第21話 お節介なんか大っ嫌ぃ!
『冷酷なる女王の足枷・紅(アイシクル・バインド・クリムゾン)』
地面から伸びた無数な紅の
コレは
まぁでも、
コイツらの罪は、弱いこと。まだ死んでいないこと。そして、
私は私の
「フフフ。。。フフフフ♪氷のお花、綺麗。。。フフ♪
ほら、サッちん観てみて?ウフフフフ♪
ねぇ、ねぇってばぁ~、サッちんまだ寝てるの?もぉ〜、こんなとこで寝ちゃダメなんだよ?フフフフ♪」
ずっと前から、そうだった。
私はこの小さい方の眼鏡ッ娘のことが、やけ
だから決めたの、委員長のことは
「
掲げた
「。。。みこちゃん?みこちゃん?
そないなことしたら、したら、したら、アカン、アカン、アカン、アカン、よ?よ?よ?」
「。。。イ、イヤ。ヤメテ。。。私の、中で。。。しゃべらないで。。。」
突然私の頭の中で、強烈なエコーが掛かったみたいな声がした。さらにその声は、
「あれれ?ミコちゃん?フフフフ♪
こんな所で何してるの?ダメだよ?小学生が、こんな時間にお出かけしたら!フフフ♪
あ!でも朱美達もミコちゃんと同じだから、とやかくは言えないね!クフフフ♪先生には、内緒だよ?♡」
違う!。。。みこは
みこはただ、
辞めろ!私にソレ以上
「あ!そうそう、聴いてミコちゃん!
チコちゃんね、サッちんのお家で飼える事になったんだ♪だから二人でチコちゃんをお迎えに来たんだ。。。
けど帰ろうとしたら。。。
怪人の人がたくさん現れて、私達捕まって。。。私達はデザートだからって、小屋の中に閉じ込められてたの。。。
それでね。。。お外から、女の人達の悲鳴が沢山聴こえて来て。。。怖くて怖くて怖くて怖くて、アハハ、アハハ、アハハハハハ♪
戻って来た怪人の人が、サッちんに酷いことしようとしたの!でもそしたら、チコちゃんがね!チコちゃんが、大きくなって私達を助けてくれたんだよ?♪
バリバリ、ムシャムシャって怪人の人をみ〜んな食べちゃったの♪ついでに助けに来てくれた、
でもね、気絶しちゃったサッちんが未だ起きてくれないんだ。。。サッちんのお家、あんなに大きくなってもチコちゃんの事飼ってくれるのかな?
。。。ねぇ、ミコちゃんはどう思う?
(煩い、煩い、煩い!お願いだから、もう
ところで、ミコちゃん。
ミコちゃんは、どうしてそんな
「私を!
私は目眩と
「みーちゃん!そんなことしたら、ダメだぞ?♪」
嘘。。。お姉、ちゃん。。。?
でもダメだった。。。
「お姉ちゃん、そんなことしようとする悪い娘は嫌いになっちゃうぞ?」
違う!違うの!みこは、命は。。。悪くないの!
。。。。。。私の所為なんかじゃ、無い。。。
委員長に言われ無くても、私は最初から気付いていた。ただ認めたくなかっただけ。。。コレは、全部。。。全部私の。。。。。。
「
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