしら?」
命令。。。?
あぁ、そういうこと。つまりは今夜の協会からの電話、あれも私を釣る為の餌だったわけね。どうりで、
「ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?。。。。。。。。。。。。。。
ウル。。。サイ!ウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイウルサイ!!!
ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?ダメだよ?アカンよ?。。。悪い娘」
「!!!。。。どうして?どうしてお姉ちゃん達は、みこを虐めるの。。。?みこ、何にも悪い事してないょ?。。。悪い娘じゃないのに、いい子にしてるのに。。。。。。。なんで?」
いつもそう。私の中のお姉ちゃん達は、私のことをダメな娘、悪い娘って言って叱る。。。
(バシーン!)
「ちょっと
「ウワ!さっき後ろから矢で撃った
だいたいさ〜、あんなビンビンに殺気出しながら泣く娘なんて居るわけない♪
私こんな夜中に面倒くさ、って思ってたけど。ちょっとだけ
「まったく。。。嫌な仕事。。。」
悪いのは、
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