第20話 皆殺しなんか大っ嫌ぃ!
「チッ!」
「先輩にキスされたからって、あまり調子に乗らないで欲しいっスね!先輩のお気に入りは、アンタだけじゃないんスよ!」
あの小さな
私は
本当だったら今頃、この
なのにコイツは、まだ息をしている。
私の斬撃をたった一度止めただけで、さも自分が優位に立ったかの如くドヤって、私の目の前に
調子に乗るな。。。ですって?
お前なんか、お姉さんのおっぱいだって吸ったことないくせに!!!!!!
二度三度、撃ち合う中で確信した。
コイツも、私が殺した魔獣の
「ロリッ娘。。。アンタがもっと早く来ていれば、アンタが!もっと早く本気を出してくれていれば!先輩は。。。先輩は!!!」
「。。。」
もしかしたらコレは、私とお姉さんのキスに嫉妬してるだけなのかもしれない。。。
私、
「ロリッ娘!先輩の手前、アンタの行動には目を瞑って来たっスけど。もう限界っス!スミレがアンタに引導を渡してやるっス!その非道なる蛮行も此処までっス!!!」
「。。。」
「フフ♪どうしたっスか?鬼の様に斬り込んで来た割には、大したことないっスね?
もう終わりっ、ガハッ!。。。あ、グ。。。」
この程度の相手、魔法を使うまでもない。。。
私はもう一度だけ斬り結び、
男の子レベルとまではいかないまでも、身体強化状態の蹴りをまともに喰らえば、女の子だって動けなくなる以上のダメージは簡単に入る。だって、
それが魔法のスカートとただの
ていうか、戦いながら障壁も張って無いなんて論外。。。雑魚と言うか、単なる
「私がもっと早く来ていれば?
フン。自分達が速く死んでいれば、の間違いじゃない、の?
私と、お姉さんの、強さ、なんて、たいして、変わん、ない!
アンタ達が、居な、ければ、お姉さんは、あんな、ことに、なるわけ、ないんだから、全部、足手纏った、アンタ達、
「ゲェェェェェ。。。ガハッ、ゲホ、ゲホ。。。ヤベテ。。。ヤベテょ。。。」
私はお股を押さえて悶える、紫色の
それから何回も、何回も、お腹も、背中も、お尻も、足も、泣きながら小さく丸まって必死に止めてとお願いされても止めなかった。
流石にゲロまみれになった時は、
ダメだ。。。全然足りない。。。
しばらくして、紫色は全然動きも呻きもしなくなったけど、私のイライラは晴れることはなかった。。。
むしろ逆に、イライラする。
どうしてだか、
そうだ。。。先にアッチのから殺そう!
「「「キャーーーーーー!」」」
私が障壁を一太刀で切り裂くと、中の
フフフ♪逃がすわけないでしょ。。。?
だって
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